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【MMA】2026年『第20回アジア競技大会』に正式採用されるMMAの「日本代表候補国内選考会」を実施、申し込みスタート=12月20日~21日選考会

2025/11/30 21:11
【MMA】2026年『第20回アジア競技大会』に正式採用されるMMAの「日本代表候補国内選考会」を実施、申し込みスタート=12月20日~21日選考会

(C)一般社団法人ジャパンAMMA協会事務局

 2026年9月から10月にかけて愛知・名古屋で開催される『第20回アジア競技大会』にて、正式種目として採用されるMMA(総合格闘技)の「日本代表選手」を選出するため選考会が行われる。

 一般社団法人ジャパンAMMA協会(会長:鎌賀秀夫/副会長:坂本一弘)は、「アジア競技大会 日本代表選手」を選出するため、同協会主催で、2025年12月20日(土)~21日(日)に選考会を実施することを発表した。

 アジア内での出場枠を獲得するための「国内選考会」であり、「代表決定」の場ではないものの、大会への出場が日本代表への必須条件となる。

 試合は、アジアオリンピック評議会(OCA)に認可されている「Asian Mixed Martial Arts Association (AMMA) 」の制定したルールに則り、ケージではなくマット上で行われる。

 同ルールはすでに、OCA主催の「第3回 アジア・ユース・ゲームズ」(2025年10月23日~25日、バーレーン)や「SEA GAMES(東南アジア競技大会)」(2025年12月、バンコク)で採用・実施されている。

「第3回 アジア・ユース・ゲームズ」には、プロ修斗でも活躍する高田暖妃(明星学園高等学校)が日本代表として出場し、MMA女子モダン55kg級で、不慣れなユース・ルールの中、決勝に進出し銀メダルを獲得している(※監督・坂本一弘 株式会社サスティン/一般社団法人日本修斗協会)

第20回 アジア競技大会(愛知・名古屋)

コンバットスポーツ/総合格闘技・アジア選考会への出場選手国内選考会について

 2026年9月から開催される、「第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)」において実施される「総合格闘技」競技における、日本代表候補選手選考会を下記の要領で実施いたします。

なお、アジア内での出場枠を獲得しなければならないので、本「国内選考会」は代表決定の場ではありませんが本大会への出場が日本代表への必須条件となります。本要項の内容を熟読の上、出場までのプロセスを確認し、期日までに申込をお願いいたします。

エントリーは、Googleフォームへ必要事項を入力してもらう形になります。下記アドレスにメールをお送りいただいた選手にURLを案内いたします。

◆「第20回アジア競技大会 総合格闘技日本代表候補国内選考会」

大会期日:2025年12月20日(土)~12月21日(日)
会 場:
20日=味の素ナショナルトレーニングセンター/レスリング場
21日=東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

主催:一般社団法人ジャパンAMMA協会
共催:日本格闘競技連盟
後援:公益財団法人日本レスリング協会
主管:大会実行委員会

エントリー関連のおおまかなスケジュール

A) エントリー締め切り→2025年12月14日(日) 23:59電子メール受信分まで受付

B) 9名以上エントリーの場合は書類による事前選考あり。選考結果のメール連絡→12月16日(火)
C) エントリー時に必要な書類→
1 鮮明なパスポート画像
2 ADEL修了書のスクリーンショット
3 血液検査報告書(B型肝炎・C型肝炎) ※2025年に取得したもの
4 眼底検査診断書 ※2025年に取得したもの

大会概要

1. ルール:Asian Mixed Martial Arts Association (AMMA)制定ルールを採用する。
※一部ローカルルールを採用。試合はレスリング用マット上で行う。

2. 予選実施階級:全3カテゴリー
男子モダン -60kg級
男子トラディショナル -65kg級
女子モダン -54kg級

※次の3カテゴリーの選考は行わない
男子モダン -71kg級
男子トラディショナル -77kg級
女子トラディショナル -60kg級

3. 出場選手数:各階級最大8名

「国内選考会」への出場選手は、原則として1階級8名までとします。

4. 出場資格:
2026年時点で18歳以上、34歳以下の男女
プロ及びアマチュアは問わない
申込時に日本国発行の有効なパスポート、指示された報告書と診断書を提示できる者
各種格闘技の競技歴がある者
2026年に実施される予定の「アジア競技大会出場選手最終選考会(仮称)」
(以下・最終選考会)に出場できる者
上記大会に出場できない者は、本「国内選考会」への出場はできない

5. 出場選考基準:
9名以上の申込があった場合、実行委員会の責任において事前に書類選考を行います。
その際には、次の基準で選考委員会における優先順位を制定します。

1 法人格を持つ競技団体が実施したMMAルールにおける日本選手権に相当する大会での上位入賞者

2 上記大会の結果は直近のものを優先する

3 法人格を持つ競技団体が実施したMMAルールにおける国際大会での上位入賞者

4 上記大会の結果は直近のものを優先する

5 プロ選手としての実績(タイトル歴・ランキング・戦績等を総合的に評価)

