2025年10月23日(現地時間19時)、UAEドバイ・コカコーラアリーナで開催される『QUINTET.5』にて、須藤元気率いるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」がハーフタイムショーに登場し、パフォーマンスを披露することが発表された。
「WORLD ORDER」は元ファイターで、現在K-1プロデューサーとしても活動している須藤元気が2009年に結成したダンスパフォーマンスユニット。「海外から見た勤勉な日本人ビジネスマン」をイメージとしたスーツ姿で、高い身体能力を活かした独創的なパフォーマンスとPOPなダンスミュージックを組み合わせた独特な世界観が特徴で、日本のみならず海外でも多くのファンを魅了している。
2012年には647人の世界最多人数でのロボットダンスでギネス記録を達成、さらに代表曲『HAVE A NICE DAY』はYouTubeで5200万回再生するなど多くの話題を集めてきた。
日本発のグラップリングイベント「QUINTET」は、今回のドバイ大会を機に“ジャパニーズスタイル”を世界へ本格的に発信するグローバル展開をスタートさせる。そして、独自の表現で日本文化を世界へ発信し続けてた「WORLD ORDER」も再始動。その理念とQUINTETのコンセプトが共鳴し、今回のコラボレーションが実現したという。
今大会に「WORLD ORDER」として出演を決めた須藤元気は、「この度QUINTETでWORLD ORDERがハーフタイムショーを務めることになりました。試合もそうですが、僕らのパフォーマンスも楽しみにしていただければ嬉しいです。QUINTETの大会は僕もグラップラーだったので本当に楽しみですし、現役だったら出たいなぁと思うような大会です。団体戦は本当に盛り上がるので5対5のQUINTETを楽しみにしています。皆さん、ドバイ大会でお会いしましょう!」とコメントを寄せている。
グラップリングで5対5の勝ち抜き戦であるQUINTETのドバイ大会は、桜庭和志、ヘンゾ・グレイシー、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ボブ・サップの4人が各チームの監督を務め、準決勝を勝ち上がった2チームが決勝を争う。
◆TEAM SAKU JAPAN“IQレスラー” 桜庭和志が監督。数々の名勝負を生んだ頭脳派ファイターが、日本代表チームを率いる。
◆TEAM RENZO GRACIE“最強グレイシー一族” ヘンゾ・グレイシーが監督。柔術の本流を継ぐ魂が、伝統と革新を融合した戦術を展開する。
◆TEAM NOGUEIRA DUBAI“柔術マジシャン” アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが監督。自らの名を冠したドバイの名門ジムから精鋭を選出。
◆TEAM BANGTAO THAILAND“ザ・ビースト” ボブ・サップが監督。自らもファイトキャンプを張るタイのメガジム・バンタオムエタイ&MMAに集うトップ選手をスカウト。
今回の舞台となるUAEは、政府と王族の主導により柔術を「国技的スポーツ」と位置づけ、教育・文化・国際大会の分野で世界的な発信地となっている。
QUINTETはその柔術を基盤とするグラップリング競技に、チーム戦による“抜き試合”のルールを融合させ、そのフォーマットは世界に広がっている。“柔術の都”UAEでQUINTETがどのような反響を巻き起こすか。同大会は全世界に配信予定だ。