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【DEEP】水野新太が高橋遼伍に判定勝ちでフェザー級GP優勝。 村元友太郎が右ST一閃! KENTA下しフライ級王者に、大成が酒井リョウを左ST→サッカーキックKOで新メガトン級王者に、フライ級・関原翔が北方大地に判定勝ち、神田コウヤが代役・佐々木大をTKO、本田が力也に一本勝ち

2025/08/17 16:08
 2025年8月17日(日)、東京・後楽園ホールにて『宗明建設 Presents DEEP 126 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025決勝~』(DEEPメンバーシップ/U-NEXT配信/サムライTV)が開催された。  なお、大会当日券(立見6,000円)が16時からホール5Fの関係者受付にて販売が決定。また、会場で無料配布の大会パンフレットが事前にweb公開されている。 DEEP 126 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025決勝~速報 2025年8月17日(日)後楽園ホール開場/17:30 開始/18:00 ※17:50よりOPファイト実施 ▼第9試合 DEEPフェザー級GP決勝 5分3R×高橋遼伍(KRAZY BEE)66.15kg[判定0-5] ※27-30×3, 28-29×2〇水野新太(フリー)66.30kg※水野がフェザー級GP優勝 「DEEPフェザー級GP決勝戦」。高橋は、2025年3月の1回戦は相本宗輝の欠場で不戦勝。5月の準決勝で五明宏人に判定勝ち。36歳。 水野は3月の1回戦で芦田崇宏に1R TKO勝ち。5月の準決勝で海飛と激闘の末の判定勝ちで決勝進出。22歳。  高橋「明日はしっかり勝って優勝します。以上です」  水野「明日は“8番目”から全部を覆すためにしっかり勝って、僕が一番になります。お願いします」  1R、オーソの高橋に、サウスポー構えの水野。喧嘩四つの前手争い。水野の左ミドルを掴む高橋。抜く水野は左ストレートも突く。高橋は左カーフ。水野もインロー。高橋は右から左の飛び込みもバックステップでかわす水野。  右ジャブの水野。高橋は右ミドル。水野の針に左を狙う。左ストレートを突くもまだ遠い水野。高橋は右前蹴りをヒット。長い右ジャブを突く水野。高橋は右インカーフ。水野は左ミドルを腹にヒット。  右のダブルで入る高橋に、水野は左を狙う。右ジャブの水野にワンツーを狙い高橋は右インカーフ。水野がプレスをかけて左ローもローブローに。再開。  右から左を届かせる高橋。水野の左インローで高橋がバランスを崩す。前に出て小外刈がけでテイクダウン狙う高橋を切る水野。  2R、前手争いから左インローを当てる高橋。水野もジャブから左ローを返す。高橋の右フックはかわした水野。右から左ボディを当てり水野。高橋の右ハイをかわすが、高橋も右のダブル。バックステップの水野は、右ジャブを当てて、左インローをヒット。  さらに左から右! 跳びヒザも。高橋も押し返して右ハイもさばく水野は右前手ジャブ、左ハイ。ブロックの高橋も右ボディ。  右ジャブの水野。高橋は右フックを当てて組みに。体を入れ替える水野は左差しでヒザ。体を入れ替えようとする高橋にさせずに突き放した水野は左インロー。右ジャブ。  高橋の右ハイに左ハイを返した水野。右ジャブを突いて前に出てゴング。水野のラウンドに。  3R、笑顔を見せた両者。ハグからスタート。右ジャブの水野。さらに左ヒザを突く。左から右の高橋に、水野は右ジャブ。右インジャーフの高橋に、水野はストレートから右フック。右で飛び込む高橋。しかしクリーンヒットはさせない水野は右ジャブ。高橋も右フックを当てる。  左右連打をガード上に叩く水野。さらに左ハイ。ガードした高橋も右ハイ。右フック。押し戻す水野は右ジャブ、ワンツースリー。左ストレート、右を当てた高橋。水野もコンパクトにジャブを返すと、高橋は右の飛び込み。  ワンツースリーのフックまで繋いだ水野。右ジャブ、左ストレートのコンビネーションの水野、高橋の右の蹴りに右を突く水野は、高橋の右に右ジャブを入れて、左ストレート! 