6 MMAルールを採用したアマチュアワンマッチにおける戦績等

7 その他、格闘競技大会における戦績等

6. 計量:各日、試合前に会場で行います。※決勝に勝ち残った選手は第2日にも計量を行うので注意
──計量は、試合用ウエア着用で、1回のみ行う。
──ただし、計量開始1時間前から計量会場において予備計量を行うことができる。

7. スケジュール:第1日に準決勝まで実施。第2日に決勝戦3試合を行います。

8. 試合形式:3名以下=総当たりリーグ戦 / 4名以上=トーナメント(敗者復活戦は行わない)
予選?準決勝/3分×2ラウンド 決勝/5分×2ラウンド(インターバル1分)

9. ユニフォーム:赤コーナーと青コーナーの2色を準備してください
上衣:赤および青のラッシュガード(明確に赤/青が認識できるもの)/男子=半袖・女子=長袖
下衣:黑のファイトパンツまたは明確に識別できる赤または青のパンツ。※スパッツ(レギンス)着用は不可

10. セコンド:最大で2名(18歳以上)まで。

11. 備考:
なお、一次選考会におけるエントリー数が8人に満たない階級は、二次選考会を行う場合があります。その場合、一次選考会優勝者とプレイオフを行い「最終選考会」への派遣該当選手を決定します。
派遣当該選手がなんらかの事情により「最終選考会」に出場できなくなった場合は、2位の選手を派遣する場合があります。

12. ADEL受講:
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が提供するアスリート向けアンチ・ドーピング学習システムeラーニング 「ADEL」を受講すること。

13. 申込Googleフォーム

14. 大会参加費:7,000円

振込先は、参加申込者に、注意事項と併せて連絡します。

注意事項

・「最終選考会」出場に際しては「日本レスリング協会」への選手登録が必要となります。
・出場選手は「ADEL」講習をオンライン受講し、修了書のスクリーンショットをエントリー時に提出してください。
・大会申込締め切り日からさかのぼって60日以内に、競技および練習中に頭部へのダメージを負った者は出場できないこととします。
・申込フォームにアップした次の書類を、計量時に提出することを必須とします。提出なき場合は失格となります。大会初日からさかのぼって1年以内に取得した血液検査報告書(B型肝炎・C型肝炎)と眼底検査診断書。
・集合時間と計量時間は、申込書に個別にメールで御案内します。

◆日本代表決定までのプロセス

1)「国内選考会」で優勝。またはプレイオフで勝利。

2)「最終選考会」に出場し、アジア大会における日本の出場枠を獲得する。

3)公益財団法人日本レスリング協会の理事会を経て、日本代表候補選手として日本オリンピック委員会へ推薦する。

4)公益財団法人日本オリンピック委員会の理事会にて承認されて派遣が内定する。

5)必要書類提出や手続きをすべて完了した後、代表として正式決定

「国内選考会」で優勝した選手に対して、「最終選考会」として、5月にカザフスタンで開催が予定されている第4回アジア選手権大会への出場権を与える。この「最終選考会」に参戦し「出場枠」を獲得することで「第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)」への「出場権」を得ることができる。

「国内選考会」優勝選手が「最終選考会」への出場が不可能となった場合は、「国内選考会」2位以下の選手が出場することとする。

<繰り上げの可能性>
また、「最終選考会」において「出場枠」を獲得した選手がなんらかの事情によりアジア競技大会に出場できなくなった場合、2位以下の選手を代表候補に繰り上げる場合がある。その際に、再度選考会を行うこともある。

<最終選考会概要について>
「最終選考会」の方式、開催場所、時期が変更になった場合は、当該選手に案内する。

【備考】
選考会等の諸大会への渡航費等は、選手の自費となる予定ですが、変更があった場合は該当選手に御案内します。

アジア競技大会への出場は、愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会が受入れ人枠の最終決定を行うため、「出場権」を獲得した場合でもアジア競技大会に出場できない場合があります。そのため、「出場権」獲得が日本代表決定でないことは、あらかじめご了承ください。

本件に対する問い合わせ先
吉澤 昌(一般社団法人ジャパンAMMA協会事務局) [email protected]
※問い合わせの件名は「AMMA選考会問い合わせ」としてください。本文に必ず、問い合わせ者の氏名と所属を記載してください。

【編集部補足】

Asian Mixed Martial Arts Association (AMMA)制定ルール

※上記は一部抜粋

[試合場]
マット

[試合時間]
(予選)3分×2ラウンド
(決勝)5分×2ラウンド

[スタイル]
モダン=ラッシュガード+ファイトパンツ
トラディショナル=道着着用

オープンフィンガーグローブ、レガース、マウスガードを着用
※ニーパッド、ヘッドガードはなし

[勝敗]
KO
サブミッションによるタップアウト
タオル投入
失格
メディカルタイムアップ
レフェリーストップ
試合時間内に終了しなかった場合はレフェリーの採点による判定

[禁止事項 ※抜粋]
喉への打撃
肘による頭部への打撃
下方向および後方への肘による打撃
頭突き
サミング
スタンド状態での膝関節への打撃
ネッククランク
グランド状態の相手の頭部への打撃
スラム
ヒールフック、ニーバー
(道着の)帯を利用した攻撃
踏みつけ
頭部への膝蹴り(※ただし決勝戦のみ認められる)

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