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【WBCムエタイ】ジャパン会長に日本人初のラジャダムナン王者・藤原敏男氏が就任、新組織編成で再活性化へ

2025/08/01 12:08
 世界ボクシング評議会(WBC)ムエタイの日本におけるコミッション機能(組織)が変更されたことが発表された。  これは昨年12月に開催された第62回WBC総会で日本の状況が議題となり、WBC本部及びWBCムエタイ本部より「WBCブランドの向上」「日本におけるWBCムエタイの再活性化」「選手の安全を第一に考慮した選手の健康管理」をWBCムエタイジャパンが依頼されたもの。 【写真】吉成名高は元世界ミニフライ級王者、現スーパーフライ級ダイアモンド王者 現在世界105カ国が加盟しているWBCムエタイの活動において、2024年は48カ国で174試合の地域及び国内タイトル戦、24試合の世界タイトル戦が行われ、日本では国内タイトル戦1試合、世界タイトル戦2試合と少なかったため、より活性化させるため今回の変更となった。 【写真】奥脇竜哉は現世界フライ級王者 日本人選手の世界への道を確立、提供することを目的に日本におけるWBCムエタイの再構築に際し新組織を編成し、タイ人以外初のラジャダムナンスタジアム王者で、日本のキック界及びムエタイ界の礎を築いた藤原敏男氏が新たにWBCムエタイジャパンの会長に就任。理事には齋藤京二氏(OGUNI-GYM会長)と宮川拳吾氏(マイウェイジム会長)、事務局はJPMCの山根千抄(WBCムエタイバンコク本部役員)氏が引き続き務める。 【写真】大田拓真は現世界フェザー級王者 また、格闘技マスコミ有志によるランキング委員会&チャンピオンシップ委員会も発足され、7月31日に2025年7月度ランキングがWBCムエタイジャパンの公式サイトにて公開された。  今回よりWBCムエタイのタイトル戦を行うためのライセンス方式を導入。これまで主にニュージャパンキックボクシング連盟とJAPAN KICKBOXING INNOVATIONで行われてきたWBCムエタイ日本タイトルマッチが申請のうえ認定されれば各団体で行えることになった。日本王者および日本ランカーは、WBCムエタイ世界タイトル挑戦への道が開ける。  なお、日本人では奥脇竜哉(エイワスポーツジム)が世界フライ級王者、吉成名高がスーパーフライ級ダイアモンド王者、大田拓真(新興ムエタイジム)が世界フェザー級王座を現在保持している。
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