▼第6試合 ONEフェザー級ムエタイ 3分3R
〇アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)
KO 1R 2分59秒 ※右ストレート
×デルンチョン・ルークヂャオメサイトーン(タイ)

元ONEバンタム級キックボクシング世界フェザー級王者ラマザノフが出場。身長190cm、50勝19敗のデルンチョンと対戦する。

ラマザノフは国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)の世界チャンピオンに3度輝き、2018年10月にONE初参戦。5戦目でジャン・チェンロンに判定勝ちで初代ONEバンタム級キックボクシング世界王者となった。同王座は2021年1月、カピタンにKO負けで失った。2024年6月、ペッタノンにTKOで敗れ、ONE戦績を7勝6敗とした。

1R、サウスポーのデルンチョンが左ミドルを蹴ると、ラマザノフは軸足蹴りを合わせて転倒させる。右カーフの蹴り合いから、ラマザノフは飛び込んで組み付く。ラマザノフが入って来るところに左ミドルを蹴るデルンチョンだが、ラマザノフは左右ストレートからの左ストレートでデルンチョンを転倒させる。

デルンチョンはラマザノフの蹴り足をキャッチして崩すと、左ストレートからのストレート連打でラマザノフをロープ際へ追い込んでヒザ。右か左のフックで飛び込むラマザノフ。1R終了間際、デルンチョンが右を伸ばしながら入ってきたところにラマザノフが右ストレートのカウンターで迎え撃ち、ダウンを奪う。デルンチョンは立ち上がることが出来ず、ラマザノフの一撃KO勝ちとなった。

ラマザノフには35万バーツ(約155万円)のボーナス。「やることをしっかりやって、もう一度ONEで戦って強さを見せていきたい。僕のことを忘れている人もいると思うので、コツコツと戦ってまた覚えてもらいたい。8年間、ONEで戦わせてもらっています。感謝します」と語った。


