(C)Lemino修斗/Takazawa Keisuke/GONG KAKUTOGI
2026年3月30日(月)、東京・後楽園ホールにて『Lemino修斗 vol.4』(Lemino配信)が開催された。前日の『プロ修斗公式戦 2026 Vol.2』に続く、修斗2連戦。
なお、『Lemino修斗.3』から連なる「バンタム級サバイバートーナメントリバイバル2026 1stラウンド」で、今回の第6試合に予定されていた「バンタム級サバイバートーナメント1回戦」中島陸vs.エリー・ワイズがワイズの体重超過に伴う「各ラウンド減点1」に了承せず、「試合中止」となっている(※試合中止の経緯)
▼ウェルター級 5分3R
×木下憂朔(キルクリフFC)元PANCARSEウェルター級1位 6勝4敗 77.5kg
[2R 4分13秒 TKO] ※パウンド
〇ヴィクター・ヴァレンズエラ(チリ)13勝4敗 76.9kg
*プロモーターの意向により試験的にワンポンドオーバーを採用。
木下は、2020年にMMAデビューし、DEEP、PANCRASE、RIZINで5勝1敗。国内唯一の黒星は住村竜市朗(現修斗世界ウェルター級王者)を圧倒しながらもケージ掴みによる反則負けだった。その後、2022年8月の『Contender Series 2022』ウェルター級で、ジョゼ・エンヒッキに3R、左ストレートでTKO勝ち。日本人初のDWCSからのUFC契約選手となった。
UFCデビュー戦となった23年2月のアダム・フューギット戦は、左ローに左ストレートを浴びて1R TKO負け。同年8月のUFC2戦目で元Bellatorのビリー・ゴフと対戦し、1R、右ボディでTKO負けで2連敗。
2024年2月の『UFC 298』で7勝無敗のダニー・バーロウと対戦予定だったが怪我で欠場。同年8月に同じDWCS出身のジョニー・パーソンズと対戦予定だったが、パーソンズの怪我で試合キャンセルに。2試合連続のキャンセルの不運もあり、UFCリリースとなっていた。MM6勝3敗、25歳。
米国フロリダのキルクリフFCを拠点に活動している木下は、2年半ぶりの試合に向け、 2月18日の『Lemino修斗.3』内でのビデオメッセージで「UFCをリリースされて“何しとったんや”と思う方がほとんどやと思うんですけど、練習だけはしていたんで、しっかりとお見せします。楽しみにしていてください」と意気込みを示している。
対するヴァレンズエラは、MMA12勝(6KO・TKO/2SUB)4敗。23年5月の『Combate Global』で安西信昌に2R TKO勝ち、その後LFAでカーフキックでTKO勝ちすると、25年6月のFury FCで右ボディ、左フックを効かせての右ヒザで1R TKO勝ち。
6連勝でFury FCウェルター級暫定王座についている。25年10月に『Contender Series 2025』に出場も8戦全勝だったミシェル・オリヴェイラにジャブを当てられ2R、左フックでTKO負け。UFCとの契約は獲得できなかった。32歳。
175cmのオーソドックス構えでキックボクシングでも戦い、左右の蹴り、ヒザ蹴りもパワフルなヴァレンズエラ。前手の左フックの強打、右ストレートの踏み込みも鋭く、ケージレスリングも厭わない危険なストライカーだ。
木下はゴフ戦では圧力をかけられて右ボディを浴びたが、183cmのサウスポー構えからの長い打撃とキルクリフで磨いた組みの融合が、強豪相手に見られるか。
DWCSからUFC入りも跳ね返された木下と、6連勝からDWCS出場もUFC契約がならなかったヴァレンズエラ。ともに再起の一戦は、再び上に上がるために負けられない試合となる。
1R、バレンズエラの右ミドルを掴んでサウスポー構えから左を打ち込む木下。組むバレンズエラを突き放して左ハイ。ガードのバレンズエラは右ハイ。ガードの木下が詰めて右前手を狙う。前蹴りがローブロー。すぐに再開。
左インローから左右を当てる木下に、バレンズエラも右から左。木下の左ローにシングルレッグのバレンズエラ。そこにキムラで回した木下。上の取り合いからスタンドに。
右から左の返しが強いバレンズエラ。左カーフ。詰めて木下は右アッパー! 右ハイのバレンズエラをガードして詰めて前に出るが木下の頭がバッティングに。バレンズエラは鼻横をカット。
木下に「注意」で再開。右から左で出るバレンズエラ。さらに左右を強振。かわした木下はバックヒジ。詰めた木下の右縦ヒジ! さらにヒジに一瞬、木下の動きが鈍る。
2R、木下は左ミドルからそのまま回ってバックフィスト! 被弾しながらもタフなバレンズエラは右回りで右ストレートを届かせる。木下は左ミドルハイをガードの腕に当ててプレス。木下の左ローとバレンズエラの右ローが交錯。
左右で入るバレンズエラに木下も左を打ち返すが、バレンズエラは木下の頭が下がったところに首相撲ヒザ。
それはかわした木下に右オーバーハンドのニータップから潜ってボディロックからテイクダウン狙いも左小手で戻した木下。木下の左とバレンズエラの右が交錯。
バレンズエラは右ボディストレート。木下は左ハイ。ブロックのバレンズエラは右フックをガード上に。ブロッキングの木下は、前のめりに右から左の前進。
それを潜ってバッククリンチのバレンズエラは右足で木下の足元を崩してテイクダウン。足をかけせさせずに立った木下。その正対際にダブルレッグテイクダウンのバレンズエラは立とうとする木下の右足首を掴んで崩す。
左足をかけると同時に木下の右手首を脇下から掴んでリストコントロール。左手でパウンド。
木下の右手首を後ろ手で掴んで縛って左でパウンドするバレンズエラ! 仰向けにも正対できない木下は右手を背中に回されたままうつ伏せに。マウントで右手を掴んだまま鉄槌を連打するバレンズエラ! 動けない木下を見てレフェリーがストップした。






































