K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1 KRUSH】玖村将史が苦戦も初防衛に成功、和島大海と海斗が圧勝で復活勝利

2019/11/17 03:11
「K-1 KRUSH FIGHT.108」2019年11月16日(土)大阪・サンエイワーク住吉スポーツセンター第1体育館 ▼メインイベント(第9試合)K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R・延長1R〇玖村将史(王者/K-1ジム五反田チームキングス)判定2-0 ※29-28、29-29、29-28×林 勇汰(挑戦者/FLYSKY GYM)※玖村が初防衛に成功。  玖村にとって今回は2019年2月に獲得したタイトルの初防衛戦であると同時に、K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント決勝で武居由樹に2RKO負けを喫して以来の再起戦にもなる。戦績は13勝(7KO)3敗。  林は林三兄弟の三男で戦績は5勝(1KO)5敗1分1無効試合。金子晃大がタイトルマッチを辞退し、その金子に敗れた林が挑戦者に選ばれるというチャンスを迎えた。  1R、前に出る玖村はスピードのある左ミドル・三日月蹴りを連発し、ジャブで距離を取る。林はボディストレートからコンビネーションにつなぐ。玖村も負けじとボディブロー。玖村は右フックが相打ちになるとすかさず飛びヒザ蹴りを発射する。  2R、林の左ボディに玖村が左フックを合わせてスリップダウンを奪うが、これはノーカウント。林はどんどん前へ出てパンチを打つが、玖村はカウンターを合わせに来る。前蹴りとジャブで距離をとる玖村にどんどん距離を詰める林。玖村がカウンターを奪うと林は不敵な笑みを浮かべる。  3Rも前に出るのは林。カウンターを奪いに行くのは玖村。リングを大きく使って右へ回り込む玖村を追い詰めていく。頭を振りながら左フックや左ボディを打つ林。玖村は手数が少ない。手を出し続ける林が玖村をコーナーへ追い詰めて左右ボディと左フック。玖村もカウンターを返すが、手数がかなり違う。  クリーンヒットの玖村か、手数の林か。判定は2-0で玖村が初防衛に成功したが、勝った玖村も納得のいかない表情。マイクを持った玖村は「試合内容が全然納得いかなくて、つまらない試合をしてしまったと思いますが、これが今の自分の実力なので仕方ないと思います。でも、ここで終わるのではなく来年K-1チャンピオンと戦えるようになって、また大阪へ戻ってきます」と、悔しい表情を浮かべてさらに強くなることを地元に誓った。 ▼セミファイナル(第8試合)K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R〇和島大海(月心会チーム侍)判定3-0 ※30-26×3×藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)  勝利した9試合が全てKO勝ちの和島は階級の壁を超えた対戦として注目された3月の『K'FESTA.2』で木村“フィリップ”ミノル戦で自身初となるKO負けを味わった。8カ月の充電期間を経て、地元・大阪で藤村を相手に再起のリングに上がる。戦績は9勝(9KO)3敗。  大阪に乗り込む立場の藤村はKREST移籍初戦となった7月KRUSH後楽園大会での日中対抗戦で勝利するなど、大きくトレーニング環境が変わって心身共に充実している。戦績は11勝(5KO)4敗1分。  1R、サウスポーの和島が左ハイ2発から左ロー2発で先制。藤村もローを蹴り返す。和島は左ミドルからの左ストレートも放ち、先手先手で攻めていく。  2R、藤村が近づいてくると和島は左ヒザを突き上げ、左ミドルと左ストレートで突き放す。和島は左ハイで藤村をグラつかせ、動きが止まった藤村に左ミドル。前に出る藤村にまたもヒザを突き刺し、ハイキックとミドルで攻め立てる和島。  3R、藤村は思い切り距離を詰めて勝負に出るが、和島の左ストレートからの連打でスタンディングダウンを喫する。和島は左ストレートを連打して前進。ハイキックも混ぜて倒しに行くが、藤村も反撃。KOはできなかったが、大差の判定圧勝で和島が再起戦を飾った。  マイクを持つと「判定なんですけれど地元で試合を組んでもらえて嬉しいんですが、連敗してしまい、このリングに戻ってくることが出来ました。戻って来たからには世界を目指してまた頑張ります」と新たなスタートを切った。 [nextpage] ▼第7試合 K-1 KRUSH FIGHTウェルター級 3分3R・延長1R〇海斗(ポゴナ・クラブジム)KO 1R 48秒 ※3ノックダウン×大泉 翔(昇龍會)  海斗は6勝(4KO)2敗の戦績を持ち、2018年4月から3連勝していたが今年1月に加藤虎於奈との再戦で返り討ちにあった。  