キックボクシング
レポート

【XSTREAM 1】過去最高270名が参加し全148試合。藤原乃愛が「1分間ミドル連打チャレンジ」で幻の大記録、新チャンピオン誕生と防衛戦も

2025/10/14 14:10

「DEEP☆KICK」東西対決──意地と誇りがぶつかった最終戦、結果は3勝3敗の激闘ドロー


「DEEP☆KICK」との共同開催による東西対抗シリーズ最終戦。本シリーズは、東日本の育成を担う「XSTREAM 1」と、西日本を拠点とする「DEEP☆KICK」が連携し、年間を通して実施してきた選手育成・技術交流の場。今年4月に大阪で行われた前半戦では、東代表が3連勝を飾り、西代表は背水の陣で今大会を迎えた。

 初戦、プレッシャーのかかる場面で見事に結果を出したのが、西代表の朴竜佑(VALIENTE)。東京代表の吉岡洸希(TSK japan)を相手に、渾身のミドルキックを叩き込み勝利を収めた。


 続く第2試合では、西代表の川端大心(team Bonds)が冷静な試合運びで、東代表の相沢空音(健成會)に対し、的確なストレートを何度もヒット。再び西軍の勝利。

 迎えた最終第3試合は、65kg級の山田真也(パラエストラ森ノ宮)とNico Tso(LAILAPS東京北星ジム)による一進一退の打撃戦。山田の勢いと手数が最後まで勝り、会場を沸かせる判定勝利を手にした。

 これにより、今年の東西対決シリーズは、東京3勝・大阪3勝の引き分け決着。序盤戦を圧倒した東代表に対し、西代表が意地を見せて最終戦を全勝で締めくくり、年間を通じて行われた交流戦は互いの健闘を称え合う形で幕を閉じた。

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