前に出る高橋に首相撲ヒザ。高橋の飛び込みをかわしてゴング、水野は先にケージの上に上がってガッツポーズ。判定はこれから。  体格差を活かし、ジャブで間合いを制し、左の攻撃で強打した水野。高橋はインカーフを当てて右を当てるも入りきれず。判定は5-0(30-27×3, 29-28×2)で22歳の水野が勝利。大塚隆史と熱いハグをかわした。  判定に涙の水野は「ホッとしています。自分が負けると思っていた人は多いと思いますけど、最後は自分を信じて、コーチの大塚さん、ボクシング山田さんらに支えられていまここに立っています。このGPで優勝したかったのは、1年前の8月10日にお母ちゃんが亡くなって、お墓を建てられず、今回の賞金(300万円)で建てようと思っていました。それが叶えられてよかったと思います。DEEPが一番好きで石司さん憧れてきました。次のステージに行きたいと思います。11月の神戸(RIZIN)、誰か空いていたらお願いします。少しでも親孝行出来てよかったです」と語った。 [nextpage] DEEPフライ級王座決定戦・村元友太郎vsKENTA ▼第8試合 DEEPフライ級王座決定戦 5分3R〇村元友太郎(ALIVE)56.70kg[2R 4分28秒 TKO]×KENTA(K-Clann)56.70kg※村元がフライ級王者に  福田龍彌が返上したベルトを巡る王座決定戦。  両者は2024年5月以来の再戦。初戦は村元がKENTAにスプリット判定勝ち。その後、村元は11月の『RIZIN LANDMARK 10』でトニー・ララミーに判定負け。2025年5月のDEEPで関原翔にスプリット判定勝ち。野球出身、30歳。  柔道ベースのKENTAは、村元にスプリット判定負け後、2024年9月に渡部修斗に1R ニンジャチョークで一本勝ち。11月の連戦で神龍誠にスプリット判定負け。2025年3月に本田良介に判定勝ち。34歳。  KENTA「村元選手と再戦ということで、またタイトルマッチで、すごい運命的なものを感じています。今までで一番減量もちょっと幅大きかったんですけど、一番状態もいいですし、練習も仕事をしっかり休んで済んでます。一番強いと思います。明日僕がチャンピオンになります。応援よろしくお願いします」  村元「今このKENTA選手とまたお互い勝ち上がって、頂上決戦、再戦ということで、ベルトかかってるんで、本当フライ級トップの戦いを皆さんに見せたいなと思います。僕が第七代DEEPフライ級王者になります」  1R、ともにオーソドックス構え。KENTAは右。回る村元はダブルレッグテイクダウン。しかしかんぬきでそのまま立つKENTA。村元のテイクダウンに隅返しで上になるKENTA。右で差して上に。村元は左で抱き寄せ、腕を離してクランブルですぐにバッククリンチ。  キムラ狙いのKENTAに村元は投げてバック狙いも前に落としたKENTA、スタンドもカウンターのダブルレッグテイクダウンは村元。立つKENTAに村元は右の蹴り。  右を突くKENTAに、村元は左。シングルレッグも切るKENTA。村元は左前手フックからダブルレッグテイクダウン。KENTAはバタフライガードでゴング。  2R、詰めるKENTAに村元は左インロー。さらぶダブルレッグもがぶったKENTA。右を振ってシングルレッグも深追いしない村元。詰めるKENTAは右から左、サウスポー構えになる村元はオーソに。右フックを当てたKENTAが前に。  村元はシングルレッグも切るKENTAは追う。ワンツーの右。村元も右を突くと、KENTAの左右をかわして左回り。シングルレッグもは切られる。右を突いて前に出るKENTA。村元の右前蹴りは空振りも、上体を上げさせて村元はダブルレッグテイクダウン!  オープンガードのKENTA。ここもかんぬきから上体立てた村元について立つKENTA。スタンド。近づくKENTAの鼻先に左手を伸ばした村元は、右ストレートでダウンを奪うとパウンド連打! レフェリーが間に入った。  起き上がり戦おうとするKENTA。セコンドの横田一則代表とケイト・ロータスが慌てて止める。最後は村元に歩いて行き、ケイトが心配するなか挨拶。ケージを降りた。  新王者となった村元は「気持ちいい! 長年戦わせていただいたDEEPで、夢であったベルトを獲れて感無量です。東京、名古屋、石川県から応援に来ていただきありがとうございます。これからDEEPのフライ級王者としてしっかり強さを見せていきます」と語った。 [nextpage] 大成が左STからサッカーキック2発で酒井をKO、メガトン級王者に ▼第7試合 DEEPメガトン級王座決定戦 5分3R×酒井リョウ(レンジャージム)108.90kg[3R 2分38秒 TKO]〇大成(フリー)106.55kg※大成がメガトン級王者に  ロッキー・マルティネス引退によるメガトン級王座決定戦。  酒井は、2022年11月に赤沢幸典を1R KOに下し、DEEPメガトン級暫定王座につくと、23年7月に水野竜也を1R TKOで防衛成功。9月にBLACK COMBATとの対抗戦でヘジュン・ヤンに一本負け後、24年3月にロッキー・マルティネスとの王座統一戦で判定負けし王座陥落。  24年11月に長谷川賢に負傷判定勝ち。しかし、25年3月、RIZINでエドポロキングをテイクダウンも2R ロープを蹴られてスイープされて逆転のTKO負けを喫した。  関野大成こと大成は、2023年にROAD FC3連勝。2024年4月のROAD FC68でキム・テインに1R TKO負けも、その後も3連勝中で、24年9月のDEEPで水野竜也を1R TKOに下すと、12月のROAD FCでシム・ゴンオに左ストレートからのコンビネーションで2R TKO勝ち。25年3月の前戦では大会直前にヘビー級王者のキム・テインが欠場&王座挑戦が消滅し、緊急参戦のクオン・アソルに2R TKO勝ち。  大成「酒井さん、『俺らがまた再戦する時は、会場を沸かせるような試合しよう』って約束したんですよね。明日は食うか食われるかのブッ潰す試合なんで。酒井さんブッ潰して勝って美味い酒飲もうかなって思ってます。お願いします」  酒井「大成とは3年前ぐらい前に戦ってるんですけど、その頃とは大成がもう見違えるように強くなってるんで、日本最強と言っても過言ではないと思うんですけど、俺も成長してるんで、こうやって大成も言った通り、必ず会場を爆発させるんで、皆さん来てください。応援よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えの大成は右の前蹴りから。オーソの酒井は左インロー。左ボディの大成。酒井の右ローに大成は左右を突く。  左手を後ろに隠してみせる大成。酒井はワンツーから右ミドルをヒット。酒井のワンツーに大成が前手を伸ばしてアイポークに。再開。  三日月蹴りを突く酒井。大成は左ハイも空振り。右から入る大成。酒井も右を突くと右ミドルハイ。大成のニータップを切った酒井。右フックの大成。さらに跳びヒザから一気に詰めるが、さばく酒井も右を返してインロー。  大成のワンツーの左をかわした酒井は左ロー。大成のかけ蹴りをかわして左右。大成も右ローからワンツーでゴング。  2R、右インローの酒井。大成は左ボディも酒井はワンツーで飛び込む。大成の入りに酒井はワンツースリーでまとめる。大成は右ハイ。酒井は左回り。大成は左ボディからワンツー、右ロー。左ミドル。大成は飛び込み左右をまとめるが、そこに左前手フックを突く酒井。酒井の入りに今度は大成が左を合わせる。  バッティング。酒井に「注意」。大成の入りに右フックを当てた酒井は右ミドル。大成も左の蹴りも、酒井が右アッパー、右の蹴りで大成が鼻血。酒井が取り返したラウンドに。  3R、いきなり組みを見せた大成。切る酒井。大成は右フックもガード上。奥足ローを打つ酒井。打ち合いでは酒井が右を当てる。さらに左ローを当てる酒井。大成のシングルレッグを切って右ローも、そこに大成も右をヒット。  左前蹴りの大成。バックフィストをかわした酒井。そのまま組んだ大成を突き放した酒井だが、大成はじりじりと詰めると右手で酒井の左手を払ってショートの左ストレート! ダウンした酒井の立ち上がりにサッカーキック2発! パウンド1発でレフェリーが間に入った。  試合後、大成は「タイトルマッチなんで絶対KOしたくて、3RかかっちゃいましたがKOできました。酒井さん、練習仲間でやり辛かったけど、試合なんでしょうがいない。酒井さん、エドポロキングにやられたんで、年末どうですか。日本人が勝てるヘビー級見たいでしょう? 俺しかいないんで。DEEP最高!」と語った。 [nextpage] フライ級・DEEP関原翔が、元PANCRASE王者・北方大地に判定勝ち ▼第6試合 DEEPフライ級 5分3R〇関原 翔(K-PLACE)57.90kg[判定3-0] ※29-27×3×北方大地(パンクラス大阪稲垣組)58.00kg  関原は、2022年5月の伊藤裕樹戦で硬膜下血腫の大怪我から、グラップリング戦を経て、2024年5月のマサト・ナカムラ戦で2年ぶりに復帰し判定勝ち。9月に杉山廣平にもスプリット判定勝ちすると、12月にONE帰りの本田良介と対戦。本田のダウン後の反則のヒザ蹴りでDQ勝利に。25年5月の前戦で村元友太郎にスプリット判定負け。  元PANCRASE王者の北方は、22年3月に村元友太郎に判定勝ち後、山北渓人、神龍誠、アリベク・ガジャマトフの強豪相手に3連敗中。ベテランの実力者は再起なるか。  北方「10年ぶりのDEEPめちゃくちゃ楽しみにしてます。関原選手、熱い男だと思ってるんで。僕と関原選手やったら今年一番熱い試合ができると自分でも楽しみにしてますし、お客さんもそれを楽しんでほしいなと思ってます。明日はよろしくお願いします」  関原「北方選手、DEEPへようこそ。これは僕の中で『DEEP対PANCRASEの戦いだと思ってるんで、しっかりDEEPの強さを証明して、北方選手とすげえMMAやろうと思ってるんで、よろしくお願いします」  北方「『DEEP対PANCRASE』──、俺はPANCRASE“チャンピオン”やから。そこは違うと思ってるんで」  1R、サウスポー構えの関原とオーソの北方、喧嘩四つで関原のローブローに北方が中断。「注意」で再開。さらにローを打つ関原に北方は右を振ってトップも、下からシングルバックに回る関原がスイープ。バックに。右手首をコントロールする関原を切って正対してシングルレッグで尻を着かせる北方。  ケージ背に立つ関原は左で差してバッククリンチ。正対する北方にシングルレッグで尻を着かせてゴング。  2R、ともにオーソドックス構えに。ジャブの関原に詰める北方は左右回転。さばく関原は左ロー。追う北方はダブルレッグテイクダウン。しかし関原は下から関原の足を束ねて、足抜く北方の立ち上がりにバックへ。  金網づたいに立つ北方にバッククリンチの関原は、背後からパンチ。崩してサッカーキック狙い。北方も立って戻してゴング。  3R、スイッチする関原。左右連打の北方にガードの関原は左インロー。北方の連打を潜ってダブルレッグテイクダウン。ハーフから片足をトライアングルで組んで立たせず。北方はケージ背に上体は立てる。  左ギロチンの北方に首を抜いた関原。ヴォンフルーチョークも狙いつつマウントからパウンド、ヒジ。足を戻した北方に関原はケージ掴んでのサッカーキックで「減点1」。  判定は3-0(29-27×3)で関原が勝利。関原は「村元選手に2-1で敗れ、勝ったと思った試合で手を抜いて敗れたので、今回、最後まで気を抜かずにやりました。DEEPでほとんどの選手に勝ちました。RIZINフライ級も盛り上がっているので、DEEPでタイトルマッチよろしくお願いします」と語った。 [nextpage] 神田コウヤが緊急参戦の佐々木大のカニ挟みさばいてパウンド ▼第5試合 ライト級 5分3R〇神田コウヤ(THE BLACK BELT JAPAN)70.40kg[2R 1分13秒 TKO]×佐々木大(JAPAN TOP TEAM)71.608kg→70.8kg※JTT山本颯志は負傷欠場  JTTの山本颯志は3月の前戦で北岡悟に判定勝ちでMMA6勝無敗としていたが、練習中の怪我で無念の欠場。代わりに出場する同門の佐々木は、MMA3勝4敗。25年4月のDEEPで高鍋明大に2R、ヒールフックで一本勝ちも、5月『RIZIN 男祭り』では中谷優我(BRAVE)に執拗に今成ロールで足関節にこだわるなどポジションを失い判定負け。  元DEEPフェザー級王者の神田は『ROAD TO UFC』準決勝でリー・カイウェンに判定負け後、DEEPにカムバック。2024年3月に青井人にスプリット判定負けで王座陥落後、7月の木下カラテ戦で体重超過。2点減点の末のスプリット判定負け。  2024年12月の前戦ではライト級に階級を上げて山田聖真と対戦。偶発的な金的攻撃により試合続行不可能のため、3R途中までの判定で神田が勝利。今回もライト級で戦う。  佐々木「佐々木です。計量オーバー。すみません、あの再計量までに間に合わせます。今回、あのすごい強い選手とやらせてもらえるという機会なんで、しっかり勝ちたいと思います。一本獲ります」  神田「佐々木選手、まず試合を受けていただきありがとうございます。試合できるのを楽しみにしてるんで胸貸してください。よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えの神田の蹴りが佐々木にローブローになり中断、再開。左インローの神田。組んだ佐々木はバッククリンチから引き込むが崩れない神田が正対し離れる。  佐々木のオーバーハンドをかわしてシングルレッグテイクダウンの神田。マット中央。手首を掴もうとする佐々木に左のパウンドを当てた神田。佐々木は立ち上がり。シングルレッグもそこに左のヒザ蹴りを合わせた神田!  そのまま引き込み下になる佐々木に神田は離れてサッカーキック! 立つ佐々木の右に左テンカオを合わせる神田は、引き込む佐々木を切って蹴り、足をさばいてゴング。  2R、半身の佐々木に右を突いて詰める神田。佐々木はカニ挟みから足関節を狙うが、ヒザは抜けている神田、足を抜いてパウンド連打に佐々木は動けず、レフェリーが間に入った。  試合後、神田は「相手変更で大変でしたが佐々木選手のおかげで試合できました。佐々木選手に拍手を」と語った。 [nextpage] フライ級・力也のプレスに本田がテイクダウンからバック、RNC ▼第4試合 DEEPフライ級 5分3R〇本田良介(タイガームエタイ)57.10kg[1R 4分51秒 リアネイキドチョーク]×力也(FIGHT FARM)57.20kg  力也「絶好調なんで。明日熱い試合して会場をぶち上げます。応援よろしくお願いします」  本田「フライ級のタイトルマッチがあるんですけど、その2人に負けないように熱い試合を力也選手としようと思いますので、応援よろしくお願いします」  1R、ともにサウスポー構え。中央を取る力也は右前手ジャブ・フック、右ミドルで圧力。本田はガード固めてケージ背に右を返す。左右で詰めて右を当てる力也にサークリングの本田はダブルレッグテイクダウン。  ボディトライアングルで足を組んで左手首をコントロールする本田はハンドファイトから右腕を喉下に巻いてリアネイキドチョーク! 頭後ろで組んだ本田に力也がタップした。 [nextpage] 平松翔が緊急参戦の諏訪部哲平の組みに苦しむもジャブを効かせて勝利 ▼第3試合 DEEPバンタム級 5分3R〇平松 翔(BLACK BELT JAPAN)61.85kg→61.70kg[判定3-0] ※29-28×3×諏訪部哲平(IGGY HNAD GYM)61.45kg ※緊急参戦※山本聖悟(Team Cloud)は負傷欠場  諏訪部「明日は大きなチャンスをいただいたので、このチャンスをしっかりモノにして、人生変えたいと思います」  平松「諏訪部選手、まず対戦を受けていただいてありがとうございます。しっかり再計量までに体重を落としてきます。明日は必ずKOしますので、応援お願いします」  1R、ともにオーソドックス構え。左インローの諏訪部に平松は右ストレート、カーフ。諏訪部は左目から早くも出血する。右オーバーハンドを突く諏訪部。避ける平松はサークリング。諏訪部の左目出血にドクターチェック。  再開。左ジャブ、インローを打つ諏訪部。平松は左ジャブの2発目で諏訪部の腰を落とさせると、すぐに立つ諏訪部に今度は左フック。左インローの平松はアウトキックボクシング。  2R、詰めてシングルレッグに入る諏訪部を切る平松。平松の右に諏訪部は右をかぶせにいく。左のダブルからシングルレッグでバッククリンチ、平松を崩して左足をかけてリアネイキドチョークを狙う。仰向けになった防いだ平松にトップで背中を着かせた諏訪部はインサイドガードからパウンドでゴング!  3R、先に詰める諏訪部は開始早々、ダブルレッグテイクダウン! ケージづたいに立つ平松は突き放すと、諏訪部はすぐにシングルレッグ。ここは切る平松が、低いガードからボディ打ちもスタミナ厳しいか。  前に詰める諏訪部に右を当てる平松! 諏訪部の組みを小手巻きで潰すが、諏訪部もダブルレッグテイクダウン! 亀になる平松のバックを奪いチョークを狙いゴング。判定3-0で平松が緊急参戦の諏訪部との熱闘を制した。 [nextpage] フライ級で松岡疾人が右を効かせて原虎徹に判定勝ち ▼第2試合 DEEPフライ級 5分2R×原 虎徹(CAVE)57.10kg[0-3] ※18-20, 19-19マスト松岡×2 〇松岡疾人(NEX SPORTS)57.15kg  松岡「4月に負けてしまったんですが、まずはこのチャンスをいただいて、DEEP関係者の皆さん、佐伯さん、ありがとうございました。明日はしっかりブッ倒して、実力見せますんで、応援よろしくお願いします」  原「明日はいいパフォーマンスを見せて久しぶりの後楽園ホールを盛り上げたいと思います。応援よろしくお願いします」  1R、いきなり詰めてダブルレッグの松岡を切るサウスポー構えの原は左ミドル。思い切りのいい右を突く松岡は右ミドルに繋ぐが、かわす原は、ガード上になお左ミドル。ニータップを狙う。  ノーモーションの右を首もとに突く松岡に、原はダブルレッグでケージまで押し込むが、松岡のヒザ蹴りがローブローに。再開。組みから再開。脇潜りボディロックで崩してバッククリンチの原は、背後から細かいヒザ、松岡も右ミドルはまだ浅い。しかし、右から左をヒット! 腰を落とした原だが詰め切れずゴング。  2R、右ミドルを原の左腕に当てる松岡。原は左ミドルのダブル。さらに左ストレート。松岡はワンツーで飛び込むがさばく原は左ミドルを打つ。松岡は右ボディストレートも、その入りに左ミドルの原。右ボディストレートの松岡だが、打ち終わりに組んだ原がテイクダウン。ケージで立つ松岡を追ってゴング。  判定3-0(20-18,19-19マスト×2)で有効打を当てた松岡が勝利 [nextpage] 第1試合はフェザー級でバック奪う杉野亜蓮が中尾響に判定勝ち ▼第1試合 DEEPフェザー級 5分2R〇杉野亜蓮(パラエストラ八王子)66.20kg[判定3-0] ※20-18. 19-19マスト杉野×2×中尾 響(JAPAN TOP TEAM)65.95kg  中尾「明日は必ず勝ちます」  杉野「明日は1試合目からブチかましますんで、期待してください」  1R、ケージに詰める中尾に杉野は跳びついてクローズドガードに入れてアームインギロチンチョーク。首を抜いた中尾は中腰に。下の杉野は腕十字を狙う。  2R、サウスポー構えから左の蹴りを打つ杉野は左で差して押し込み、中尾の首投げ狙いにバックに回る杉野がボディトライアングル。正対した中尾に、杉野はギロチン狙うが、首抜く中尾。杉野が下から蹴り上げゴング。  判定3-0(20-18. 19-19マスト杉野×2)で杉野が勝利した。 [nextpage] OPファイトフライ級は右を当てた海佑が琥に判定勝ち ▼オープニングファイト DEEPフライ級 3分2R アマチュアSルール×琥(JAPAN TOP TEAM)57.10kg[判定0-3] ※18-20×3〇海佑(T・GRIP TOKYO)57.00kg  海佑「明日はオープニングファイトから殴り合いして、相手選手をブッ倒すんで見ててください」  琥「明日はオープニングファイトからブチ上げるんで、俺に注目してください」  1R、ともにオーソドックス構え。海佑の組みを凌ぐ琥。海佑のワンツーの右に琥は腰を落とす。  2R、海佑のテイクダウンに立つ琥。なおも両脇差し押し込む海佑に琥珀も右を返すが、海佑の組みにケージ背に。右前蹴りの琥に互いに右ストレートが交錯。最後に海佑が右w入れてゴング。  判定3-0(20-18×3)でテイクダウンと有効打で勝った海佑が勝利した。
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