2025年12月6日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 38』(U-NEXT配信)に、鈴木真治(フジマキックムエタイジム)の出場が決定した。
鈴木は2005年に藤原ジムからプロデビューし、40戦以上のキャリアを持つ大ベテラン選手。様々な団体に出場してトップ選手と拳を交え、2018年11月に開催されたシュートボクシング世界トーナメントS-cupでは決勝進出を果たしている(決勝は棄権)。ヒジ打ちやローキックを駆使する粘り強いファイトが持ち味。
2022年から2023年4月にかけて行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」ウェルター級トーナメントで優勝。2023年9月の『ONE Friday Fights 32』でスーブラックに2R、左アッパーでKO負けを喫したが、2024年3月の『ONE 169』でハン・ズーハオに左フックでダウンを奪い判定勝ちした。2025年2月には隻腕ファイターのジェイク・ピーコックにTKO負け。
今回のONEバンタム級キックボクシング3分3Rでの対戦相手は、もはやレジェンドクラスの大ベテランであるリアム・ハリソン(英国)に決定。
【写真】引退の意思表示である、グローブをマット中央に置いたハリソン WBCムエタイ・WMC・WPMF・WAKO・YOKKAOで世界王者となったハリソンは、ONEでは2018年12月の初登場以来、ペットモラコット、ロートレックに連敗を喫したが、モハメド・ビン・マムード、ムアンタイに連続KO勝ちして2022年6月に当時のONEムエタイ世界バンタム級王者ノンオーに挑戦したが、1RにカーフキックでKOされて王座奪取ならず。2024年9月、セクサンとの激闘でKO負けを喫し、ハリソンはマットにグローブを置いて引退を表明した。
しかし今年3月、英国マンチェスターにてハリソンはWBCムエタイのダイヤモンドベルトを懸けてイサク・アラヤと再起戦を行い、3RにローキックでTKO勝ち。戦績を92勝26敗とした。
共に激闘派だけに激しい一戦となりそうだ。