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【ONE FF】吉成士門が圧倒的優勢もアイポークでノーコンテストに、TEAM TEPPENの彪司が速攻勝負で69秒KO勝ち「自分の強さを少しだけ見せることが出来た」、メインではヨードレックペットが2度ダウンを奪いマンマドフに勝利

2025/11/21 22:11

▼第3試合 ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R
×ワン・ユハン(中国/Sheng Li Ren He)
KO 1R 1分09秒 ※ヒザ蹴り
〇彪司(=ひゅうが/TEAM TEPPEN)


 彪司はStand up King of Rookie 2021 -53kg級優勝、JAPAN CUP 2019 -55kg級優勝・大会MVPの実績を持つ。RISEを主戦場とし、数島大陸と引き分け、松本天志からは勝利を収めているが、有井渚海、松下武蔵、良星には敗れている。2025年は『STRIKE NEXUS』に参戦し、「初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント」に出場したが、8月の決勝で堀本祐惺に惜敗した。戦績は8勝(2KO)5敗1分。


 ユハンは2025年2月のONE FFで初参戦、KNOCK OUTの川野龍輝と対戦した。左ミドルを軸とし、強い左ボディを打つ。川野との試合では、1Rはかなりアグレッシブに攻め込んだが、2Rから失速。両者とも疲労が激しい展開となり、判定負けしている。


 TEAM TEPPENは8月8日に水野夢斗、8月15日にGUMP、9月5日に吉田晄成、10月10日に山﨑一央、10月24日に奥村将真がONE FFで勝利を飾っており、彪司も続きたいところだ。


 1R、強い右ローと右カーフを蹴る彪司が前へ出て積極的に右ストレート、左フックを打つ。ユハンも右カーフを返し、左ミドルと左インロー。蹴りが多いユハンに左ボディを叩き込むと、ユハンはロープ際まで下がる。そこへ彪司は右ヒザ蹴り2発の追撃。最後のヒザは倒れかかったユハンの顔面へ決まり、彪司が速攻のKO勝ち。


 彪司は仁王立ちになり、刀でユハンを斬るポーズ。勝利者インタビューでは「このような大舞台で自分の強さを少しだけ見せることが出来たので良かったです。コップンカップ」と答えると35万バーツ(約169万円)のボーナス。


「自分はONEという舞台に自分の力を皆さんに分からせるために来ました。これからもっと強くなるのでチェックしてください」と語った。

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