キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】堀井海飛が逆転KOで決勝へ進出、無敗の快進撃を続ける辻岡怜恩がTKO勝ち

2026/01/29 20:01
【DEEP☆KICK】堀井海飛が逆転KOで決勝へ進出、無敗の快進撃を続ける辻岡怜恩がTKO勝ち

先にダウンを奪われた堀井がダウンを奪い返してTKO勝ち(C)DEEP☆KICK

DEEP☆KICK ZERO 27
2026年1月25日(日)大阪・176BOX

▼メインイベント DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×聡一郎(道化倶楽部)
TKO 3R 0分22秒 ※レフェリーストップ
〇堀井海飛(空手道柔拳)
※堀井海飛がトーナメント決勝に進出


 まさかの逆転KO劇! DEEP☆KICK-57.5㎏挑戦者決定トーナメント準決勝は先制のダウンを奪われた堀井海飛(空手道柔拳)が2Rになるとダウンを奪い返して形成逆転。続く3Rには聡一郎(道化倶楽部)の意識を完全に飛ばすほどのKOで仕留めた。


 1R、先制のダウンを奪ったのは聡一郎の方だった。日頃、山口兄弟らと手加減なしのフルスパーで磨きをかけた渾身の「右」で先制のダウンを奪う。倒された瞬間、堀井は「信じられない」という表情を浮かべていた。立ち上がって試合を続けた堀井だったが、明らかにダメージは残っている。聡一郎のKO勝利は時間の問題と思われた。案の定、2Rになっても聡一郎はセコンドからの「アゴを引いて」などのアドバイスに耳を傾けながら右のテンカオを合わせるなど、冷静に試合を運んでいた。


 ここから試合は動く。中盤、なんとか試合の流れを変えたい堀井は左ストレートを連打していく。聡一郎は右を変えそうとするが、堀井の気持ちに押される形で左を浴びせられ、右フックでダウンを奪い返される。2Rが終わった時点でのオープンスコアは三者とも18-18と全くのイーブン。それでも、ダウンを奪い返された時点で聡一郎にはダメージが残っていたのだろう。その動きから察するに、明らかに集中力を欠いているように見えた。


 3R、堀井は右をクリーンヒットさせると、聡一郎は下から2本目のロープを枕にする形でダウン。その刹那「やられた」という面持ちだったのが印象的だった。どこかの漫画で見たようなKOシーンではないか。


 鼻から血を垂らしながら勝者の堀井は「ウァ~!」と咆哮し、歓喜に湧くセコンド陣と熱き抱擁を交わした。

 その後、3月8日の挑戦者決定トーナメントで顔を合わせる細濱辰(TEAM HAWK)がリングへ。「すごい試合でしたね。でも、まあ俺の方が強いけど(ニヤリ)。3月8日は潰させてもらいます」と静かなる闘志を燃やした。


 一方、堀井は「キックに来て5年になる。いまはK-1を主戦場にしているけど、キックは難しいと痛感しています」と切り出した。「ですけど、このようないい勝ち方ができてうれしい。僕はまだまだ完成の途中。反省して、次はもっと面白い試合をする。いまの僕はDEEP☆KICKのフェザー級王者になることしか考えていない」と次戦も王座奪取の通過点であることを強調した。

 果たしてどんな激闘になるのか。現王者の戦闘員1号(SHOCKER☆EXARES)もウカウカしてはいられまい。イーィッ。

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