KORAKUEN JUNBLEKORAKUEN JUNBLE
修斗修斗
キックボクシング
レポート

【ビッグバン】野村太一が止まらない攻撃で3度目の防衛に成功、髙岩拓がダウン量産で竹内将生にTKO勝ち、柊真が井上海山を破り決勝へ、伊藤琉之助が塚田翔との超攻め合いの激闘を制す、惺也が山際和希を圧倒して胴廻し回転蹴りで衝撃のTKO勝ち、琢磨vs.哲志は痛み分けドロー、渡邉陸が豪快バックブローKO!

2026/07/26 17:07
ビッグバン・統一への道 其の572026年7月26日(日)東京・後楽園ホール ▼第13試合 Bigbangウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R〇野村太一(K.Bスポーツジム/王者)判定3-0 ※30-28×3×竹内皇貴(チームドラゴン/挑戦者)※野村が3度目の防衛に成功。 野村は24年9月にFUMIYAを右フック一撃の12秒KO勝利を収め、第7代Bigbangウェルター級王者に。同年12月に政斗、25年3月に平山迅、6月に森本現暉、11月に乾秀人、26年4月は狂狼を次々と破り、現在、連勝街道爆進中だ。戦績は13勝(3KO)4敗。 竹内は、空手をバックボーンに持ち、K-1甲子園で結果を残すと13年10月にプロデビュー。RISEやDEEP☆KICKを主戦場に、22年2月にはRIZINで北川裕紀から勝利したこともある。得意技はヒザ蹴りで、絶対に下がらない不屈の闘志から“レイジングドラゴン”と呼ばれている。今年5月にビッグバンへ初参戦し、パンチャーの“KONG”光生とドロー。戦績は16勝(6KO)13敗1分。 この試合は、野村のパンチと竹内のヒザ蹴りの激突が見どころのひとつ。勢いのある絶対王者・野村に対して、竹内が不退王の意地を見せて王座を奪取できるのか注目が集まる。  1R、サウスポーの野村は左ミドル、左ロー、右フックを打ってからの左ストレート。竹内は左前蹴りを多用して野村が入ってこようとするところに合わせる。そして左ミドル。  2R、2人ともギアを上げてテンポの速い蹴り合いとなる。野村は左ミドル、左インロー、竹内は前蹴りと右ミドル。次第に野村が左インローで前へ出るようになり、左右フックとワンツーで竹内にロープを背負わせる。竹内はヒザ蹴りで応戦。  3R、さらにギアを上げた野村がパンチで攻めていく。左右フック、左右ボディ、さらにアッパー。竹内は前蹴りと左ミドルで応戦するが、前に出てパンチのコンビネーションを決める野村の攻撃が止まらない。竹内も反撃するが野村の回転と前進が大きく上回る。  判定3-0で野村が3度目の王座防衛に成功した。  野村はマイクを持つと「この時間まで応援していただいてありがとうございました。ニュースタイルで挑んだんですけど全然ダメでした。もっと練習してサウスポーもできるようになって、右のハイキックでもKO出来るようになって最多防衛狙っているのでよろしくお願いします」と、これからも防衛記録を伸ばしていくと語った。 [nextpage] ▼第12試合 60kg契約 3分3R×竹内将生(エイワスポーツジム)TKO 3R 1分00秒〇髙岩 拓(TRY HARD GYM) 竹内は、元Bigbangフェザー級王者であり、BOMフェザー級王者、第4代MA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者、J-NETWORKバンタム級王者、WPMF日本バンタム級王者など数々のタイトルを獲得してきた31歳のベテラン。戦績は29勝(7KO)19敗2分。 髙岩は、Bigbang3月大会では山本直樹から圧倒的な内容でKO勝利をあげた。そして、前回のBigbang5月大会で大江昇成(team MIYABI)と対戦予定だったが、大江の欠場で『KORAKUEN JAMBULL』への出場を決めたTRY HARD GYMの22歳の新鋭だ。戦績は5勝(4KO)2敗。  1R、竹内は左右にスイッチしながらジャブと左ミドル、時折左右フックを打つ。髙岩は前へ出ての右ストレート。ラウンド終了間際、竹内は右オーバーハンドに右を合わされてダウンを奪われた。  2R、髙岩はジャブ、左三日月蹴り、左ハイ、バックキック、バックハンドブロー、ヒザ蹴りと多彩な技を繰り出して竹内を翻弄。左三日月からのワンツーでダウンを奪い、ラウンド終了間際にもワンツーからの左フックでダウンを追加した。  