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【K-1】アクシデント勃発!王者カリミアン欠場で愛鷹のタイトル戦中止、ジョーダン・ピケオーが体調不良

2019/11/23 17:11
2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』の前日計量&記者会見が、23日(土)都内にて13:00より行われた。  第12試合のK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ3分3R・延長1Rで対戦する、挑戦者・愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は気合いの赤ふんどしで計量に臨み90.0kgで計量をパス。しかし、王者シナ・カリミアン(イラン/WSRフェアテックス)は計量に姿を現さなかった。  その後の会見で、中村拓己K-1プロデューサーより、カリミアンの負傷欠場によりタイトルマッチが中止となったことが告げられた。 「シナはずっと日本に滞在して練習を続けていましたが、11月上旬に母親が急病のため一時帰国。イランで練習を続けていましたが11月19日の練習中に左の肋骨を負傷しました。11月22日に日本へ戻りましたが、その後、左の肋骨の痛みがあったため医者に行って診断したところ、左肋軟骨骨折と判明。12週間の加療が必要との診断が出ました。22日の昼にシナ側から怪我の状況報告があり、その時にはシナ側から本人が試合をやりたいとの意思があると聞いたのでドクターとシナに判断を委ねました。そして昨日の夜、シナ側から改めて連絡があり、怪我の痛みが増して試合ができる状況ではないとのことでドクターストップとなりました。今朝、それを愛鷹選手に伝えたところ、愛鷹選手は試合をやりたいということで愛鷹選手の試合を組む方向で現在対戦相手を探している状況です。ですので愛鷹選手は試合をやる方向で調整しています」  会見には愛鷹も出席し、「今日の朝、連絡をいただいて怪我をしているとのことでタイトルマッチが出来ないと聞きました。自分の20代のうちにチャンピオンになりたいとの夢はなかなか叶うものじゃないなと思いました。でも応援してくれる人がいるので、明日は試合をやります。応援よろしくお願いします」と、タイトルマッチはなくなっても試合をやりたいと訴えた。  K-1サイドでは対戦相手を調整中で、目途は立っているという。契約が完了次第、発表される見込みだ。  また、第15試合のスーパーファイトK-1ウェルター級3分3R・延長1Rで対戦する、ジョーダン・ピケオー(Mike's Gym/第4代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王者)は67.1kg、近藤魁成(大成会館)は67.5kgでそれぞれ計量をパスしたが、ピケオーが計量後に体調不良を訴えてその後の会見を欠席。  計量では笑顔を振りまいていたピケオーだけに、急遽の体調不良の知らせに場内からどよめきが起こったが、計量後に体調不良を訴え、大事を取って会見を欠席したという。関係者によれば減量の影響による一時的なものではないか、とのこと。  1人で会見に出席した近藤は「僕は調子がいいので、相手の体調が悪いと聞いても何とも思っていない。ベストに仕上げてくるのがプロの仕事なので関係ないです。やっとピケオーと戦えることでワクワクしていて、明日のために僕は一日中ピケオーのことを考えてできることは全てやってきたつもり。明日は覚悟を決めて絶対に勝ちに行きます」と、ピケオーの体調不良を意に介さず。 「僕の試合は勝っても負けてもKOなので、明日は18歳の力を見せて1~3Rのどこになるかは分かりませんが絶対にKOしたいです。また、兄が今日誕生日なので明日勝って最高の誕生日プレゼントを渡したいと思います」と、必勝を誓った。
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