ジョリーから挑発されても、これまでのように怒ることはなかった芦澤
2025年12月31日（水）さいたまスーパーアリーナ『RIZIN師走の超強者祭り』の追加対戦カード発表会見が、11月20日（木）都内にて行われた。
RIZIN MMAルール バンタム級（61.0kg）5分3Rで、芦澤竜誠（フリー）vs.ジョリー（FIGHTER’S FLOW）が決定。
安保瑠輝也YouTubeチャンネルのメンバーで、BreakingDownの人気選手であるジョリーは「初めまして、ジョリーです。BreakingDownから来ました。ようやくかって感じですね。去年の8月に未来さんと榊原さんのところに行って、直談判しに行って、なんだかんだのらりくらりしてようやくここかって感じなんですけど、俺はようやく夢叶ってこれからってところなんやけれど、対戦相手のナマズくん、お前その強者ムーブいらんて。雑魚のくせに、お前。なにお前強者ぶってんの？ 気持ち悪い。こいつマジで1Rで失神KO多分しちゃうので。俺のデビュー戦にはふさわしい相手かなと思っています」と挑発。
しかし、いつもならここで乱闘を起こしそうな芦澤は「前の試合負けちゃって自分の中では出し切れない部分があって、大晦日に試合したいってことをRIZINに言ったらジョリーが提案されたんで。これはありがたく試合させていただきます。これは別に、今回は芦澤竜誠の試合ってだけなので。来年へ向けて調整試合です」と、ジョリーを相手にせず謙虚なコメント。
ジョリーは芦澤を指名したことについて聞かれると「（格闘技）経験も長いし、俺のデビュー戦にはちょうどいい相手って感じですかね、率直な感想としては。レベルがちょうどいいと言うか。篠塚とか平本丈より多分弱いんで。段階ってあるじゃないですか。俺もちゃんと段階踏んで、RIZINでベルト目指して行きたいと思っているので、デビュー戦にはちょうどいいです。ドラゴンボールで言ったらラディッツのような感じですね」と、ちょうどいい相手だとする。
芦澤は決まった感想を求められると「俺はやるだけっすね。前に何かで煽られた時に、前は俺もアレだったから相手に出来ないって言ったんすけれど、FIGHTER’S FLOWに入ったみたいだから。前、俺は梅野源治にやられているので、もう1回あいつにやり返したいんで。絶対もう1回やったら勝てるんで」と、梅野とのリベンジマッチにつなぐため同門のジョリーを倒すという。
これにジョリーは「お前さあ、お前が一番求められているところって記者会見での乱闘やん。お前、来いよ。殴って来いよ」と乱闘を仕掛けろと煽ると、芦澤は「じゃあ、お前、前に来てみ。殴ってやるから。ここへ来いよ」と答える。
ジョリーが「お前、これで再生数稼いで人気になったんだろ。実力でここに来てないぞ」と言うと、芦澤は「あのね、分かる？ 俺は再生回数とかバズらせるとか関係なく、自分の好きにやってたらこうなっただけだから。お前は頑張って煽って…試合決まったんだからもういいじゃん。リングの上で戦うんでしょ？ 盛り上げたいならここへ来いよ、ぶん殴ってやるから」と指をさす。
するとジョリーは「お前が来いよ。俺より弱いんだから弱いヤツが来いや」と、お前がこっちへ来いと挑発。しかし、芦澤は「こんなヤツと喋らないから。雑魚が本当に。こんなヤツとトラッシュトークしてもつまんないから、よろしく」と笑いながら相手にしないとした。
