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【ONE】グレゴリアン、戦い終えて安保瑠輝也に「彼のタフさには本当に尊敬の念を抱く。諦めずにトライし続けた彼に敬意を表したい」2026年4月の日本大会でスーパーボン挑戦が「理想的だ」

2025/11/22 12:11
【ONE】グレゴリアン、戦い終えて安保瑠輝也に「彼のタフさには本当に尊敬の念を抱く。諦めずにトライし続けた彼に敬意を表したい」2026年4月の日本大会でスーパーボン挑戦が「理想的だ」

安保(右)に完勝したグレゴリアンが、安保を高評価(C)ONE Championship

 2025年11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催された『ONE 173: Superbon vs. Noiri』U-NEXT配信)の第11試合、155.4ポンド契約キックボクシング3分3Rで安保瑠輝也(MFL team CLUB es)に判定3-0で勝利したマラット・グレゴリアン(アルメニア)が、ONEの公式HPにて自身の試合を振り返った。


 1R終盤から圧力を強め、以降は完全にペースを支配したグレゴリアンは「彼にプレッシャーをかけ、リズムを崩し、主導権を握り続けるというのがゲームプランだった。そしてまさにそれが実現したんだ」と、戦略を完全に遂行することが出来たとする。

 安保とは試合前に舌戦を繰り広げ、因縁の対決となったが「彼のタフさには、本当に尊敬の念を抱きます。体重は彼の方が重かったが、彼は粘り強さを見せました。日本のアスリートはタフさで知られていますが、彼はそれを証明しました。強烈なパンチを食らいながらも、諦めずにトライし続けました。彼に敬意を表します」と、戦いを終えて安保に敬意を表した。

 完璧な勝利ではあったが「自分のパフォーマンスには満足していますが、常に改善の余地があると感じています。私は完璧主義者なので、今回のような力強いパフォーマンスでも、改善できる点がいくつかあると感じています。私は常にもっと鋭く、特定の瞬間にもっとボリュームを出して、コンビネーションを強化し、チャンスがあればもっと前に出ることが出来る」と、34歳になった今もまだまだ改善することが出来るとの向上心。


 かつてK-1でスーパー・ウェルター級トーナメントを制し、初代王者となったグレゴリアンは日本に特別な想いを抱いているようだ。2026年4月29日(水)に東京・有明アリーナで開催することが決定した次回の日本大会『ONE 175』への参戦も希望する。

「その大会に参加したい。スーパーボンは私が望んでいる試合だ。東京でやれたら完璧だ。ビッグネームも、大きなエネルギーも。いつでも準備はできている。4月29日が理想的だ。日本での試合はいつも特別だ。『ONE 173』でまたあの興奮を味わえた。いつもの記憶通り、本当に興奮したよ」と、日本での試合は特別だとし、野杁正明を破ってONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング世界王座を統一したスーパーボン(タイ)に挑戦したいという。

 また、安保との試合前インタビューで「結婚相手が欲しい」と吐露していたグレゴリアンは「そろそろパートナーを見つける時期かもしれない。でも、今は次の試合に集中している。でも、もしかしたら彼女は日本のどこかにいるかもしれない」と、自分の生涯の伴侶はもしかしたら日本にいるのかも、と期待を膨らませていた。

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