MMA
インタビュー

【RIZIN】シェイドゥラエフとの再戦に敗れた久保優太「今回はダメージが全くない」「2Rに入ってから迎撃開始ってプランだった」「ダメージを負いながら弾丸を減らしていく作戦だった」

2026/04/12 22:04
 2026年4月12日(日)マリンメッセ福岡A館にて開催された『RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA』のメインイベントで、RIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に挑んだ久保優太(クボジム/BRAVE)だが、1R4分13秒、TKOで敗れた。  以下、久保が試合後に語ったインタビューの全文。 動けなくされちゃったのが敗因 ――試合を終えた率直な感想は? 「やりたいことをやれずにというか、2Rいってからが自分の勝負だと思っていたので。1Rで仕留められちゃいましたね」 ――遂行できたプランと出来なかったプランは? 「タックルと右強振のシェイドゥラエフの2拓を外すってところ。それを途中まで遂行できていたので。前回は1分でテイクダウンされてしまったんですけれど、今回は試合を序盤は作れてこのまま行くぞって時に、ヒザの部分だったりでセコンドから距離が近くなりすぎだっていうところで。距離が近かったのと、そこの場面のところで当てられていたインカーフを先にもっと蹴って出足をやるべきだったですね。たらればですけれど」 ――前回の対戦と変わったところは? 「前回はボコボコにされましたけれど、今回は不完全燃焼というか。ダメージが全くないというか。固められちゃって。ケージを背で登って立つところを、後ろに手を回されて引っこ抜かれたやつをやられたのと、後ろを向くと右足を内側に入れられてバックチョークの体勢を狙われたので動けなかったというか。足のキープ力が強くて。あと残り1分ってなってたので、パウンド耐えようかなってところで、そこで動きと展開を作れなかったというか。そこが敗因でしたね」 ――今後の展望は? 「シェイドゥラエフとの戦いに懸けていたので、次っていうのが僕の中でまったくイメージできないので。もっと完膚なきまでにやられていたら諦めも付いたのになって思います。だから不完全燃焼で。そこも含めて自分の技術不足と言うか。だからこそ悔しいですね」 ――予告していた秘策は? 「カウンターのものと、タックルと右ストレートを捌くポジションですね。だからシェイドゥラエフも迂闊に入ってこれなかった部分はあったんですけれど。あとは2Rに入ってから迎撃開始ってプランだったので悔しいですね」 ――レフェリーに止めないでほしかった? 「足で胴を固められちゃったのでなかなか動けないっていうか。僕も動かないと止めるってアレだったのでバックヒジ出すしかないなって。かと言って手を引っこ抜かれるし、胴固めるし。ポジションとしては八方塞がりというか。だけど僕は打たれ強いので、パウンドが弱まってきたところだったから。よし、あと30秒は耐えようかなってくらい心は折れないってところですね。前回のように完膚なきまでにボコボコにされていたら僕も諦め付いたのになって。悔しいです」 ――パウンドは強烈だった? 「強烈なのは分かっていたので。全然意識は。パウンドが目に入ったくらいなので。だから普通に歩いて帰りましたけど。前回は肩車されなかったら帰れなかったのでね。即行病院だったし。今回はポジションのキープと言うか、動けなくされちゃったのが敗因かな。そこが上手さであり、強さだったかなって」 ――3回目はありそう? 「負けてまたというのはアレですけれど、全然3回目できるのであればやりたいです。そのために階段上っていくしかないのかなっていう。格闘家なのでこの日に懸けていたというか。だからまたすぐ階段上りたいですとか、またすぐやりたいですっていうやりたい気持ちはあるんですけど、今日に懸ける思いが強すぎたっていうか。この1・2カ月はシェイドゥラエフを乗り越えるために過ごしてきた日々だったので、そこが叶わなかったっていうのが悔しいですね」 ――ケージだったことで、リングよりもサークリングができて、左の蹴り上下に入ったと思います。相手の入りにはヒザも当たったかと思うんですけど、最後動けなくなった原因は? ヒザを被弾しながらもテイクダウンされて足を深くかけられたということでしたけど、それ以外にもリストコントロールなど、ケージで自分が動けなくなった要因はいくつかありますか? 「そうですね。やっぱりケージ際の攻防ですよね。足をまとめられないようにしながら立つっていうところで、やっぱりシェイドゥラエフの方が一枚も二枚も上手で、そこで僕の立つところで先にその手を引っこ抜かれてとか、そういう細かい部分で僕より上回られたのかなっていう」 [nextpage] 逃げるルートを潰されてた ――2Rに入っていけば、もっと自分の動きが出せる、状態になれるっていうプランがあった? 「そうですね。前回2Rに突入した時にシェイドゥラエフも落ちてたんですけど、僕はそれ以上に瀕死だったんで。そこに勝機を見いだしたっていうか。肉を切らせて骨を断つじゃないですけど、50発フルでパウンド打てる無尽蔵のヤツはいないじゃないですか。だからそこに勝機を見出したっていうか、それしか逆に勝つルートはないっていうんですかね。正攻法でやってもヤツには勝てないじゃないですか。だから、そういう風に削って削って、自分もダメージを負いながら弾丸を減らしていくっていうしか勝つ方法はないのかなって思って。そういう作戦でした」 ――前回と比べてシェイドゥラエフが絶対的なポジション的な意識とか、手堅くなって攻めてると感じられることはありました? 「どうだろう。でもあのバックつかれて朝倉未来選手もやられてたし、ああいう形に入られたら、もう動けなくなるっていうのは分かってたので。僕もバックあげようか正面向こうか、あの時かなり…あのルートはちょっと難しかったですね」 ――前回の方がいろんな手を使って殴ってるような感じがしたんですけど、今回はここにハメて、これでやるっていうふうな動きにシェイドライフが見えたんです。 「そうですね。だからそこで正面向いたら殴るし、後ろ向いたらバックチョーク来るしっていうので。足をロックされてもう逃げるルートを潰されてたんで。ああなったら僕もやられるなとは分析してましたけど。そうですね。悔しいですね」 ――2分ぐらいのタイミングで、久保選手が金網に押し付けられるぐらいのところで、久保選手のヒザがシェイドゥラエフ選手に入ったかなって思うような場面があったんですけど、その瞬間、感触っていうのはどうですか? 「そこで僕もしっかりと切るっていうか、そこで距離が近くなっちゃって。前回の試合で、ヒザが当たっても組んでくるっていうのは分かってたんで。練習通りそこは行かなかったなっていう。ただどうですかね、そこはシェイドゥラエフの強さじゃないですかね。多少のボディでは怯まないっていうところ」 ――シェイドゥラエフ選手と2試合戦ったのは久保選手だけだと思うんですけど、これからいろんな選手がまたシェイドゥラエフ選手に挑んでいくと思うんですけど、これから挑んでいく選手に対して何かかけたい言葉みたいなものあります? 「いや、他の選手は他の選手だから。自分はシェイドゥラエフを超えることしか、自分が倒すことしか考えてなかったんで。みんなそうかもしれないですけどね。特には」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント