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【KNOCK OUT】軍司泰斗「年内にやり返したい」ゲーオガンワーンとの再戦へ向けて「僕らしくどんどんガツガツ前に出て1RでKOを狙いたい」

2025/10/22 22:10
【KNOCK OUT】軍司泰斗「年内にやり返したい」ゲーオガンワーンとの再戦へ向けて「僕らしくどんどんガツガツ前に出て1RでKOを狙いたい」

再起戦でKO勝ちし、12月30日にゲーオガンワーンとの再戦を狙う軍司

 2025年11月15日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.59』(U-NEXT配信)の追加対戦カードが、10月22日(木)都内にて行われた記者会見で発表された。


 第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)の再起戦が決定。KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級3分3R延長1Rで、セーンサックグン・オー.カムイン(タイ)と対戦する。

 会見で軍司は「8月に初のKO負けをしてしまったんですけれど、僕は年内にやり返したいと思っているので、ここで怪我なくしっかりKOで勝って、12月30日にゲーオガンワーンとやりたいと思っています」と、同じサウスポーのタイ人選手であるセーンサックグンに勝利し、年末のビッグマッチでゲーオガンワーンと再戦したいとの意気込み。


「(前回は)初めてムエタイでサウスポーとやって、凄いやりづらさも感じたんですけれど、 今回は僕らしい試合をしたいなって思っているので、K-1時代のようにラッシュも仕掛けるし、どんどんガツガツ前に出ていい試合をしたいなっていう感じですね」と、再起戦は自分らしく戦いたいとする。

 前に出れば当然首相撲で組まれるリスクも高まるが、「前回の試合から首相撲だったりも負けた原因でもあるので、首相撲はしっかり今は練習しています。試合ではちゃんと出来るようにはなっていると思うので、そこを見てもらえればなと思います」と、前回以上に首相撲への対応が出来るようになっているという。


 セーンサックグンの印象については「前回同様っていうか、 ほとんど似たような選手なので。サウスポーでヒジも上手いですし、首相撲も上手い選手なので前回と対策はほとんど変わらないです。しっかりと前回以上の戦いをして、逆にKOで今回は勝ちたいなって思っています」と、仮想ゲーオガンワーンとしてちょうどいい相手という評価。

「1RでKOをずっと狙っているので、怪我なく12月30日を迎えたいなって思っていますね」と、ノーダメージで12月30日の再戦を迎えたいとした。

 初のKO負けだったことで、そのイメージが残っていて次の試合では消極的になることがよくあるが、「ヒジのタイミングっていうか、KOされたところも見えてないで倒れたわけではなく、見えても避けられなかったところがあるので、別にそこまで恐怖心はない。だからガツガツ自分から攻められればいいなって感じですね」と、それはないとする。


 そのゲーオガンワーンが同じ日に大沢文也との対戦が決まっていることについて聞かれると、「別にゲーオガンワーンが勝っても負けても僕はやりたいと思っているので。もちろん勝つとは思うんですけれど、僕は今の試合だけに集中してやりたい。(大沢は)知り合いなので勝って欲しいとは心の中では思ってるんですけれど、僕はゲーオガンワーンに勝って欲しいっていう感じです」と、勝っても負けても再戦はしたいと言い、勝ってくれた方がいいと笑う。

 年内にゲーオガンワーンと再戦したいというのは負けたまま年を越したくないということなのか、と問われると「それもありますけれど、早く次のステップに行きたいって思っているので。ここで止まらないで、次のステップに行くためには年内にやり返して、来年はもっといい試合をできればなっていう感じです」と、早くリベンジして次に行きたいからだと答えた。

 ゲーオガンワーンと再戦して勝てるとの自信はすでにあるのか、と聞かれると「そうですね。(セーンサックグンは)タイプが同じなので、対策練習だったりも同じだと思うので、勝つ自信しかない。あとは怪我なくKO出来ればって感じですね。もう1Rで怪我なく終わりたいので、1Rかなっていう感じです」と、勝つ自信しかないと断言。


 どの辺を修正してきたかとの質問には「ヒジでKO負けってことなので、ヒジは凄く警戒しながら練習をして。あとは僕に足りないのは首相撲なので、首相撲をしっかりまた1から鍛え直してるっていうところです」と2つのポイントをあげる。

 ヒジあり2試合目で負けたということで、甘くないと思ったのかと聞かれると「相手も強かったですけれど、僕のミスが多かったなって。効いたところで行けなかった自分も悪いし、ガード出来なかった自分も悪いので、そこは自分のミスが多くて前回負けてしまったなっていう感じですね」と、敗因は自分の方にあるとした。

 左フックでダウンと勘違いするほどのダメージを与え、思わずガッツポーズが出てしまったことには「あそこで追撃していれば、絶対に逆の勝ち方になってたと思うんですけれど、そこが自分の甘さっていう試合になってしまったなと思います」と、自分の甘さでチャンスを逃してしまったと振り返る。


 さらに「自分がストレートが来ると思って避けたところを完全に合わせられて。避けたところが悪かったのでKO負けしてしまった。そこをしっかり今回は練習しているところですね」と明かした。

 同日には古巣のK-1も開催されるが、「同じ日なので盛り上げるのはもちろんだと思うんすけれど 、僕はKNOCK OUTの方が激しい試合をするなって最近のK-1の試合を見てても思うので。別に比べるわけじゃないですけれど、僕はKNOCK OUTファイターなのでKNOCK OUTを盛り上げるのが第1だと思う。しっかり盛り上げられればいいなっていう感じです」と、今の自分はKNOCK OUTファイターなのでKNOCK OUTを盛り上げると答えた。

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