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2025年9月21日(日)に大阪府豊中市176BOXで開催される『GLADIATOR 032』の追加カード「国際戦+PROGRESルール」が発表された。
4連勝中の後藤丈季が初の国際戦で韓国のクォン・ジフと対戦。また、抑えられない武道愛・天野武徳がキム・ジギョンとデビュー戦対決に臨む。
▼GLADIATORウェルター級 5分3R
後藤丈季(kyotoSEIKENKAI)
クォン・ジフ(TEAM MAD本館)
24年10月から25年の1月、そして6月大会とGladiatorで3連勝中、Wardogと合わせると通算4連勝中の後藤丈季が、キャリア初の国際戦を韓国のクォン・ジフと戦うことが決定した。
クォン・ジフは韓国の名門Team MAD本館所属で、24歳の新鋭。プロではまだ2戦目ながら、アマチュアで5勝2敗1分、韓国の国内王者にもなっている。さらにキックでは21戦20勝1敗という戦績を誇る。普段の体重は90キロ超、それでいてニックネームはDirty Sexy。如何に汚く、セクシーに戦うのか。また、それを迎え撃つ後藤の殺気に期待だ。
クォン・ジフとの国際戦に向け、後藤は「まずは素晴らしい舞台で試合を組んで頂いた櫻井代表、大会関係者の皆様、本当にありがとうございます。今回の闘いは相手も強いですが、一番の敵は自分自身。弱い自分を超えて、本気の姿を見せます。限界を超えて戦い抜く覚悟は出来ています。必ずkyoto SEIKENKAIの皆んなで勝つ。そのために全てを懸けて挑みます」と意気込みを記している。
▼GLADIATORフェザー級 5分2R
天野武徳(全真会館)
キム・ジギョン(AOM)
そしてデビュー戦ながら、メインカードに負けない注目は天野武徳とキム・ジギョンの顔合わせだ。
天野はその武徳(たけのり)という名前からも、戦前の日本で武道教育の普及に努めた大日本武徳会、武術における優れた技、精神性を示す言葉を連想させる人生を歩んできた。
幼少期よりフルコンタクト空手の稽古に励みながら、21歳の時に薬剤師となるために現役引退。仕事が落ち着いた3年前より格闘技に復帰し、空手、キックを経てMMAへ。

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3月に沖縄のGFCで開催されたフェザー級トーナメントで優勝後、GLADIATORで試合がしたいと経歴や試合動画を送付するほどの熱量の高さに今回のプロデビュー戦が決定した。天野の師匠は、かつて正道会館の絶対エースと呼ばれ、3階級制覇を成し遂げた外岡真徳・全真会館館長だ。
天野は、「MMAプロデビュー戦を地元・大阪で行えることを大変嬉しく思います。私は薬剤師として働きながら、格闘技をしています。日々多忙な医療業界で格闘技をされている方々の光となれるよう、頑張ります! 今回は日韓対抗戦となりますが、バックボーンの空手を武器に、魅せる試合をします! 応援よろしくお願い致します」と語っている。
師匠と同様に空手で結果を残し、キックボクシング(アマ2勝1分)からMMAという道を歩む天野と戦うキム・ジギョンは、アマ及びセミプロで5勝1敗。21歳になったばかりで、年齢では一回り違うデビュー対決で両者が何を見せてくれるか。
▼PROGRESライト級 5分2R
岸田海輝(reversal gym osaka anne)
徳野“一心”一馬(U.B.F/第4代WARDOGフェザー級王者)
今大会でもグラップリングマッチ=PROGRESS戦が組まれた。6月大会でPROGRESS初戦に挑み、石田拓穂をヒールフックで下した岸田海輝が連続参戦。
対する徳野“一心”一馬も6月大会でPROGRESSに出場したが、田中有にキムラで一本負けを喫している。MMA、PROGRESS を通じてGLADIATOR初勝利を目指す徳野が、PROGRESSルール特有のポイント制を意識し、防御を固めるファイトでも勝利の道筋が見えてくるだけに楽しみな組み技ファイトとなる。










