未定となっていた皇治の対戦相手は平本というサプライズ
2026年5月10日(日)兵庫・GLION ARENA KOBE『RIZIN.53』の追加対戦カードが、4月21日(火)都内にて行われた記者会見で発表された。
出場が発表されていた皇治(TEAM ONE)の対戦相手は、平本蓮(剛毅會)に決定。ボクシング形式のRIZINスタンディングバウト3分3R(判定無し)で対戦する。体重は無差別、両者10オンスのグローブを使用。これまでメイウェザーなどがやってきたのと同じ、真剣勝負で戦うが非公式戦のエキシビション扱いとなる。

平本は4月18日に行われた記者会見で、9月10日(木)大阪・京セラドーム大阪にて開催される『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』への出場が発表されたばかり。その会見での質疑応答で前回の試合から1年9カ月経っていることから、大阪の前に試合を挟むつもりはあるかと聞かれると「1試合挟んでもありだなとは思ってますね。肩の状態もだいぶいいんで、挟むのもありかなと思うんで。そこはまた榊原さんと決めていきたいなと思いますけれど、この試合に集中しようかなって。この試合を第一優先にしたいと思います」と答えていた。

共にK-1で戦ってきた者同士。皇治はこれまで非公式戦のボクシングエキシビション(スタンディングバウト)を6度行い、1勝1敗4分。その中にはプロボクサーのジャハン・イングラム、ヒロキングも含まれ、体重差のある五味隆典、ジジ、ブアカーオ、シナ・カリミアンとの対戦もあった。
一方、平本はK-1甲子園2014 -65kg優勝、K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメント準優勝の実績と、ゴンナパーとゲーオをKOした戦績が光る。立ち技の試合は2019年12月の芦田崇宏戦以来となった。
会見で平本は「ちょうど5月2日かな。井上尚弥と中谷潤人のボクシングの大きい試合ありますけれど、あれよりも面白い試合をしようかなと思います」とコメント。

これまでSNSで舌戦を繰り広げてきた両者が、互いが得意としているボクシングでついに決着をつけることになった。MMAで平本はフェザー級(-66.0kg)、皇治はバンタム級(-61.0kg)で戦っており、皇治はまたしても階級的ハンディを負っての戦いとなる。
平本が“KOされない男”をKOするのか、皇治が立ち技での経験差を活かして平本を翻弄するのか。
〇平本蓮(剛毅會)

平本は、K-1でゴンナパー・ウィラサクレックにKO勝ちするなど活躍後、2020年大晦日にRIZINデビュー。萩原京平、鈴木千裕に敗れるも、2022年7月に鈴木博昭にスプリット判定で勝利し、同年11月に弥益ドミネーター聡志に70kg契約で判定勝利し、MMA2連勝をマークした。2023年4月、MMAキャリア5戦目にしてキャリア29戦の斎藤に挑み善戦するも判定2-1で敗れた。大晦日にはYA-MANと対戦し、判定勝利を収めている。2024年7月、朝倉未来を1R2分18秒でTKO。2025年5月に朝倉との再戦が決まっていたが、「外傷性肩関節不安定症」で負傷欠場していた。MMA戦績は4勝3敗。キックボクシング戦績は11勝(6KO)4敗。
〇皇治(TEAM ONE)

皇治はK-1で活躍後、RIZINに移籍して2020年9月に那須川天心に判定負け。2021年大晦日のYA-MANに判定負け後、2022年3月に梅野源治に判定勝ち。2022年5月にはHEATでダウサコンにスプリット判定勝ち。2022年9月と11月にはボクシングルールのエキシビションを行い、約1年ぶりとなった2023年4月のキックルールでは芦澤竜誠に判定2-1で敗れた。試合後には引退を宣言したが、MMAファイターとして復帰。大晦日に三浦孝太を2RでTKOし、白星デビューを飾った。2024年7月、芦澤竜誠に判定負け。同年10月にブアカーオ、2025年5月にはシナ・カリミアンとボクシングエキシビションで対戦している。MMA戦績は1勝1敗。キックボクシング戦績は31勝(10KO)18敗2分1NC。



