全7カードが発表された
2025年10月12日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.58』の対戦カード発表記者会見が、9月9日(火)都内にて行われた。

今大会でWBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦3分5Rとして、同級2位・繁那(=ばんな/R.S-GYM)と同級4位の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)の対戦が決定。
KNOCK OUTではヒジ打ちあり、つかみからの攻撃無制限、オープンフィンガーグローブ着用のムエタイルールを「KNOCK OUT-RED」として行っているが、今回よりWBCムエタイルールの試合も行われる。

山口元気KNOCK OUT代表は「この度、WBCムエタイの日本支部で大幅な改革があり、特定団体に頼らず本来の全ての団体が参加できてWBCムエタイの王座を競う、設立本来の組織に改革しているというお話を受けて、このやり方は正しいことだと思いました。僕の考えでは(国内ムエタイの)統一になるんじゃないかなと。KNOCK OUTだけがWBCをやるとか、NJKFとイノベーションだけが出来るということでなく、日本中のプロモーターやジム会長がプロモーターライセンスを取ってタイトルマッチをやれば日本中の選手が参加出来る。ムエタイが統一される可能性があると思ったので、山根さんの趣旨に賛同してKNOCK OUTとして協力をさせていだきたい」と、KNOCK OUTでWBCムエタイ日本タイトルマッチを行う理由を説明。
「KNOCK OUTとは別の仕事として、WBCに期待しています。将来的にはWBCだけの試合を別軸でKNOCK OUTプロデュースでやれたらと思います」と、いずれはWBCムエタイルールだけの大会も開催してみたいと話した。

会見に同席したWBCムエタイ日本支部(会長:藤原敏男)事務局の山根千抄(WBCムエタイバンコク本部役員)氏は、「WBCムエタイ日本支部は改革を進めています。KNOCK OUTからも日本タイトル戦をとの話があってありがたく思っています。私が今後やることは日本人選手たちを海外に挑戦させて、世界王者を作って行くのが私の使命だと思っております。その第一歩として8月に撫子選手が世界王座を獲りました。WBCは2024年に世界48カ国で174試合行われています。世界の中でも例を見ない認定組織です。日本の中でも活性化して世界ベルトを獲れるようにしてもらいたいです」と挨拶。

また、WBCの各国内タイトルはその国のモチーフを入れてベルトを作っており、今回新たに作られた日本王座のベルトも披露された。

今大会ではKNOCK OUT-BLACKウェルター級王者・中島玲(KNOCK OUTクロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー)の復帰戦も決定した。
<決定対戦カード>
▼WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
繁那(R.S-GYM/同級2位)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/同級4位)
▼スーパーファイト KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R延長1R
中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者)
小川悠太(誠真会館所沢道場/MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
前田大尊(マイウェイジム)
國元楓磨(大阪政拳会/第6代ACCELバンタム級王者)
▼KNOCK OUT-BLACKバンタム級 3分3R延長1R
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
川端駿太(SHINE沖縄/TENKAICHIバンタム級王者)
▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R延長1R
浅川大立(MWS)
荒井幸太郎(SUCCEED GYM)
▼KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R
富田エレデネ(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
北島颯人(和術慧舟會AKZA)
▼KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R
隼大(Y`ZD GYM)
最希んぐ(GODBLESSGYM)



