変則的な蹴りを放つ加藤(右)。K-1にも2度出場している
2025年9月27日(土)東京・立川立飛アリーナ『BreakingDown 17』の対戦カードが発表された。
今大会では、バンタム級タイトルマッチとして王者・井原良太郎vs.大野篤貴、フライ級王座決定戦として野田蒼vs.竹見浩史郎の2つのタイトルマッチが行われる。

人気者の赤田功輝は、7月の『BreakingDown 16』でNAOからライト級王座を奪取した新王者・細川一颯にノンタイトル戦で挑む。

初参戦の注目選手としては、K-1&Krushで活躍した加藤虎於奈。加藤はレオナ・ペタスの弟で、2017年12月にKrushでプロデビュー。左右どちらにも構え、豊富な運動量で動き回る独特な戦い方で2021年1月に山際和希を判定で破り、第8代Krushウェルター級王者となった。4月の初防衛戦で松岡力に判定で敗れ王座は失っている。2022年4月には、現ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者の野杁正明とも対戦した。2023年2月の幸輝戦を最後にリングを離れていたが、BreakingDownで復帰。戦績は7勝(3KO)4敗。
迎え撃つは元プロボクサーのほっそん。2014年に日本スーパーウェルター級王座とIBFアジアスーパーウェルター級王座、2015年にはOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を獲得している。2022年7月からBreakingDownに出場し、初戦でてるに敗れた以外は5連勝。2023年8月にはK-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメント2006・2007準優勝のTATSUJIに勝利している。

また、2025年1月の『BreakingDown14_5』で行われた「DEEPvs.BreakingDown対抗戦」にDEEP代表として出場したSAINTが2度目の出場。SAINTは、MMA2勝4敗。酒井リョウ、誠吾に連勝後、2021年10月の『RIZIN 31』でスダリオ剛に1R KO負け。2023年11月のDEEPで水野竜也に2R TKO負け。2024年8月に長谷川、11月にANIMAL☆KOJIにも敗れて4連敗中。
対戦するのはBreakingDownで5戦全勝のシモミシュラン。空手で高校全日本準優勝などの実績を持ち、2019年10月にはONE Championshipの人材育成・発掘を目的とした大会『ONE ウォリアーシリーズ』にも出場している(キックボクシングでショーン・ラッシュにTKO負け)。
<決定対戦カード>

▼バンタム級タイトルマッチ キックルール
井原良太郎(王者)
大野篤貴(挑戦者)

▼フライ級タイトルマッチ(王座決定戦)キックルール
野田 蒼
竹見浩史郎

▼ライトヘビー級ワンマッチ キックルール
シモミシュラン
SAINT

▼フェザー級ワンマッチ ベアナックルMMAルール
メカ君
虎之介

▼ミドル級ワンマッチ MMA特別ルール(完全決着)
松井 健
アンディ南野

▼ミドル級ワンマッチ 喧嘩自慢ルール
JerioSanPierre
謙次郎




