3R、バックキックで竹内を吹っ飛ばす髙岩。速いワンツーで竹内を吹っ飛ばし、ダウンを奪った髙岩は、その後も強打で襲い掛かり、右ストレートで竹内が倒れたところでレフェリーがストップ。髙岩の圧勝となった。  髙岩はマイクを持つと「体重差があって断ってもおかしくないような対戦を受けてくれた竹内選手、ありがとうございました。おかげで今回も試合に向けて練習や減量を頑張って強くなってリングに立つことが出来ました。いつもありがとうございます。9月にビッグバン代表として後楽園ジャンブルに出ることが決まっています。せっかく代表に選んでいただいたので、ビッグバン代表に恥じないような試合を見せますので応援よろしくお願いします」と語った。 [nextpage] ▼第11試合 第3代Bigbangバンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R×井上海山(POWER OF DREAM)判定0-2 ※29-29、30-29、29-28〇柊真(ホライズンキックボクシングジム)※柊真が決勝へ進出。 井上は2021年11月からKrushに参戦し、2025年7月に藤田和希に勝利して3連勝していたが、2026年3月に東虎之介に負傷判定で敗れた。通算戦績は7勝(3KO)2敗。柊真は4勝(3KO)3敗。  1R、柊真は前蹴りを巧みに使いながら、井上が入って来るところに左フックを合わせに行く。スピードに優る柊真は右ストレートも井上は出入りしながらカーフとパンチを狙うが柊真のスピードに追いついていない様子。  2R、井上は前に出てパンチを狙っていくが、柊真はスピードで連打を繰り出してペースを握らせない。ならばと井上はバックハンドブロー。ローの蹴り合いからパンチの打ち合いになっても柊真のスピードが目立つ。  3R、強引に入り込んでの左ミドル、ワンツーで攻め込む井上。柊真は3連打を打ち返すが、井上に追われる形となり、井上の右が多くヒットする。  判定は2-0で柊真が井上を破った。  決勝へ進出した両者がリングへ上がり、伊藤が「僕はビッグバンのチャンピオンになるためにやっていて、次にRISEのチャンピオンになってたくさん人を笑顔にするのが目標です。そのためには次の試合は落とせない」と言えば、柊真は「前回3月に伊藤選手と対戦した塚田選手に負けて、その試合次第ではビッグバンのタイトル戦線でチャンスもらえると思っていて、負けたからどうしようかなと思っていたんですが今回のオファーをもらえてしっかり勝つことができて、3年前RISEで負けてる伊藤君に勝って王者になりたいと思います」とリベンジすると語った。 [nextpage] ▼第10試合 第3代Bigbangバンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R×塚田 翔(TEAM EDEN)延長R 10-9、9-10×2〇伊藤琉之助(EX ARES)※伊藤が決勝戦へ進出。本戦の判定は28-29、29-29×2。 塚田は4勝(3KO)1敗、伊藤は6勝4敗。  1R、伊藤は左右ボディとヒザ蹴り、左ミドルとボディ責め。それに対して塚田は右カーフを狙い撃ち。前に出る塚田が追い詰めていくが、伊藤もよく手が出る。  2R、伊藤はジャブと左ミドル、塚田は右カーフを蹴るが、伊藤はサウスポーになる。前に出て圧をかける塚田に伊藤は右ストレート、塚田はカウンターを合わせに行く。塚田が右ストレートで伊藤をのけ反らせたが、手数は伊藤の方が多く出た。  3R、伊藤はジャブを突きまくり、右ストレート。前に出る塚田は右ボディストレート、左ボディ。塚田が圧をかける展開だが、攻撃を多く出して当てているのは伊藤の方。塚田は一発の強い攻撃で伊藤をのけ反らせる。  本戦の判定はジャッジ1名が伊藤を支持したがドロー。延長戦へ。  延長戦も激しいせめぎ合いとなった。伊藤はジャブ、右ストレート、左ボディとコンビネーションを回転させ、スイッチも混ぜて塚田の攻撃をかわして打つ。塚田は強い右ミドルを蹴り、左右フックと右ストレート。前に出る塚田、迎え撃つ伊藤。両者とも攻撃を出し合い、激闘は終了。  判定2-1で伊藤が決勝へ進出した。 [nextpage] ▼第9試合 67.5kg契約 3分3R×山際和希(谷山ジム)TKO 3R 0分47秒 ※胴廻し回転蹴り〇惺也(=セイヤ/OISHI GYM) 山際は15年にBigbangウェルター級王座を獲得し、20年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで優勝した。