2026年4月29日(水・祝)東京・有明アリーナ『ONE SAMURAI』(U-NEXT配信)の記者会見が、3月30日(月)都内にて行われた。
会見には、ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング暫定世界タイトルマッチ3分5Rで再戦する、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)と武尊(team VASILEUS)が揃って出席。
武尊は「前回の負けは僕の格闘技人生にとっても一番と言っていいほどの屈辱的な負け方だったし、それによって現役中にやり返したい相手が出来て、今回こうしてまたロッタン選手と戦うことが出来て本当に嬉しく思うし、前回の屈辱を必ず晴らして、ONEのベルトを獲ります」と、力強くリベンジ宣言。
『ONE SAMURAI』で実現したことには「日本での試合っていうのは、ONEに行くようになってから海外の試合も多くなったり、日本のファンの皆さんの前で試合できることが少なくなったんですけれど、こうしてONE SAMURAIで日本大会がまた盛り上がることになって、それの一発目なので。ONE Championshipの面白さが日本のみんなに伝わってほしいなっていうのが一番あるんですけれど、今回は僕の引退試合でもあるので、僕は今回の試合は最後自分のためだけに思いっきり戦って、必ずベルトを獲りたいと思っているので、その姿を見てもらえたら嬉しいなと思います」と答えた。
その言葉に対してロッタンは「記者会見では僕は誰でも、何でも言えると思います。ただ、本当の勝負っていうのは4月29日、このリングの中で決着すると思います。そして私は当然勝つつもりでいます、最後に日本のファンの皆さんに言いたいのは、私が勝利しても私を恨まないでください」と不敵なコメント。
自信の裏付けは何か、と聞かれると「私の自信はやはり、かなりハードなトレーニングから来ていると思います。やるべきことは全てやってきましたし、対戦相手の武尊選手のことも入念に調べてきましたから、彼のスタイルはもう知り尽くしていますし、必ず勝ちます」と宣言。
最後の決戦へ向けて相手に伝えたいことは、との問いにロッタンは「これは自分にとってもとても大切な一戦になります。武尊選手に(最後の相手に)選ばれたということで、とても光栄に思っておりますが、一つ心の中で葛藤があります。もし私が勝ってしまえば、武尊選手は永遠に負け試合でキャリアを終える、そして自分を選んだことを後悔するかもしれません。しかしながら、自分も負けることが出来ないという本当に大切な大きな一戦になります。しかし、本当に自分を対戦相手に選んでくれてありがとうございます」と、武尊に感謝の言葉を述べながらも自信が感じられる。
これに武尊は、「本当にもう一度戦えることは凄く嬉しいことだし、もう一度僕の挑戦を受けてくれて凄く感謝していますけれど、この試合後も何があっても死んでも構わないと思っているので。さっき、そういう風に言ってましたけれど、後悔とか何もなく、もう最後倒してリベンジしてベルト巻いて帰ります」と返答した。
ONE参戦当初は、那須川天心と一番いい試合をしたロッタンと戦いたいとの理由からだったが、今はどうなのかと聞かれた武尊は「過去のことだったり、ONEと契約した経緯だったり、ロッタン選手と戦いたい今までの気持ちっていうのはいろいろありましたけれど、今は本当にロッタンっていう今ONEのこの階級で一番強い男を倒したいっていう、その気持ちだけですね」と話す。
最後に武尊は「もうここまで来たからには特に言うことはないですけれど、本当に必ず勝ってONEのベルトを持って、必ず獲って現役最後の試合を締めたいと思っています。必ず勝つので応援よろしくお願いします」とファンへメッセージ。
ロッタンは「私自身、ONE SAMURAI.1で戦えることは本当に誇りに思っています。そして、武尊選手の引退マッチの相手として彼の方から私の方を指名してくれたことも本当に感謝していますし、光栄に思っています。4月29日、このONE SAMURAI.1のイベントで私たちの戦いを守ってほしいと思いますし、このイベントには素晴らしいカードが並んでいますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」と語った。
なお、質疑応答ではネットで話題となっている、ONEとの契約が終了し、今回は特別枠での契約で行われるという話について聞かれたロッタンは「皆さんも存じの通り、私はこの4月29日の戦いに1回契約として臨んでいます。他の組織、団体からのオファーもあるかもしれませんが、現時点で私はこの武尊選手との試合にフォーカスしています。他団体を見ているとか検討しているということは現時点としてはありません。とにかく4月29日、武尊選手との一戦に集中しています」と、先のことはまだ考えていないとしていた。
また、質疑応答ではチャトリCEOに「スーパーレックは長く防衛戦を行っていないがなぜ暫定王座決定戦なのか、通常は1位と2位が暫定王座を争うものだと思うがランキングがない状態で2人を指名した理由は何か」との質問が飛び、チャトリCEOは次のように答えている。
「数週間前にスーパーレック選手とは直接話をさせていただきました。そしてスーパーレック選手は、2つのカテゴリの2階級のチャンピオンになりたいという想いがあるということも聞いております。フライ級では今体重を合わせられるかというところにも不安がありますし、そして彼はフライ級のキックボクシングでのタイトル防衛というところも視野に置いています。また、バンタム級に階級を上げるという話もありますので、今は今回のロッタン選手と武尊選手による暫定王座決定戦ということになりました。
ランキングに関してなんですけれども、四半期に一回アップデートされているんですけれども、実は直近でONE Championshipと新たに契約をした選手がいまして、そういったところも含めてのアップデートが今後される予定になっております。また、ONE Championshipでは今後メディアの方々からも参加ができるような、広く参加型の投票でもってランキングが決められるようなシステムもこれから始まりますので、そういったところも含めて、もうしばらくお待ちいただければと思います」