▼第8試合 Krushライト級 3分3R延長1R
〇篠原悠人(DURGA)
KO 1R 1分49秒
×瑠久(RAUSU GYM)

篠原は幼少期から空手・キックボクシングを学び、2015年にK-1甲子園優勝。2016年4月にプロとしてK-1デビューを果たすと、2018年8月に第6代Krushスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはライト級世界最強決定トーナメントの1回戦でゴンナパーに勝利して名を挙げて準優勝。2023年12月に大岩龍矢、2024年10月に古宮晴に連続KO負けを喫したが、2025年5月に三宅祐弥をKOして再起。戦績は19勝(7KO)9敗。
瑠久はフルコンタクト空手出身で、K-1甲子園2017 -65kg準優勝を経て2017年5月のKHAOSでプロデビュー。2021年9月の「第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」では1回戦で寧仁太・アリに判定負け。2023年1月・4月の「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では決勝進出を果たすも、ドクターストップで決勝には出られなかった。その後は稲垣柊、寺島輝に連敗を喫するも2025年3月に蓮實光にKO勝ちで再起。戦績は11勝(5KO)8敗。
1R、始まると同時に篠原が前へ出てワンツーで先制。これはかわした瑠久。篠原は右カーフ。前後にステップを踏む篠原は左ミドル、右カーフ。瑠久も前へ出て右カーフを蹴る。篠原はステップで動いて左ボディからワンツー、左ボディから左フック、右ボディからの左フックとコンビネーションを次々と打ち込んでいく。


バランスを崩した瑠久が体勢を立て直したところで右フックから左ボディ、左フックのコンビネーションを打つと、次は右ストレートからの左フック。この左フックが棒立ちとなっていた瑠久に見事決まり、ダウンを奪う。


カウント8で立ち上がる瑠久に、篠原が一気に襲い掛かり、ボディを交えた左右の連打。左右ボディからの左フックでフラついた瑠久へ、最後は右ボディからの左ボディ。ここでレフェリーがストップし、篠原のKO勝ちとなった。

会心のKO勝ちを飾った篠原はマイクを持つと「瑠久選手、しっかり打ち合いに来てくれたので盛り上がる試合が出来たかなと思います。次、11月、大岩選手にリベンジとタイトルマッチをしたいと思うので、ぜひ大岩選手、僕とやりましょう」と挑戦アピール。解説席の大岩も「今の試合を見たらやりたくなりましたね」と応えた。




