試合が実現したことには感謝しつつも、判定に対する不満を口にしたコレスニック
2026年3月7日(土)東京・有明アリーナにて『RIZIN.52』が開催された。
第9試合のRIZINライト級(-71kg)5分3Rで、武田光司(TRIBE TOKYO MMA)に判定3-0で敗れたビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)が試合後インタビューに答えた。
当初、コレスニックはRIZINフェザー級(-66kg)で相本宗輝(ROOM)との対戦が決まっていたが、相本が5日に交通事故(ロードバイクで走っていたところ車と接触事故)に遭い欠場。急遽、武田が出場に名乗りをあげて実現した試合だった。
試合が流れてしまうよりよっぽどマシ
「体調などは問題ない。ただ、負けて本当に悔しい気持ちがある。勝つために十分なダメージは与えていたと思う。1Rと3Rは自分が取ったと思っている。2Rは武田選手の方が取ったかなと思った。結果負けてしまったというのが凄く悔しい。見応えのある試合を見せることができなかった、鮮烈な打撃をお見せすることも出来なかったというところで悔しいんだ。自分が負けてしまったというのも事実なので、本当に悔しい気持ちでいっぱいだ」
――対戦相手が急遽直前に変更となってしまいましたが、今回対戦した武田選手がどんなファイターだったか感想を教えてください。
「非常にやりにくい相手だった。グラウンドでの打撃の攻防もやりにくかったし、組みでは凄く粘り強くなかなか崩せないところもあって、自分にとってはやりにくい相手だった」
「確かまだあと1試合はあるかなと記憶しているけれども、このような負け方をしてしまって、今後RIZINで契約を続けてもらえるかどうか。そこは不安に思っている。マッチメーカーの柏木さんと今後よく相談させていただきたい。繰り返しになるが、柏木さんには本当に感謝しているんだ。公開計量の2日前に相手が変わるという事態になって、その時に柏木さんが夜遅くまで本当に尽力してくださり、武田選手を見つけてくださって、そして試合が成立した。そこは本当にありがたく思っていて、試合は負けてしまったけれども、試合が流れてしまうケースを考えればよっぽどこちらの方がマシだったと思っているよ」
――1度体重を落としてから少し戻したコレスニック選手と、上から落としてきた武田選手ということで多少の体重の違いと言いますか、そういった部分を試合しながら感じられたでしょうか?
「私は日本に到着した時点で68.4kgまで落としていた。そのため71kgにするために増やすという形になり、武田選手は逆に落としただけということ。おそらく体調に違いはあっただろう。でも、その代わり私は今回の試合に向けてストライカー対策としての練習をしてきたものの、ちゃんとファイトキャンプを経て練習する期間がしっかりとあった。その反面、武田選手に準備期間はなかったわけで、それを考えれば対等というか、こちらが何か損したとかそういうことはないと思っているよ」

――そのように潔ぎよく負けを認められる姿勢はきっと日本のファンからも支持されると思いますので、きっとこれからもファンが増えると思います。
「そう言っていただけるのはありがたいが、実は自分はあまり納得していなくて。自分の方が打撃の数・威力ともに優っていたのではないかと思っている。特に3Rは自分が勝ったと思う。唯一の躓きは、最後の15~20秒ぐらいのところで自分が転んでしまったことだが、あれは相手の打撃によって倒されたわけではなく、勢いで転んでしまったものなので。それを考えても自分の中では納得はいかない。残念ながらつまらない試合だったが、私は勝ったと思った」
――試合中、攻勢になった時も何度かバランスを崩すことがあって、それで手を着いてしまってバックを許したりとかっていうところもあったんですけど、足元が滑りやすいっていうのはありましたか?
「おっしゃる通り。私が打撃を繰り出してる時にかなり滑りやすい状態だった。なぜかは分からないけれど。RIZINのマットは特に滑りやすいと私は感じたことがないし、凄く質のいいものだと思っているが、なぜか今回は攻撃している時に何度か滑るなと感じた」





