決戦まであと5日と迫ったジャルンスックvs.大﨑(C)RWS
2025年12月27日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS ラジャダムナンスタジアム80周年記念大会 R80』にて、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級世界タイトルマッチに出場するRISE世界スーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)。

王者ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ)は元True 4Uの118ポンド王者でもあり、タイ大手ペッティンディー興行に出場しているサウスポー。2023年12月、RISEに初来日すると大﨑と54kg契約で対戦。1Rは大﨑のボディ攻めににあったが、2Rにはボディへのヒザで対抗し、大﨑のパンチをよく見てパンチ、ヒザ、右ミドルを返して本戦ドロー。延長戦でもヒザでどんどん前に出ていき、大﨑が右ローで迎え撃つ。試合終了のゴングが鳴ると両者笑顔で抱き合った。

判定は2-1で大﨑が僅差の勝利。ジャルンスックが大﨑を苦しめた試合となった。今回はジャルンスック側のルールであるムエタイルールでの再戦となる。

このタイトルマッチは80周年記念大会のセミファイナル(メインイベントは日本でもお馴染みのペットモラコットvs.ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者ダニエル・ロドリゲス)で行われるということで注目度も高い。

大﨑の試合を含む3つのスーパーファイトには、八肢(両手、両足、両ヒジ、両ヒザ)を使った芸術的な技でKOした場合には1,600,000バーツ(約800万円)、芸術性には満たなくてもKOした場合には1,500,000バーツ(約750万円)、判定勝ちには500,000バーツ(約250万円)のボーナスが送られることが決定。
さらには、判定勝ちでもファイティングスピリットを見せつけるアツい試合をした選手には250,000バーツ(約125万円)がプラス支給される。
大﨑は日本人11人目となるラジャダムナン王座、そして破格の“暮れのボーナス”を手にすることが出来るか。