大泉は元プロボクシング西日本新人王で、今年8月のK-1で木村“フィリップ”ミノルと対戦してKO負け。初勝利を目指して「海斗」と書かれたタンクトップを引き裂くパフォーマンスで入場。  1Rが始まってすぐ、海斗が打ち合いに行って右ストレートからの左フックダウンを奪う。右ストレートでバランスを崩した大泉の顔面へのヒザで2度目のダウン。最後は左ハイキックでの秒殺KO勝ちとなった。  海斗はマイクを持つと「みなさんどうでしたか、これが海斗です。会長、練習したとおりにできなくてすいません。次からは有名なやつを当ててくれますよね? また僕の試合を見に来てください。まいど」と、有名選手との対戦をアピールした。 ▼スペシャルエキシビションマッチ 2分2R―安保瑠輝也(team ALL-WIN/第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)勝敗なし―野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)  スーパー・ライト級の第2代王者・野杁と第4代王者・安保がエキシビションマッチで拳を交える。両者とも12月28日(土)愛知ドルフィンズ・アリーナで開催されるK-1名古屋大会に出場し、野杁はハッサン・トイ(トルコ)、安保はゲーオ・ウィラサクレック(タイ)と対戦。  1R、両者とも蹴りを中心とした動き。前半は安保がアグレッシブな攻撃を繰り出し、後半は野杁がタイミングのいい攻撃で安保を下がらせた。  2R、野杁がジリジリと追い詰めてパンチを連打すると安保も返す。近距離で多彩なショートパンチを繰り出す野杁。安保のガードの隙間を縫ってパンチをヒットさせる。負けじと安保も強い蹴りを繰り出してエキシビションは終了した。  野杁は「試合とはまた違った緊張感があって、瑠輝也は絶対に本気で来ると思っていましたし、考えたら試合では緊張しないんですが緊張してしまいました。楽しかったですか? 瑠輝也は小さい頃から知っていて一緒に練習もして、ここまで活躍する選手になるとは思わなくて。ヒョロヒョロでしたし、弱かったし。でも僕の後にベルトを巻いてくれて嬉しかったです。12月に名古屋で僕は海外の選手、瑠輝也はゲーオとダイレクトリマッチするのでぜひ見に来てください」とあいさつ。  安保は「強い。化け物です。高校生の時に出稽古させてもらっていて、自分の格闘技史上一番ボコボコにされたのが野杁君でした。歩けなくなるくらいボコボコにされて。やっぱり強いです。僕はダイレクトリマッチでゲーオと再戦します。求められているのはKO勝利だと思います、絶対KOで倒して2019年を占めくくって、野杁選手もKOすると思うのでよろしくお願いします」と2人でのKO勝ちを誓った。 [nextpage] ▼第6試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級 3分3R・延長1R〇椿原龍矢(月心会チーム侍)判定3-0 ※30-29、30-28、30-29×黒田勇斗(隆拳塾)  黒田は3勝6敗1分の21歳。椿原は前回K-1大阪大会で蒼士に敗れて7勝(2KO)3敗1分となった20歳。  1R、ジャブを出す黒田に椿原はノーモーションの左ストレート。椿原はパンチで入ったり、ローで入ったりと変化をつけた出入り。  2R、軽快なステップを踏んで黒田の攻撃はかわし、多彩な技を繰り出す。強烈な飛び込み右ストレートがヒットすると、椿原は手数を増やして攻め込んでいく。左ボディ、右フックがヒット。カウンターをパンチだけでなくヒザでもとる椿原がこのラウンドを明らかに取った。  3R、椿原は右フックをヒットさせながらヒザ蹴りにつなぐ。ステップも止めず、黒田の攻撃をかわしてのカウンター、自分からは飛び込んでの攻撃と椿原が最後まで自分のペースで戦い、判定3-0で連敗を阻止した。 ▼第5試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級 3分3R・延長1R×蒼士(昇龍會)延長R 判定 ※10-9、9-10、9-10〇吉岡ビギン(team ALL-WIN)※本戦の判定は29-30、30-30、29-29。  吉岡はK-1 JAPAN GROUPに初参戦の19歳。空手とジュニアキック出身で、戦績は7勝1敗2分。蒼士も19歳で戦績は8勝(3KO)1敗1分。  1R、蒼士はジャブを多用してワンツー、左右ミドルを蹴る。吉岡は左フックを狙い、前蹴りをいいタイミングで蹴る。