2025年9月14日(日)大阪・関西テレビなんでもアリーナ『HOOST CUP KINGS OSAKA 7』の追加対戦カードが発表された。
ONE Championshipでも活躍するHOOST CUP日本スーパーライト級王者・芝宏二郎(StrikerGym)が、ジョン・ヒョヌ(韓国 Baekryeon Chaigym)と54kg契約3分3R延長1Rで対戦する。
【写真】高い攻撃力を発揮して8月1日にモンをKOしたばかりの芝(C)ONE Championship KOUJIROこと芝は空手出身で那須川天心に憧れてキックボクシングを始め、ジュニア・アマチュアで実績を重ねて現在は『HOOST CUP』を主戦場にするサウスポー。2022年2月に3戦目でRKSキック フライ級王者となり、5月に5戦目でジャパンカップキックボクシング同級王者となった。
『RISE』では2022年3月に松本天志、12月には那須川龍心に敗れている。2024年11月『ONE Friday Fights』に初参戦するとジャマーク・クーパーを鮮やかな左ハイキックでKOした。2025年3月のHOOST CUPでKING剛を大差の判定で破り、第3代HOOST CUP日本スーパーフライ級王者になると8月1日にONE再出撃。モン・ヨッタサイにTKO勝ちで2連勝を飾っている。
ヒョヌは剛腕を武器に、現KTFバンタム級タイトル、HEROフェザー級タイトルを保持しており、2023年10月、九州プロキックボクシング(KPKB)に来日し、KPKB初代INTERNATIONALバンタム級53kg王座決定戦で日畑達也を初回KO。12月の再来日でもKPKBでGang-Gを3RでKO。昨年6月のRISE大阪大会では田丸辰に敗れているが今回再び日本での勝利に燃えているという。
ONEではサウスポーから一発一発強い技を繰り出し、攻撃力の高さを見せている芝。同じく強打で田丸以外の日本人選手をKOしているヒョヌとは激しい打ち合いとなりそうだ。
HOOST CUP日本フライ級(51.5Kg)王座決定戦3分5R延長1Rでは、雄飛(TEAM DRAGON)vs.滑飛レオン(NKBテツジム/NKBフライ級3位)が決定。
雄飛はアマチュア学生キックを2連覇し、プロデビュー。昨年大阪大会でのシュートボクシングランカー・小林大樹との引き分けをはさんで連勝中。前回7月名古屋大会での勝利後にタイトル挑戦を主催者に直訴、かねてより主催者がフライ級トップ戦線で格上選手に勝利し注目していた、滑飛との間でHOOST CUP日本フライ級王座決定戦が行われることとなった。
滑飛はNJKFランカーの高木正巳、ジャパンキックボクシング協会トップランカーでスックワンキントーン元王者・細田昇吾にKO勝利するなど波に乗っている実力者。激闘の王座決定戦となりそうだ。