2025年11月8日(日本時間11月9日)米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Bonfim vs. Brown』(UFC Fight Pass/U-NEXT配信)が開催されている。
プレリムの第4試合では、デヴィジョン1で2度のオールアメリカンのレスラーにして、アメフトでもNFL 49ersの練習生として在籍したアスリートのジョシュ・ホキット(米国)と、柔術で2021年のムンジアル2位、ノーギワールズ3位、ジュリオ・セザー・ペレイラの黒帯ックス・ジメニス(ブラジル)と対戦した。
▼ヘビー級 5分3R〇ジョシュ・ホキット(米国)7勝0敗(UFC1勝0敗)[1R 0分56秒 TKO]×マックス・ジメニス(ブラジル)6勝2敗(UFC0勝1敗)
レスラーとアメフトの元二刀流のホキットはMMAでは、Bellator2連勝後、25年からLFAで3連続1Rフィニッシュ勝利。8月にDWCSで2R KO勝ちでUFCとの契約を決めている。28歳。
グラップラーのジメニスは、22年3月の米国Shogun Fights 24でプロMMAデビューし。肩固めで一本勝ち。23年3月に初回TKO負けを喫するもMMA6勝1敗でUFCと契約。32歳。
1R、ともにオーソドックス構え。ホキットが頭を下げて右オーバーハンドから左で前にで出る。ジメニスは右カーフキックでホキットのバランスを崩す。下がるホキットに詰めるジメニスだが、ホキットは右から左で押し戻す。サークリングでかわすジメニス。
さらに右カーフ、右前蹴りを当てるジメニスに、ホキットが右ををヒットさせるとジメニスがダウン。シングルレッグでレッスルアップを狙うジメニスに、スプロールしてがぶりからバッククリンチのホキット。
金網際で振り向いて正対したジメニスに、詰めるホキットがさらに右を連打すると、被弾するジメニスが右でダウンと同時にレフェリーが間に入った。
無敗記録を7に伸ばしたホキットは試合後、「俺はすでに2人のブラジル人をぶっ潰したよ。3人目を狙ってるんだ」と、ヒールフッカーのヴァルテル・ウォルケルに対戦要求した。