キックボクシング
インタビュー

【GOAT】世界王座防衛戦の寺田匠「武尊さんに『この先、匠がいたら大丈夫だな』と思わせたい」vs.挑戦者リード「地元では“ドミネーター”と呼ばれている」

2026/05/24 23:05

リード「寺田は俺のムエタイテクニックを十分に堪能することになる」


──リード選手のこれまでの経歴を教えてください。

「子供の頃からYouTubeでブアカーオやラモン・デッカーの試合映像をよく見ていて、自分も格闘技をやってみようと思った。アマチュアではたくさんタイトルを獲っていて自分でもよく覚えていない(笑)。プロになってからはISKAのムエタイルールの世界タイトルを獲得して、今もそのベルトを持っている」

――リード選手はファイターとして自分のどこが強みだと思っていますか?

「パンチも蹴りも得意だし、ステップワークにも自信があるから、自分ではあらゆる攻撃が武器だと思っている。あと自分は名前がドミニクで、試合をコントロール=支配して勝つファイトスタイルだから、地元では“ドミネーター”(支配者)と呼ばれている」

──先ほどはブアカーオやデッカーの名前が出ましたが、好きな選手や憧れの選手はいますか?

「好きなファイターはたくさんいるけど、特に好きなのはUFCファイターのイスラエル・アデサニヤかな。彼が負けた時はもの凄く悲しい気持ちになったよ」

──対戦相手の寺田選手にはどんな印象を持っていますか?

「凄く強いパンチを持っていてボクシングが強い。とにかくパワフルでアグレッシブな選手で、危険な相手だと思う。あとはローやカーフキックが強いから、そこには警戒しないといけない。ただそこをクリアすれば(勝つことは)簡単な気がしている」

──寺田選手は攻撃力が強い選手ですが、そこは問題ないですか?

「試合中のシチェーションによるけど、そこも大丈夫じゃないかな。俺の方がスピードもあるし、恐れることは何もない。問題なく戦えると思う」

──寺田選手は前回の試合でワンキャッチ・ワンアタックルールに苦しめられていますが、リード選手はキャッチや首相撲は得意ですか?

「もちろん。自分はムエタイルールで戦ってきたからね。寺田は俺のムエタイテクニックを十分に堪能することになるんじゃないかな」

──寺田選手は「相手はいい選手だけど、負けるわけにはいかない」とコメントしています。それについてどう思いますか?

「いい選手だと褒めてくれてありがとう!かな(笑)。寺田と試合ができることを楽しみにしているし、俺は寺田に勝つことだけにフォーカスしている」

──今回は異なるルールのISKA世界王者対決となりますが、そこは意識していますか?

「とてもエキサイティングでクールだね。とにかくこの試合を楽しみにしているよ。俺が勝てばISKAで2つのルールで世界チャンピオンなるわけだし、これ以上に嬉しいことはないね」

──寺田選手は武尊さんと同門であり、後輩です。リード選手は武尊さんのことをどう思っていますか?

「武尊のことは昔からよく見ているし、確かに寺田は武尊と戦い方がよく似ているよね。武尊も当日は試合を見ていると思うから、武尊の前で自分のベストを尽くしたい」

──リード選手の格闘家としての夢や目標はなんですか?

「現役生活は限りあるものだし、選手生命もそこまで長くないと思うので、自分にできることにベストを尽くしたいと思っている」

――ちなみにリード選手は個性的な髪型をしていますが、こだわりがあるのですか?

「自分はずっと丸坊主で試合をしていたんだけど、どこかのジムで髪の毛を編んで後ろに束ねている選手を見つけたんだ。その時に『あの髪型はカッコイイな!』と思って、真似するようになった(笑)」

──日本のファンに対してどんな試合を見せたいですか?

「とても緊迫した試合にはなるだろうし、ハイペースでドンドン試合が進んでいくと思う。日本のファンの前で寺田と戦えることを心から楽しみにしているよ。きっと寺田はもの凄く練習していると思うけど、俺もそれに負けないぐらい練習しているから、お互いベストを尽くしていい試合を見せたいね」

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