
――笠原選手はイモト戦で大流血して今も傷が目立つが、何針縫った?
笠原「8針縫いました」
――気持ち的に落ち込んだ、ショックはあったか?
笠原「あの戦いを見てもらえば分かるんですけれど、戦いに勝って試合で負けたと自分では思っているので、この試合が終わった後にでもいつでもやり返せるので。何も思ってないですね。ただ、さっきも白鳥選手が言っていた通り、この戦いも大切に思っていたので65kgのベルトは必ずここに持ってくるべきだったので持ってこられなかったのは申し訳ないと思っています」
――それでもSBの王者という立場で挑む?
笠原「イモトくんじゃなくて65kgは俺が引っ張りますよ。SBの三階級獲ってますし、このトーナメントでも俺が引っ張っているぞってことを示したいと思います」
――YURA選手、30%の勝つ確率と言っていたが、それだけあれば十分という考え方?
YURA「難しいですね(笑)。スタミナが本当に凄くて2、3Rとどんどん上がって行く選手なので勝負は1R目だなって。(1R)30%、(2R)30%、(3R)30%の最初の30%だなって感じですね」
――1Rに行けば勝つ可能性はあると見えている?
YURA「いろいろ考えています」

――笠原選手、22日後にSBの40周年記念興行があるが、そちらにも出たいという意思はある?
笠原「そうですね。24日にSBの40周年記念大会があるので期間的には3週間くらいあると思うので、この試合ダメージなくは無理だと思うけれど、全力で戦って倒して勝って出場したいと思っています」
――それを聞いて白鳥選手はどう思った?
「彼は次の試合を見ていると思いますし、SBを背負っている選手なのでそこは別に。出れるなら出てくださいって感じです。出られると思うなよとか、そういうのもないです」
――原口選手はYURA選手と交流があるが、コリンズ戦はどう見ている?
原口「それがトーナメントの醍醐味というか。ダークホースがいてこそ盛り上がると思う。僕は負けたけれどYURAくんが負けて欲しいとは全然思っていないし、いい子なので。YURAくんがチャドに勝ったとしても、俺より強いかと言ったらそうでもないと思う。それが格闘技なので。逆にYURAくんがチャドを倒したら、そのYURAくんと戦いたいとも思うので頑張ってほしいですね。ビビらず若手らしくおもいっくそ行って欲しい」
――原口選手はコリンズ戦を経て、何を加えてこのトーナメントに挑みたいと思っている?
原口「いっぱいありますけれど精神力もそうだし、メンタルもそうやし、倒し切る技術もそうやし、足りんことばっかりなので。これといってないけれど、まだまだ自分は未完成だと痛感したから、そこを埋めていくための期間かと思うので、それはトーナメントが終わった時に優勝したら分かっているのかなと思うし、優勝しないと何が合っていたのか分からないので、とりあえず勝てるように頑張ります」
――一番伸ばしたいものは?
原口「精神力じゃないですかね。戦い抜く力やと思いますね。自分は天才型でやってきたところもあると思うし、そこをしっかり昭和チックじゃないけれど最後の最後まで出し切れるような忍耐力があればもっと伸びるのかなと思うけれど、その忍耐力を付けるのに何がいいのか分からないので、試行錯誤しながら試合に向かいたいと思います」
――コリンズが決勝で戦いたいと言っていたが、どう思った?
原口「戦えるなら戦いたいし、ソンヒョンも反対側なので僕は誰でもいいです。決勝に残ることが大事なので、上がってきた人とやりたいと思います」
――YURA選手、一番の強敵を相手にみんなに何を見せたい?
YURA「たくさん見てくれる人も増えて、たくさん期待してくれていると思うのでみんなの期待に応えたい。知名度だけじゃないところを見せたいと思います」
――白鳥選手は怖い白鳥はいったん置いておいて、また別のテーマがある?
白鳥「前回は恐怖の白鳥だったので、今回はシンプルに自分自身も楽しみなんですよね。日本人対決は麻火戦が久しぶりだったけれど、今回は格闘技界でいいカードだと思っていて。RISEの王者とSBの王者が戦うという。シンプルに自分自身楽しみたいので、それを見せれば見ている人も楽しめる。だから今回は楽しさ満載の劇場です」
――前回はタイ修行だったが、今回はどこでそれを上げていく?
白鳥「楽しく格闘技を毎日やれば試合も楽しくなりますよ」


