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【ONE】初代王座決定戦に吉成名高「必ず自分が初代のベルトを巻き、象徴になりたい」対するヌンスリンの強さも語る

2025/09/12 00:09
【ONE】初代王座決定戦に吉成名高「必ず自分が初代のベルトを巻き、象徴になりたい」対するヌンスリンの強さも語る

ついにONEアトム級ムエタイ王座が新設、名高(左)とヌンスリンが初代王座を争う

 2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)の記者会見が、9月11日(木)都内にて行われた。


 ラジャダムナンスタジアム三階級制覇の吉成名高(エイワスポーツジム)が、新設されるONEアトム級ムエタイ世界王座決定戦3分5Rでヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)と初代王座を争う。


 名高のライバルと目されていた、ONEで9戦全勝だったソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)を8月の『ONE Friday Fights 122』U-NEXT配信)で破ったヌンスリンは、「ONEの日本大会に出られる機会をいただいてとても嬉しく思ってます。そして絶対にこのアトム級の初のチャンピオンになって、そのベルトをタイに持ち帰りたいと思っています」と、ベルトは渡さないとコメント。


 名高は「ONE4戦目で、この日本大会という大舞台で新設されたアトムウェイトのタイトルマッチを組んでいただいたんですけれど、それは自分たちアトムウェイトの選手たちに対する期待の表れだと思うので、その期待を超えるような試合をしなければいけないと思っています。自分はラジャダムナンとルンピニースタジアムの伝統あるムエタイのベルトを巻いていて、自分はそのことに対して誇りを持っています。自分の今まで培ってきたムエタイの技術、自分が憧れたムエタイの技術が世界最強ということを証明するために、この試合全力で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」と、ムエタイの二大殿堂を制した自分のムエタイ技術でONEムエタイの頂も制すると宣言。


 名誉ある初代王座になれるチャンスを与えられたことに、名高は「初代チャンピオンっていうONEのムエタイを語る上で、ずっと語り継がれるであろうこのベルトのチャンスをいただいたことは、自分が今まで経験してきたムエタイで培ってきたものがこのチャンスに繋がったと思う。ここまでONEで3戦3勝で来れて、そこで培った経験というものも集大成のつもりで次の試合で発揮して、必ず自分が初代チャンピオンのベルトを巻き、新しいアトム級ムエタイの象徴になりたいと思っています」と、集大成を見せるとする。


『ONE Friday Fights 122』には名高も出場しており、自分の試合後にヌンスリンvs.ソンチャイノーイをリングサイドで見ていた。


 その試合で感じたヌンスリンの強さはどんなところか、と聞かれると「ヌンスリン選手の印象は、自分と同じ8月29日のルンピニーで試合をしたんですけれど、その時にやる前から自分は正直ソンチャイノーイ選手とやったら、もしかしたらヌンスリン選手が勝つんじゃないかって考えていて。実際始まったら、1R目はちょっとソンチャイノーイ選手のペースになりかけたところもあったと思うんですけれど、そこからの修正力と、相手のパンチをしっかり見て自分のパンチを合わせるっていう、相手のパンチにもビビらない気持ちの強さがありますし、試合中に常に相手のことを考えて、頭を使える選手だなという印象があります」と、ヌンスリンの強さを語った。

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