(C)RIZIN FF/GONG KAKUTOGI
2025年9月5日(金)13時よりRIZINが都内にて会見。11月3日『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』GLION ARENA KOBE大会の対戦カードおよび、9月28日『RIZIN.51』名古屋IGアリーナ大会の追加カードを発表した。
名古屋大会の追加カードでは、フライ級トーナメントリザーブマッチが発表された。
7月のフライ級GP1回戦でエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)に判定勝ちしながらも総選挙で落選し、リザーバーに回ることになった伊藤裕樹(ネックス)の対戦相手が、山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)に決定。
両者は2023年5月の『RIZIN.42』以来の再戦。当時は山本が伊藤に判定3-0で勝利している。
〇伊藤裕樹のコメント
「まず初めに、先日はフライ級総選挙で自分に投票してくれた皆さん、準決勝に進めなくてすみませんでした。結局、格闘技は実力や、1回戦なんか関係あるか、実力や、ってな感じで怒った方がおもろいんやろうな、なんて思ったこともありました。リザーブマッチの相手がアーセンと聞いて、これもまたディスティニーだと思いました。
アーセンは1回戦で美人格闘家に褒められて鼻の下を伸ばしたヤツに負けてしまいましたが、自分に強くなるきっかけをくれた男です。地元名古屋でグランプリの試合より面白い試合をして、あの時のリベンジを果たします。皆さん応援よろしくお願いします。あと、グランプリの4名は怪我したらすぐ連絡ください」
〇山本アーセンのコメント
「前回の1回戦では何も見せられず不甲斐ない内容で終わってしまい、どうしても悔やんでも悔やみきれない思いを我慢できず、RIZIN側にその気持ちを伝えさせてもらいました。まず、自分にこのようなチャンスをくださった榊原社長をはじめ、RIZINの方々には感謝しかありません。
しかも俺が大好きな仲間たちがいる、大好きな名古屋で試合ができること、心の底から光栄に思います。本当なら二度とないチャンスのところ、もう一度チャンスをいただいたので、責任を持って、裕樹と最高な試合をして、自分のために勝って、みんなに恩返しをします。応援よろしくお願いします。裕樹、ダンスの準備できてる?」
▼RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57.0kg)トーナメントリザーブマッチ 5分3R
伊藤裕樹(ネックス)19勝6敗
山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)5勝8敗
山本は、フライ級GP1回戦で、神龍誠(神龍ワールドジム)に1R ギロチンチョークで一本負けしたが、「自分にとって完璧に本当にすごく高いレベルに仕上がっていて、自信もあった」というなかでの力を出し切れないままの悔いの残る初戦敗退だった。かつて約4年ぶりの白星をつかんだ伊藤裕樹との再戦で、再び復活なるか。リザーバーとして「敗者復活戦」に臨む。
伊藤は、まさかのファン・有識者投票での落選によるGP準決勝進出ならずで、勝者にしてリザーバーに。2年4カ月前にはアーセンにレスリングで圧倒されての判定負けを喫しているが、その後、トニー・ララミー、ズールーらを下したMMAの進化を見せて、奇跡のリザーバーからの優勝に望みを繋ぐか。






