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2025年12月6日(日本時間7日)米国ネヴァダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される『UFC 323: Dvalishvili vs.Yan 2』(UFC Fight Pass/U-NEXT配信)にて、フライ級5位の平良達郎(日本/THE BLACKBELT JAPAN)が、同級2位のブランドン・モレノ(メキシコ)と対戦する。本誌の個別インタビュー後、ラスベガス入りした平良がメディアインタビューに応じた。
平良の試合後には「UFC世界フライ級選手権試合」として王者アレシャンドレ・ パントージャ(ブラジル)vs.挑戦者ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)も組まれており、平良とモレノの勝者が次期コンテンダーとなりうるランキング戦だ。
平良達郎💪「絶好調」😎 @tatsurotaira
— UFC Japan (@ufc_jp) December 4, 2025
👊 #UFC323
📅12月7日(日)
⏰️プレリム8時|メインカード12時
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次の挑戦者の椅子を決めるに一番相応しい相手

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──今回の会場がUFC APEXではなく、(2万人収容の)T-Mobileであることについて。
「これが自分にとって2回目のTモバイルでの経験です。戻ってこられてとても嬉しいし、ファンの前で戦えることにすごくワクワクしています」
──オクタゴンのサイズが大きくなることについて意識することは?
「前回やった時もそこまで気にならなかったので、大きくなる分にはやりづらさは感じないんじゃないかなと思っています」
──対戦相手が2位のブランドン・モレノとなりましたが、強い相手、上の相手とやりたいという意思があった中で、知名度があり経験値の高い選手になったと思いますがいかがですか。
「前回勝って上位陣とやりたいと思っていて、その時にブランドン・モレノ選手に決まって、一番いい相手、一番次の挑戦者の椅子を決めるに相応しい相手が来たと思っています」
──多くのファンやメディアは、ブランドンのここ2試合がキャリア最高の出来だと言っています。あなたはそう思いますか?
「たくさん経験もしてきているし、大きい試合もこなしてきているので、彼の試合を見てストライキング能力がどんどん進化していると感じています。それに自分がどこまでストライキングでもMMAで勝負できるのか、すごいワクワクしてます」
──あなたのコーチがモレノ選手にポケモンカードを渡したそうですね。
「はい。僕のコーチは子供たちのためにポケモンカードを集めるのが大好きで、モレノにも日本のカードを渡してコーチがすごい喜んでいました」
──フェイスオフであなたがポケモンカードを渡すという話は?
「恥ずかしいから却下しました(笑)」
──次のフライ級挑戦者争いについて。堀口選手も復帰するなか、どういうパフォーマンスを見せたいですか。
「堀口選手は素晴らしいパフォーマンスを見せたと思いますが、僕もこの試合でフィニッシュされたことのないモレノ選手をフィニッシュして、挑戦者として挑みたいと思っています」
──UFC日本大会の実現については?
「UFC日本大会を開催するのは僕の夢のひとつでもありますし、それが実現するように勝ち続けたいと思います。日本人選手がもっと増えて、UFCファイターも増えて、日本大会が毎年できるようになればと思っています」
──王座戦の勝者予想については?
「ファイトウィークを見ても2人(パントージャvs.ヴァン)とも調子が良く、正直わかりません。今のところはフィフティ・フィフティだと思います」
──平良選手と堀口選手の名前が上がって、仮に日本でその対戦があったらいい、という話もありましたけど、他にも日本人選手がいると思います。日本大会を実現させるためにもいろんな日本人選手がどんどん増えてくることが鍵になってくると思いますか。PRIDE時代のような人気がまた日本に来るように。
「PRIDE時代の人気がまた日本に来るように。UFCでもっと日本が盛り上がるように、日本人選手が『ROAD TO UFC』だったりそこから契約してもっともっとUFCファイターが増えて、日本大会も毎年できるようになっていければなって思ってます」



