9戦全勝で王座に就いた池内が初防衛戦を迎える(C)K-1
2025年8月23日(土)東京・後楽園ホール『Krush.179』にて行われるKrush女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1R、王者・池内紀子(POWER OF DREAM)vs.挑戦者ソフィア・ツォラキドゥ(ギリシャ)の煽りVTRがK-1公式YouTubeチャンネルにて公開された。

【写真】会長が乗った自転車を押して長い坂道をダッシュする池内。これはキツい
池内は所属するPOWER OF DREAMの朝練の模様が映し出され、炎天下の中、会長が乗った自転車を押して坂道を登る姿や、大型車のタイヤを横にして押すなどの汗まみれなトレーニング。
この朝練には同ジム出身の現プロボクシングWBO世界バンタム級王者・武居由樹も参加しており、池内のことを「ノリはPOWER OF DREAMの中でも一番の努力家なのかなと思っていて」と評価。「今Krushのチャンピオンですけれど、すぐにK-1チャンピオンに挑んでもらってもいいんじゃないのかなって」と、K-1 WORLD GP女子フライ級王者SAHOに今すぐ挑戦してもいい選手だとした。

池内も「ここをしっかり勝たないと、自分ずっとSAHO選手とやりたいって言ってるんですけれど、そこにはつなげられないなと思うので、100%勝ちます」と、SAHOへの挑戦を実現させるためにも今回の初防衛戦はクリアしなければならないとする。
今回の挑戦者ツォラキドゥはアマチュアキックで92戦85勝の好成績を収めた後、今年4月12日にギリシャのKOK(リトアニアのキックボクシング団体)大会でプロデビュー。かつてKrushでKANAと1勝1敗だったオランダの強豪メロニー・ヘウヘス(第3代Krush女子フライ級王者)に挑み、堂々の判定勝利。5月18日の2戦目では、WAKO-PRO地中海王座を奪取するという驚異の実績を持つ18歳。

ツォラキドゥは「私は前に行くだけ。絶対に退かない。私は誰にも止められない」と、前へ出て攻め続けると宣言。
これに9戦全勝(1KO)、無敗のまま王座に就いた池内は「好きにはさせない」と、前へ出てきてのペースは握らせないとした。
池内が初防衛に成功して10勝目を飾りK-1王座へ王手をかけるのか、それとも「世界が見ている。そして、これは始まりに過ぎない」と陣営が絶対の自信を持っているツォラキドゥが衝撃の日本デビューを飾るのか。





