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【ONE】安保瑠輝也が計量&ハイドレーションテスト失敗で181g体重超過「詰みました」、グレゴリアンとキャッチウェイト戦の交渉で→試合成立

2025/11/15 13:11
 2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)の第11試合・フェザー級(※70.3kg)キックボクシング(3分3R)で、マラット・グレゴリアン(アルメニア)と対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が15日(土)午後1時までの本計量で、ハイドレーション1.0292(規定1.0250)、計量は155.4ポンドで、約181gのオーバー(※『ONE173』試合速報はこちら)。  午後1時11分に「今の状況。180gオーバー、ハイドレーションも300? 知らんけどオーバー。水を飲まんとしょんべん出んからハイドレーション下がらん。水飲むと体重増える。詰みました」と投稿した。  対戦相手のグラゴリアンは、ハイドレーション1.0066、体重154.2lbs(69.94kg)で1発パスしており、今後、安保は「ハイドレーションテストをパスしたのち」、試合実施の協議に入る。  安保は12日の会見では、「自分でも驚くくらい落ち着いていて。ここ数戦、どの試合も大事で、大事な試合をたくさんしてきましたけれど、この試合がキックボクシングという競技の集大成だと思っているので、誰がONEのこの階級のチャンピオンになるべきなのか、この試合で証明したいと思っています」と意気込みを語っていたが、初のハイドレーションテストに苦しみ、「大事な試合」を前にまさかの計量ミスとなった。  午後1時過ぎに「これに関しては持ってきた体重計がバグってた。それもプロ失格! 焼肉奢るから試合してください グレゴリアンさん」と投稿した安保。果たして試合成立にこぎつけられるか。 【追記】同日午後5時から行われたフェイスオフにはグレゴリアンのみが登壇。チャトリCEOの前でガッツポーズを作った。その後、午後6時前に安保はXを投稿。「グレゴリアンにファイトマネーから30%支払い明日の試合は正式に成立しました。漢気グレゴリアンありがとう! 明日は俺の引退試合楽しんでください」と試合が成立したことを伝え、RIZINでのかつての自身の記者会見時の「計量失敗するときは、俺もう格闘家辞めるときだと思ってるんで」の画像を引用し、失敗した今回「引退試合」として臨むと嘯いている。  安保は最終的にハイドレーションを1.0248(規定1.0250)でパスしたが、水分補給した最終計量は初回の155.4ポンド(約181gオーバー)から、161.4ポンド(73.20kg)で計測。リミットから2.9kgオーバーとなっている。ONEの場合、ハイドレーションをクリアしなければ、キャッチウェイト戦の交渉も不可となっている。この数値で安保は報酬の30%をグレゴリアンに渡して試合は「155.4ポンド契約」のキャッチウェイトで行われる。 ロッタンは本計量終了5分前にクリアも、体調不良で病院搬送。計量ミスのノンオーとの試合は「中止」に  第14試合の「ONEフライ級(※61.2kg)ムエタイ世界王座決定戦 3分5R」に出場するロッタン・ジットムアンノン(タイ)が、13時までの本計量終了5分前に登場。体重133.8lbs(60.69kg)、ハイドレーションも1.0078でクリア。しかし、対戦相手のノンオー・ハマ(タイ)が計量&ハイドレーションを失敗。 【追記】キャッチウェイト戦の交渉となるかと思われたが、クリアしたロッタンがその後、体調不良で病院へ搬送。試合はまさかの「中止」となっている。
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