初OFGマッチに臨む村田(左)とKNOCK OUTから乗り込む木村
2026年2月14日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2026 act.1』(U-NEXT配信)の第4試合66.0kg契約オープンフィンガーグローブマッチで対戦する、SB日本スーパーライト級2位・村田聖明(シーザージム)と木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)のインタビューが主催者を通じて届いた。
村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2階級制覇を狙い、2018年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、その後は国内強豪との一戦を次々とクリアー。2021年12月にSB日本スーパーライト級王座決定戦に臨んだが、イモト・ボルケーノに敗れて2階級制覇を逃した。2025年6月、2年半ぶりに復帰して現在2連勝中。戦績は30勝(6KO)8敗。
木村は2023年7月にプロデビュー。キックボクシング戦績は4勝(3KO)1敗で、UNLIMITEDルールにも積極的に挑戦して3勝(2KO)1敗。2025年11月、ヴィニシウスのテイクダウンに劣勢だったが右ストレートでダウンさせてのパウンド連打で逆転TKO勝ちを収めた。UNLIMITED経験者ということで、投げや立ち関節技にも対応できるだろう。
村田「今年中にはウェルター級で試合できれば」
「調子はもう全然大丈夫です。試合をこなすごとに調子は上がっていて、復帰初戦の時よりは反応も良くなってきた気がします」
――ご自身としては、本来の調子の何%ぐらいまで戻ってきたと思いますか。
「どうなんでしょうか。自分ではまだまだという感じなんですが、むしろ怪我する前より強くならないといけないなと思っています」
――今回初のオープンフィンガーグローブ(以下OFG)での試合になりますが、以前から興味があったんですか?
「別に興味があったわけではないし、SBに初めてOFGが導入されたときにも、いつかやってみたいという興味あったわけじゃないですけど、いつかやるんだろうなとは思っていて、今回シーザー武志会長から『オープンフィンガーでも大丈夫か?』と聞かれたんので『大丈夫です』と伝えました」
――山田ツインズはOFGでの試合に抵抗があるようなんですが、特に抵抗はなかったと。
「やっぱりグローブが薄いのでもらったらまずいんだろうなとは思うんですけど、別に怖さはなく、その分、自分のも当たると思うので相手に怖さを与えることになると思います」
――練習ではすでにOFGをはめてるんですか?
「もちろんOFGを付けて練習してるんですけど、距離感も違いますし、自分の手が痛くなって血だらけになってしまいます(苦笑)。ミットやサンドバックを打った感触としては、当たった感じはすごくいいですね。これが当たったら倒れるなみたいな感じで打ってるんですけど、実際試合だったら多分倒れないと思うので(苦笑)、油断せずに集中していこうと思っています」
――すでに笠原兄弟はOFGでの試合は経験済みですが、気を付けるポイントを確認したりは?
「特にそういうのはないのですが、OFGを付けて弘希とは軽くスパーやったんですけど、弘希は『パンチが当たったらめちゃくちゃ効くというよりは、フラッシュみたいな感じで効きますよ』と言ってましたね」
――グローブとどっちの方がやりやすそうですか?
「やってみないとわかんないですけど、どっちでもいけるようにしておこうと思いますし、次の試合でいいパフォーマンスができれば交互にやっていこうかなと思います」
――OFGだと掴みやすいですが、投げや立ち関節技のやりやすさはどうでしょう?
「そもそも僕は得意なわけではなく、基礎として投げも絞め技も練習しているのでタイミングがあれば投げてやろうかなと思っています。でも、今回の相手の選手の映像を見たら、体も結構ゴツくて、なんかMMAもかじってやっていたみたいなので、そんな簡単には投げられないのかなと思いました」
――昨年6月の復帰初戦で対戦した恵真選手がMMAの選手だっただけに、今回の試合で活かせそうなこともあります?
「あの時は試合することに必死だったので、相手のことは一切気にしていなく、無事勝てて良かったなと一番思ったので、今回の試合に活かせそうなことは特になさそうです」
――今回対戦する木村亮彦選手の印象としてはどういうものがありますか。
「結構身体がごつくてパンチを振ってくるイメージなので、僕と木村選手のどっちのパンチが先に当たるかという試合になるのかなと。先に当たれば倒せると思うんですけど、もらったら危ないなと思ってます」
――OFGだけにKO率も高くなりますよね。
「OFGで試合をしたことがないので分からないですけど、感覚的にはいいのかなと思います」
――逆に村田選手は38戦してKO負けが2016年6月の賢一 TenCloverGym戦のみで、ダウンシーンを見たことがないですけど、ご自身でも打たれ強い意識はありますか?
「そうですね。僕は打たれ強い方だと思いますし、あんまり効かされたことがないですし。打たれ強いというよりも、直撃をあんまりしない感じがします」
――ちなみにパンチをもらっても村田選手は表情が変わらないじゃないですか。どういったことを考えながら前進してるんですか?
「必死にただやっているだけなので、パンチをもらっても痛いと感じないですし、ただ必死なだけだと思います(笑)」
――顔に出さないようにしようといったことは特に意識はしてないんですね。
「そういうのは特に意識はしてないのですが、シーザージムは昔から刷り込まれているんだと思うんですけど『ボディやローで倒れたら絶対ダメだ』というのが伝統的にものがあるので、そういうところで効かされてもそういうのは表情に出さないようにしてます」
――同門の笠原弘希選手が村田選手と同じスーパーライト級に階級を上げてきましたが、意識してますか?
「弘希が上げてきたので、67.5kgのウェルター級に階級を上げるつもりで、今回は66.0kg契約で試合をして、ちょっとずつ体を作ってウェルター級に行こうと考えています」
――体重を上げて動いた感じはどうですか。
「まだ体ができていないのでまだまだなのですが、今年中にはウェルター級で試合できればと思います。階級を上げた分、通常体重も増えると思うので、減量がきついのは一生変わらないと思います(笑)」
――今、ウェルター級戦線はあまり動いてないですけど、ご自身が上げることによって盛り上げたいですか?
「まだそんなに偉そうなことを言える立場じゃないので、コツコツやってそう言えるようにやりたいですね」
――ウェルター級の王者は奥山鷹大選手でMMAに挑戦中ですが、どんな思いを持っていますか。
「奥山選手には、それはそれで盛り上げてもらったらいいんじゃないかなと思います。僕は自分でやることをまずやって、言える立場になったら絡んでいきたいですね」
――いつぐらいにタイトルを狙いたいと考えてますか。
「時期は考えてないですけど、僕は31と意外と年で(苦笑)、そんな長く現役をやるか分からないので、2、3年でベルトを獲ることに集中していきたいと思っています。ちなみに会長は35ぐらいで引退されていて、もし僕もタイトルを獲ることができたら、その時のモチベーションで、会長と同じぐらいの年齢まで動けたらいいですね」
――会長から二階級制覇しろと言われてるんですか?
「全然言われてないのですが、僕は階級を上げて2度タイトルマッチに挑戦して失敗しちゃって、負けたままで終われないのでどうしてもタイトルを獲りたいと思っています」
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
「今回OFGで倒す試合をしないと盛り上がらないと思うので、しっかり打ち合って盛り上げますので、応援よろしくお願いします」




