撮影/安村発
RISE 198
2026年5月16日(土)東京・後楽園ホール
※ABEMAにてLIVE配信
▼メインイベント(第10試合)SuperFight! -62.5kg契約 3分3R 延長1R
〇中村 寛(BK GYM/RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg トーナメント王者)
KO 2R 1分04秒 ※左ヒザ蹴り
×ガイパー・ウォーサンプラパイ(タイ/Petchyindee Academy/前ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級暫定王者)

中村は野性味あふれるファイトスタイルから、“人獣”とも称される。日本拳法仕込みのサウスポーから放たれる破壊力抜群のパンチを武器に、2021年7月には大雅からダウンを奪って判定勝ち。11月にはYA-MANに判定負けを喫したが、大激闘を演じて強烈なインパクトを残す。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではレオナ・ペタスから番狂わせの勝利を収めた。

2023年4月に直樹を破りRISEライト級王座を奪取。2024年3月のK-1との対抗戦で与座優貴に負傷判定で敗れたが、6月にタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラをKOして再起。「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」では1回戦でチャンヒョン・リー、準決勝で笠原友希、決勝でエン・ペンジェーを破り優勝を果たした。2026年3月、RWSからの刺客ペットエジアを左フックで初回KO。戦績は21勝(15KO)6敗1無効試合。

当初、ガイパーはRISEスーパーフェザー級王者・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)との対戦が決まっていたが、常陸が目の怪我で欠場。中村が3月大会に続いての緊急参戦を決めた。

ガイパーは10代の頃より軽量級トップファイターとして活躍し、2017年にはCPトーナメント優勝、「True4U」スーパーバンタム級王座を獲得と一気に名を馳せた。フェザー級トップファイターの一人としてペッティンディー興行のメインを担い、2023年4月に来日して『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』で福田海斗に勝利してIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界フェザー級王者となった。

常に前に出て勝負を挑む“激闘派”として知られ、2022年12月のRWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)でのチアップカート戦はファンの間では年間最高試合級の超激闘として語り継がれている。2025年9月にラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級暫定王者となったが、2026年1月の王座統一戦で正規王者チャラームに敗れている。

1R、開始から前に出ていくガイパーはジャブから左フック、サウスポーの中村は軽くステップを踏んで左へ回り込む。それを追っていくガイパーが右ミドル。中村もワンツー。中村は左ロー、ガイパーはヒザを突き刺す。すかさず中村が左フック、そして右インロー。ガイパーも右ミドル。

強い左ローを蹴る中村。ガイパーも前へ出て右ストレートと右ミドル。中村は右フックから左アッパー。左アッパーからの左ストレートがヒットすると中村が一気にラッシュを仕掛け、ブレイクの後にまたも左ストレートをヒット。すかさず左ハイ。中村はガイパーのパンチをわざと受ける余裕を見せ、右アッパーから左ハイ。中村がラッシュでラウンドを制した。


2Rも前に出るガイパー。中村は右アッパーから左ボディ、強打を叩き込む。ガイパーはワンキャッチからのヒザを多用。中村は右アッパー、左三日月。ガイパーが組んできたところで中村が左ヒザをレバーに突き刺す。この一発でガイパーがダウン。ガイパーは息が出来ない様子で、そのまま中村のKO勝ちとなった。

中村はマイクを持つと「RISEの興行は助けられましたか、これで。代打にしては盛り上げすぎたかもしれないですけど(笑)。常陸選手は真剣に調整した結果での不祥事なので、しっかり治して今全力で向き合ってくれたガイパー選手との対決をもう一度組まれると思うので、その時は俺のファンも常陸選手のファンもvs.RWSに全力で応援お願いします」と話す。

そして「ひとつ言うけれど、3週間以内でラジャの暫定王者、ルールがどうあれパンチとキックでこういう形で倒したら文句ないでしょう。次1~2カ月で仕上げてリングに戻って来るので、もっと強いヤツを用意してください」とアピールした。