今年3月に“KONG”光生、5月には哲志から判定勝ちを収め、ベテラン健在を証明したばかりだ。戦績は44勝(14KO)25敗6分。 一方の惺也は、中京の名門OISHI GYMの期待の新鋭で戦績は7勝(5KO)3敗。フルコンタクト空手をバックボーンに持ち、第7・9・10・11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会優勝の実績を持つ。23年11月にRISEでプロデビューし、左フックで衝撃KO勝ちすると6戦目の負傷判定で初黒星を喫するまで5連続KO勝ちを収めた。最近2試合は連敗となっているが、ベテランを相手に復活勝利を飾れるか。  1R、惺也は右ローと右カーフ、山際が右ミドルを蹴ると軸足に蹴りを返す。山際は右フックとワンキャッチのヒザ。  2R、山際はワンキャッチのヒザ。惺也は山際に右ミドルを蹴らせないためか、一気に入り込んでの左ボディを狙い打ち。山際をコーナーへ追い込んだ惺也は左右ボディの連打でダウンを奪う。さらに追い込む惺也は左右ボディから左フックでダウンを追加。  3Rも一気に距離を詰めてショートの左ボディを直撃させていく惺也。山際もプッシュしての右ミドルで応戦したが、惺也は左ボディを打っての近距離から縦回転の胴廻し回転蹴り。この大技が一発で決まり、山際は立てず。レフェリーがストップして惺也のTKO勝ちとなった。  惺也はマイクを持つと「今日もジムの会長と駿介くんの作戦通りの試合が出来てダウンも取れてベテランの選手に勝ててよかったです。これからも上を目指してベルトまで最短で突っ走っていきます」とアピールした。 [nextpage] ▼第8試合 65kg契約 3分3R△琢磨(OFA)ドロー 判定1-1 ※29-28、29-30、29-29△哲志(K-1ジム五反田チームキングス) 琢磨はWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者など3冠を獲得。23年9月には加藤港を下し、Bigbangスーパーライト級王者となった。25年3月に奥平将太にKO負けを喫し怪我(眼窩底骨折)の治療のためBigbangスーパーライト級王座を返上。昨年11月に同王座挑戦者決定戦で弘輝に判定負けを喫し、巻き返しを狙う。戦績は26勝(8KO)23敗1分。 対する哲志は、Bigbangウェルター級の中でも1、2を争う実力を持つ。今年5月は山際にダメージを与えて追い込むも、あと一歩のところで押し切られてしまい敗北。今回は前王者の琢磨を破り、タイトル戦線に絡んでいけるか注目が集まる。戦績は7勝(4KO)5敗。  1R、琢磨はワンツーで前に出て行って右ロー、哲志は右カーフを蹴る。  2R、右カーフを蹴って前に出ていく哲志に、琢磨はリングを大きく使って回り込み右ローを蹴る。両者とも足にダメージがある中、哲志が左フックの連打を繰り出し、これに琢磨が防戦一方に。さらに終了直前、哲志の前蹴りをボディにもらいうずくまる寸前に。  3Rも琢磨はリングを大きく使って回り込み、右ストレートを上手く当てて右ロー。哲志は前へ出て右フック、右カーフ。距離をとろうとする琢磨、距離を詰めようとする哲志。  判定は三者三様のドローとなった。 [nextpage] ▼第7試合 スーパーフェザー級 3分3R△貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)ドロー 判定1-1 ※29-30、30-29、29-29△田勢ジャイル(TOP LEAD GYM)  1Rから貴哉は右カーフを狙い撃ち。田勢は左右ボディ、ワンツーの強打を狙い、打点の高いヒザを突き上げる。  2Rは貴哉がパンチで攻めていく。右ストレート、左フックで前へ出ていくと今度は田勢が右カーフを蹴って来る。さらに田勢はジャブ、ワンツーの強打からヒザも突き上げる。前へ出て打ちに行く貴哉。  3R、貴哉がパンチから右カーフで攻勢に出たが、田勢の右カーフで転倒。前に出る貴哉は打ち合いに持って行き、田勢もこれに応戦。両者とも危険なパンチの距離で打ち合う。カーフの蹴り合いも。ガムシャラに手数を出す貴哉に、田勢はパンチを当てていった。  判定は三者三様でドローとなった。 [nextpage] ▼第6試合 フライ級 3分3R〇空龍(ホライズンキックボクシングジム)判定2-0 ※29-29、30-29×2×落合靖将(モテるジム)  1R、ローの蹴り合いから好戦的な落合は打ち合いに行く。空龍も応戦して両者のパンチが交錯。その後も落合は前へ出て左右フック、空龍はローで応戦する。  2R、空龍は落合が踏み込んでくるところへ右カーフを狙い撃ち。さらに左インローも。落合は蹴られながらもパンチを打つ。左ミドルを蹴ってからパンチを当てに行く落合だが、空龍のカーフが目立った。  3R、落合は勝負をかけて打ち合いに行き、空龍も応じる。前に出る落合が左右フックで仕掛けていき、空龍は右カーフ。終盤、空龍は蹴りを混ぜた連打で打ち合っていき、手数で落合を優る。  判定2-0で空龍の勝利となった。 [nextpage] ▼第5試合 フェザー級 3分3R×高田 優(湘南格闘クラブ)TKO 1R 1分25秒 ※右バックハンドブロー〇渡邉 陸(POWER OF DREAM)  1R、スピードのある右カーフからのワンツー、近付くとヒザ蹴りと渡邊が流れるような攻撃。右前蹴りをかわされると、そのまま回転してのバックハンドブロー。これが見事に決まり、渡邊のTKO勝ちとなった。 「僕もベルトまで這い上がりたいのでひとつずつ勝ってベルトまで行きます」 [nextpage] ▼第4試合 スーパーライト級 3分3R×関龍之亮(team MIYABI)判定3-0※29-28×2、30-28〇光弥(POWER OF DREAM)  1R、左右フックをフルスイングする光弥に関はワンツーと左ボディで応戦。両者ともかなり強い攻撃を打ち合い、迫力のある展開に。  2R、カーフの蹴り合い、ミドルの蹴り合い、さらにボディの打ち合いが続く中、左右フックやアッパーを当てていくのは光弥。関も右ストレート。  3Rも前に出る光弥だがこのラウンドは空振りが目立つ。逆に下がる関は右ストレート、左ボディを当てる。最後は関が“打ってこい”とカモンゼスチャー、両者が打ち合って試合終了。  判定3-0で光弥が打ち合いを制した。 [nextpage] ▼第3試合 フライ級 3分3R×瑛輝(谷山ジム)判定0-3 ※27-29、27-30×2〇松延聖希(フリー)  1R、瑛輝は右ミドル主体、松延は飛び込みのワンツーと左フック。両者ローブローとバッティングが多いラウンドに。  2R、互いに右ストレートから左フックを返したところで、ヒットしたのは松延の左フック。瑛輝はダウンする。その後も飛び込みの右フック、右ストレートを当てていく松延。瑛輝はクリンチでこのラウンドを凌ぐ。  3R、瑛輝は右ミドル、右ハイで逆転を狙うが、松延の飛び込みの右がヒットする。瑛輝が投げでイエローカード、さらにローブロー。両者バッティングと荒れ模様となった。  判定3-0でダウンを奪った松延の勝利となった。 [nextpage] ▼第2試合 60kg契約 3分3R×夏気(VRK GYM)判定0-3 ※26-30×2、27-30〇相島珀斗(team OJ)  1R、左右ローをインとアウトに蹴っていく相島。夏気はパンチを放って入っていくが、相島はかわして右ストレート。  2Rも左右ローを蹴っていく相島はハイキック、前蹴りも。左ミドルが快音を発して決まり、動きが止まった夏気に攻撃をまとめるが、夏気は左右ボディで反撃。  3Rも蹴り主体で攻める相島。右フック、右ストレートにつなぐ。左ミドルから右ボディストレートでコーナーへ下がった夏気に相島はヒザ蹴り、ダウンを奪う。最後は左右フックとアッパーで反撃に出た夏気だが、判定3-0で相島が勝利した。 [nextpage] ▼第1試合 53kg契約 3分3R〇小寺雄太(谷山ジム)判定2-0 ※28-27×2、28-28×ARUTO(GRABキックスタジオ)  両者激しい打ち合いを展開し、ダウンの応酬。第1試合から盛り上がる。判定2-0で小寺が勝利した。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.345
2026年7月23日発売
9.10『超RIZIN.5』でRIZIN&PFLダブル王座戦のシェイドゥラエフ&AJ・マッキー独占インタビュー。榊原CEO、野村駿太、クレベルも。K-1 朝久泰央×大久保琉唯×木村萌那
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント