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【UFC】マネル・ケイプ復帰でブランドン・ ロイバルと3度目のマッチアップ、12月APEXメインで激突へ

2025/09/03 22:09
 2025年12月13日(日本時間14日)、米国ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催予定の『UFC Fight Night』にて、フライ級3位のブランドン・ ロイバル(米国)と、7位のマネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)が対戦することが分かった。 ▼フライ級 5分5Rブランドン・ ロイバル(米国)3位 17勝8敗(UFC7勝4敗)マネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)7位 21勝7敗(UFC6勝3敗)  両者は当初、2025年3月に対戦予定だったが、ロイバルの負傷欠場で試合はキャンセル。続けて、6月の『UFC 317』で仕切り直しの一戦が組まれたが、今度はケイプが右足骨折により欠場。代わって緊急連続参戦したジョシュア・ヴァン(ミャンマー)がロイバルと対戦し、ロイバルはヴァンに判定負けしていた。  複数の海外報道もあるなか、ロイバルは8月下旬に「MRIを受けた。戦いで『MCL(膝内側側副靱帯)を損傷した』と言ったけど、怪我の治療で幸いにも手術は必要なかった。年末までには必ずケージに入る」と記し、5日前にSNSに「UFCと新しい契約をかわした。12月はフライ級の月になりそうだ。参加したい」、そして9月1日にケイプとの対戦カード画像をアップ。「メインイベント。クソAPEX、デンバーでこれを実現させようぜ」と地元での開催を呼びかけている。  このAPEX大会は、米国におけるESPNとの放映権契約における最後の大会となることが報道されており、2026年からUFCのライブイベントコンテンツは既報通り、Paramount+/CBSに移行する。  ESPN-UFCの最後の試合に出場するロイバルは、23年12月に現王者のアレシャンドレ・パントージャに挑戦も判定負けで王座獲得ならず。その後、元同級王者のブランドン・モレノ、平良達郎に連勝したが、6月に前述のケイプの代役のジョシュア・ヴァンに判定負けを喫していた。33歳。  ケイプは、2019年12月に朝倉海を2R TKOに下して2021年2月からUFCに参戦も、のちの王者パントージャ、マテウス・ニコラウを相手に2連敗。しかし、そこから怒涛の4連勝をマークし、2024年7月にムハンマド・モカエフに敗れたものの、12月にブルーノ・シウバ、25年3月にアスー・アルマバイエフをいずれも3R TKOに下している。31歳。  前回のロイバル戦前のスパーリングでキレのある動きを披露していたケイプだが、右足骨折から半年でどれほどの回復を見せるか。ヒザを負傷したロイバルも同様だ。  フライ級では、ロイバルに勝利したヴァンが、王者パントージャの次期挑戦者とされており、その勝者に、2位のモレノ、5位の平良達郎らが挑戦をアピールしている(※4位のアミール・アルバジは8月の平良戦を「医学的な問題」により欠場)。また、6月にタギール・ウランベコフ(※代役のアザト・マクスムに判定勝ち)との試合を怪我でキャンセルした堀口恭司も、年内の復帰を望んでおり、ランカーたちにとっても気になるオクタゴンカムバックとなるだろう。  上位陣にとっては、ロイバルvs.ケイプの内容が、フライ級王座戦線を左右するため、注目の3度目のマッチアップとなる。8月に続き、年末のフライ級決戦も目が離せない。 [nextpage] UFCフライ級ランキング(9月2日付) ※選手名から前戦 王者 アレシャンドレ・パントージャ1 ジョシュア・ヴァン2 ブランドン・モレノ3 ブランドン・ロイバル4 アミル・アルバジ5 平良達郎6 カイ・カラ・フランス 7 マネル・ケイプ 8 アレックス・ペレス 9 アスー・アルマバイエフ10 ティム・エリオット11 スティーブ・エルセグ12 タギル・ウランベコフ13 チャールズ・ジョンソン14 ラマザン・テミロフ15 ブルーノ・シウバ (※以下、主なUFCフライ級ランキング外選手)堀口恭司朝倉 海ジョセフ・モラレスマテウス・ニコラウネイト・マネスアンドレ・リマアラン・ナシメントパク・ヒャンソンオデー・オズボーン鶴屋 怜ロニー・ カヴァナクレイトン・カーペンターフェリペ・ブネスホセ・オチョア
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