2025年10月26日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 37』の追加対戦カードが発表された。
斎藤千種が返上したミネルヴァ ピン級王座決定戦3分3Rで、元ペーパー級王者の上真 (ROAD MMA GYM) とBreakingDown出身の杉田風夏(谷山ジム小田原道場)が対戦する。
上真は2024年10月、最軽量級として新設されたペーパー級(-43.09kg)の初代王座決定戦でAIKO(AX GYM)を延長戦で破り、初代王座に就いた。しかし、2025年3月の防衛戦で撫子に敗れている。今回は階級を上げての2階級制覇を目指す。
杉田は12歳から18歳までフルコンタクト空手を学び、17歳の時に極真空手の全国大会で3位になったことがあると言い、アマチュアキックボクシングにも出場。2023年2月19日の『BreakingDown 7』に出場し、朝倉未来チャレンジ2期生として注目を集めていたせりなと対戦。延長戦判定5-0で杉田が勝利し、番狂わせを演じたことで一躍名を挙げた。
【写真】Instagramでは夏の水着姿も披露した杉田(C)杉田風夏 2024年4月のミネルヴァ興行『GODDESS OF VICTORY II』にてプロデビュー戦を行い、1R1分31秒でTKO勝ち。その後も試合を重ねて4勝(1KO)1敗1分となっている。
BreakingDownから本気でプロキックボクサーを目指し、タイトルマッチまで辿り着いた杉田が元王者のベテランを破り、ベルトを手にするのか。それとも上真が2階級制覇を達成するのか。