質問に答える那須川天心
2025年11月24日(月・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『PRIME VIDEO BOXING 14』の記者会見が、9月25日(木)都内にて行われた。
同大会でWBC世界バンタム級王座決定戦として、同級1位・那須川天心(帝拳ジム)vs.元WBA同級王者で現WBC2位・井上拓真(大橋ジム)が行われることが正式発表された。

【写真】質問する田中恒成の姿がLEDスクリーンに映し出された
会見での質疑応答では、8月に現役を引退した、世界最速の世界4階級制覇を達成した田中恒成が両選手に質問する場面があった。
田中は「この試合、ファンが本当に見たいカードだと思うんです。ということは2人共にとってそれなりのリスクと覚悟が必要になると思います。そのうえで那須川天心選手に質問です。この試合に世の中からの那須川天心はどこまで行けるんだろうという期待であったり、あとは相手が井上拓真選手というこの2つ、怖さがあるとしたらどこにあると思いますか」と那須川に質問。

那須川は「正直、怖さというものはあまり。井上拓真選手に対しての恐怖心だったりとか、経験値も含めて上なのでどうなのかってワクワク感はあるんですけれど、世間だったり周りに対してのそういうところの恐怖は一切ないですね。僕は毎試合、世間と勝負してきたつもりなので。だから今、こういうカードが発表されました、そこであたふたするような器じゃないと思いますし、ちゃんと一歩一歩地道にやってきたので。だから何を言われようがずっと前を見れると言いますか。芯をブラさずに生きていけるっていう風に思っております」と返答。

続いて田中は井上に「再起戦、1年ぶりの試合ということで、どうしても再起戦に上がるリングというのは一番最後の記憶が悪い記憶だと思うんです。その辺の怖さだったり、相手が那須川天心選手ということで、この試合における怖さがあれば教えてください」と質問。
井上は「自分は2敗しているんですけれど、1敗目の時もそうですけれどそこからの再起戦は恐怖心も何もなく自由に出来るというか。負けたからと言ってボクシングが怖いというのはなく、今はベルトも何ない状態ですので、自由にボクシングが出来るんじゃないかなって感じですね。楽しみにしています」と答えた。