終盤、吉岡は鋭い左ボディから左フックのダブルをヒットさせた。  2R、吉岡は1Rに続いて蒼士が左ボディを打つとすぐ左フックを返す。蒼士が右ハイを軽くヒットさせると、吉岡もすぐハイを返す。力強い攻撃を繰り出す吉岡に蒼士はスピードで対抗。  3R、蒼士が右フックからの左ヒザを突き刺す。蒼士は右ロー(カーフキック)を多用し始め、パンチやヒザ蹴りにつなぐ。まともにカーフキックをもらう吉岡は足が止まり気味。その場に止まってのカウンターを狙う。ヒザを突き刺す蒼士だが、吉岡はバックハンドブローを返す。  本戦はジャッジ1名が吉岡を指示したがドロー。延長戦、ヒザを突き刺す蒼士に吉岡は左右フック。蒼士の出鼻をフックで捉える吉岡に蒼士は左ボディ。カーフキックを蹴られる吉岡はその場に立っての右ストレートを叩き込む。  判定2-1で好試合を制したのは吉岡。蒼士はK-1 JAPAN GROUPの試合で初黒星を喫した。 [nextpage] ▼第4試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)判定 ※29-30×3〇SEIYA(MAD MAX GYM)  4連勝と絶好調のSEIYAと、3連敗の東本が対戦する。  1R、SEIYAはサウスポーの東本の前足を狙っての右インロー、そして右ミドル。左へしっかり回り込み自分の有利なポジションを作る。  2R、蹴りで距離を支配するSEIYAに東本は手数が少ない。左ミドルを単発で蹴るが、SEIYAは身体を左右にひねってのフェイントから右ストレートで飛び込む。残り10秒でSEIYAがパンチをまとめ打ち。  3R、東本は1回転しての左ハイキックというトリッキーな動きを見せる。SEIYAの右インローには左ミドルで応戦。残り40秒でSEIYAがラッシュを繰り出し、東本も前へ出て打ち合いに出るが、SEIYAは下がりながらもしっかりと右ミドルを何度も当てていく。  SEIYAが判定勝ちして5連勝をマーク、東本は4連敗と明暗くっきり分かれる結果となった。 ▼第3試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級 3分3R・延長1R〇近藤拳成(大成会館)KO 2R 33秒 ※左フック×高下由暉(team Ares)  1R、パンチで圧力を強めていく近藤が高下をコーナーやロープ際に追い詰めていく。連打を決める近藤だが、高下は右ストレート、左フックを狙い打ちしてくる。終盤、近藤が左フックをクリーンヒット。  2R開始早々、高下をコーナーへ詰めた近藤がワンツーと左右ボディの連打。高下が左フックを打ち返すが、その左フックに近藤が左フックのカウンターを叩き込み、高下はマットに後頭部を打ち付ける強烈なダウン。即座にストップがかかり、近藤が豪快なKO勝ちを飾った。  近藤はマイクを持つと「8月に負けてこの試合でも負けてしまったら終わりだと思っていたので勝ててよかったです。皆さんご存じだと思いますが、弟の魁成が世界最強のピケオーと戦います。今日僕にいただいた声援を今度は魁成にください。魁成は必ず勝ちます」と、次週のK-1でジョーダン・ピケオーと戦う弟の応援を呼び掛けた。 ▼第2試合 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R×此尾昂希(Fighting Kairos)TKO ※ドクターストップ〇松本涼雅(team ALL-WIN)  1R、両者とも長いリーチからのワンツーとローを放っていく中、スネブロックした際に切れたか此尾の右スネが大きく裂けて流血。ドクターチェックでストップがかかり、松本の勝利となった。 ▼第1試合 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R・延長1R×山本真一郎(teamYAMATO)KO 2R 1分27秒 ※右ハイキック〇鈴輝勇太(team ALL-WIN)  1R、山本が右ミドル、右ヒザ、右ストレートと右の攻撃で主導権を握ったかに思えたが、鈴木は右ローを執拗に蹴っていき、1R終了間際に右フックでダウンを奪う。2は鈴木が左フックからの右ローで攻め、ボディへの左ヒザでダウンを奪い、最後は右ハイキックで豪快KO勝ちを飾った。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.330
2024年1月23日発売
2024年最初の大勝負に臨む武尊と吉成名高が特別対談!『ゴン格アワード2023』ではUFC王者オマリーをはじめ、鈴木千裕、平良達郎、朝倉海、堀口恭司も登場。
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント