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【PFL】ライト級決勝でデイビスがラバダノフ下して優勝「ヌルマゴメドフとヒューズの勝者と対戦を」、41歳カモーシェがビショップを剛腕KOで優勝「ディチェバとスーパーファイトで」、バンタム級はアウベスがウェッツェルとの5R激闘を制して優勝50万ドル獲得!

2025/08/16 09:08

▼PFL World Tournament 女子フライ級決勝 5分5R
〇リズ・カモーシェ(米国)125 lbs
[3R TKO] ※左フック

×ジェナ・ビショップ(米国)124.8 lbs
※カモーシェが女子フライ級優勝

 カモーシェは、1回戦でイララ・ジョアニを左ボディを効かせて危なげなく1R TKO勝ちすると、準決勝でエローラ・ダナにもフルマークの判定勝ちで決勝進出。

 対するビショップは、1回戦で渡辺華奈に打撃で上回り判定勝ち。準決勝では、ジュリアナ・ヴェラスケスを極めて勝ち上がってきたエカテリーナ・シャカロワを、2R リアネイキドチョークに極めて決勝進出。

 1R、先に間合いを詰めるカモーシェはオーソでの入り。サウスポー構えのビショップはワンツーの左を見せる。サウスポーにしたカモーシェに左ストレートで前に出るビショップ。ワンツーで下げさせてダブルレッグでケージに押し込みも、右で差し上げるカモーシェは細かいパンチ、左ヒザ。ビショップはダブルアンダーで両脇差し、頭をアゴにつけてヒザ。

 押し込まれたカモーシェは右を差し込み離れる。頭を振って前に出るカモーシェは左カーフ。ビショップのワンツーの打ち終わりに左カーフ。さらに右から左、回転を上げてケージに押し込みダーティボクシングでホーン。序盤は手数のビショップもラウンド後半はカモーシェが盛り返した。

 2R、左カーフのカモーシェ。ビショップは右前蹴りでけん制。シングルレッグのビショップは崩すが、片足立ちで残したカモーシェが足を抜いて、四つに組んで小外刈テイクダウン!

 しかし下からビショップは腕十字! 深く入るがカモーシェはリフトしてヒジ。しかし仰向けにさせたビショップ! 腕十字に両手をクラッチするカモーシェはうつ伏せになってずらす。そこに三角絞めを合わせたビショップ! 下からヒジも。

 外したカモーシェはバックから後ろ三角狙いもともに立ち上がり、押し込むビショップが肩パンチ。

 カモーシェの右差しのかちあげての投げの際でトップはビショップもカモーシェは外ヒール狙い。それを外して上のビショップでホーン。ビショップのラウンドに。

 3R、オーソに構えたカモーシェは右インローを2回ヒット。さらに右ミドルハイ。ガードするビショップも左ミドルを打つ。サウスポーに戻したカモーシェ。ビショップのワンツーはまだ遠い。右ボディストレートのビショップ。

 カモーシェは左カーフ。ビショップの左に右を合わせたカモーシェ。ビショップの左を右手を上げて上段受けでブロックしたカモーシェは右ボディ、左フック! 後方に1回転してダウンしたビショップにパウンド! 一気に勝負を決めた。

 41歳での優勝。レイ・セフォー代表からトーナメント優勝ベルトを受け取り、50万ドルを獲得したカモーシェは、「この試合をノックアウトで終わらせたかったし、それができました。それは二重に嬉しい。当然ながら、彼女はグラウンドで非常に手強い相手です。いくつかの良いサブミッションを防御しましたが、最終的に彼女に近づくことができました。

 いつものように、ゲームプランに完全に従えませんでした。最初のラウンドや2R目のように、ボリュームを積み重ねるゲームプランにどう従うか、それが課題でした。なぜなら、私が打つパンチはクリーンに当たっていたからです。だから、もっとそれに従う必要があります。

(次に何をする?)またここに戻ってくるでしょう。また戦う姿を見られるでしょう。スーパーファイトをしたいですね。女子部門をメインイベントに持ってくる。それは素晴らしいと思います。ダコタ(ディチェバ)が健康になったら、ダコタと戦うチャンスが欲しいですね」と語った。

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