第1子妊娠、そして出産のため王座返上を発表した伊澤(C)RIZIN FF
2026年4月12日(日)マリンメッセ福岡A館にて開催された『RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA』にて、RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(JAPAN TOP TEAM)が第1子妊娠のため王座を返上することが発表された。
会場での挨拶を経て、プレスルームにてインタビューに答えた伊澤は「今はもう毎日毎日、自分の中で赤ちゃんが育っているのを、検診とかも始まっているのですくすく育っているのを嬉しく楽しく毎日過ごしています」と幸せいっぱいのコメント。

妊娠したことが分かった時の心境を聞かれると「生活の中で妊娠しているのかなって感じではなく、体外受精みたいな感じで計画して妊娠したので、身体に入れた時から2週間分かるまで期間があって。その間は凄いドキドキで出来てるかな出来てないかなって不安の中で、『出来ていますよ』と言われたので、『やった!』みたいな感じなんですけれど。そこからがいろいろな壁みたいなのがあって、安心できないよって言われて。お医者さんにまだここからこういうのがあるからって言われて、喜びもあるのにずっと不安もある感じでしたね」と説明。

王座を返上することになった経緯については「もちろんRIZINさんと2~3回話させてもらって、ベルトをどうするかって話も何回かさせてもらいました。持っていてもいいよって話にもなったりしたんですけれど、ここで1回返上して。逆に返上することで女子格闘技がもっと盛り上がるなって自分でも思ったので。SNSを見てても次は誰がチャンピオンになるんだって話になってくるので、自分がチャンピオンでいてその相手を待つよりも、1回返上して誰がチャンピオンになるかってところで盛り上げた方が女子格闘技全体が盛り上がると思いました。本当は持っていたかったんですけれど。だから凄い悔しいんですけれど、女子格闘技を盛り上げたいっていうのが自分の中の一番強い気持ちなので。悔しいけれど今は我慢。ただ、戻ってきたら即行取り返そうと思っています」とした。
復帰する時期は「子供が生まれるのが9月末なので、そこから自分の身体と相談してから戻ってきたいと思います」という。

第3代王者は現時点で誰がふさわしいかとの質問には「それこそ、今日やったクジティナ選手(初代王者・浜崎朱加に腕十字で一本勝ち)もいると思うんですけれど、まだ今日の試合だけではそんなに強いなと思ったわけではないので。正直、一番有力なのはパク・シウ選手だなって自分の中では今思っているので。ここからRIZINがどう仕掛けていくのか分からないですけれど、ワンマッチでタイトルマッチやるのか、大晦日へ向けてトーナメントをやるのか。RIZINがどう盛り上げてくれるのかを楽しみにしています」と、元DEEP JEWELSストロー級王者で伊澤と過去2度対戦しているパク・シウ(韓国)の名をあげた。
パク・シウはRENA、浅倉カンナ、浜崎朱加から勝利を収めているが、大島沙緒里と1勝1敗、万智とも1勝1敗のため、伊澤の言う通りクジティナを加えたトーナメントで新王者を争うのが最も盛り上がるかもしれない。8選手による王座決定トーナメントもありえそう。
休養期間は「もちろん指導は休まず年中無休でやっていこうかなと思います。今もチャレンジ生、今動いているのが竹林エルと新しく入った山内梨緒が一緒に練習しているんですけれど、特にエルなんかはもう一歩でRIZIN行けるんじゃないかぐらいなレベルなので、パク・シウ選手だったりと言ったけれど、大晦日までに育て上げて愛留が獲ったら一番カッコいいんじゃないかなとは思ってますね。ま、プレッシャーになっちゃうんでね、あまり言うのは良くないんですけれど。もう年中無でビシバシしごいていこうかなと思います」と、指導に専念するようだ。
母親になると母性が出て、優しさが滲み出てくることもあるかと思うが、伊澤星花チャレンジの子たちに関してはそこはあまり出さないのか、との質問には「いや、元々自分は母性がしっかり溢れ出てるので。優しさの中で厳しさを出してるんで、変わらずやっていこうと思います」と笑った。



