美女格闘家と称されることが多いチャン・リー(左)と対戦するは美容室を経営するヤンキーキャラの優
2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の前日計量&記者会見が、7日(木)都内にて13:00より行われた。
今大会では第2試合で元キックボクシングJ-GIRLSアトム級&元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者・山田真子(KINGS)vs MOE(若獅子会館)という注目度の高い女子の試合が組まれているが、プレリミナリーファイト第3試合でも女子が1試合行われる。
女子アトム級2分3Rで対戦するのは、チャン・リー(ROCK ON)と優(北斗会館押上道場)。リーは45.0kg、優は44.9kgで計量をパス。
チャン・リー(本名・永田恵梨子)は2018年9月の『KHAOS.6』でK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦。テキサス・アユミを延長戦の末に下して勝利を収めている。“戦う幼稚園の先生”だったが、今年3月に6年間務めていた幼稚園を辞めて格闘技一本の生活にしたという。今年7月の菅原美優戦は“美女対決”として話題となったが、判定で敗れた。
対する優は中学・高校と陸上部に所属し、インターハイで4位の実績を持つ。30歳を過ぎてからキックボクシングを始め、現在は代官山にある美容室のオーナーでありアイリスト(アイメイクアーティスト)、さらにヤンキーキャラ。以前は本名の福原優で試合をしており、戦績は1勝3敗1分。
2018年12月以来の試合となる優は「久々の登場ですいません。だってジム(K-1 GYM EBISU=一般会員専用ジムとなった)なくなっちゃったじゃん? もういいかな、と思って1回離れて。でもトレーニングはずっとしていたら、『試合にでない?』って声をいただいて。『いや、ちょっとやめてんですけど』っつったら『考えておいて。いつならいい?』『いや、やめたっつってんだけどな』ってことがあり、ちょっとやってみようかなと思ったら2つのジムからおいでと声をかけてもらえたんですよ」と、一度は引退しようと思ったが再びやる気になったという。
「今はHALEO、北斗会館、それとクロスポイント大泉と3つのジムを転々として練習させていただいています。だから練習環境自体は前よりもいいかもしれない。ちゃんと練習できていますね」と、復帰戦にも自信がありそうだ。
ヤンキーキャラだけにボコボコ系かと思いきや、「上手く戦えたらと思っています」との答え。しかし、チャン・リーのビジュアルについて触れると「可愛いよね。可愛いからボコボコにはしないけれど、一発で終わらせればいいよね。ラクじゃん。体力ないから2分でさっさと終わらせたいよ」と1RでのKOを狙うとし、「サクッと終わらせてハイボール飲みたいよ」と豪快に笑った。