PINK DRAGON「戦場 25」2025年8月3日(日)宮城・ドラゴンボクシングスタジアム(DBS)
▼メインイベント(第11試合)DBSピン級タイトルマッチ 2分5R ※ヒジあり×ベアナックル彩菜(契明ジム/王者)判定0-3 ※47-49、48-49×2〇AYUMI(DRAGON/挑戦者)※AYUMIが第3代王者に、彩菜は初防衛に失敗。
AYUMIは強打を武器に22年9月、鹿児島で開催された『LEGION☆JAPAN』でプロデビューし、2戦目でタイ・プーケットで女子ムエタイ99P(45.0kg契約)タイトルに挑戦し惜しくも判定負け。その後、フェフ姉さんとの激闘で勝利し全国的に名を広めた。
24年2月にはタイ・プーケットに再び乗り込み、パトンスタジアムでタイトルマッチで勝利しピン級王者に。10月にパンガーのカオラックスタジアム、3月にはクラビーのアオナンスタジアムでそれぞれタイトルを獲得し、タイ南部でタイトルを統一したことで、前戦となった今年6月にはラジャダムナンスタジアムで開催された『RAJADAMNERN KNOCK OUT』ではタイのシーミーランに判定勝利を収めた。
対する彩菜は空手仕込みの突き蹴りでアマチュア全勝。プロデビュー戦となった昨年8月の『戦場 24』では、KARENが返上したDBSピン級タイトルマッチでAYUMIと対戦し、僅差の判定で勝利しベルトを獲得。あれから1年、再びベルトを懸けて両者が激突した。
1R、左右のミドルでプレスをかけるAYUMIに、彩菜は下がりながらローを返す展開。2R、左右ミドルのAYUMIは組んでのヒザも当て、彩菜はなかなか手が出ない。3R、徐々にペースを上げる彩菜が、AYUMIの蹴り終わりを狙ってパンチ。AYUMIは打ち合わずに左ミドルで距離を取り、左ハイもヒット。
4R、右ロー、左ハイのAYUMIに対し、前に出る彩菜が圧力を強めてボディブロー狙い。これで失速気味となるAYUMIは、5Rにも彩菜の蹴りがボディに刺さり追い込まれるも、耐える。彩菜をコーナーに追い込むとAYUMIはヒジ連打で追い込む。
判定3-0で勝利しリベンジ&ベルト戴冠を果たしたAYUMIは「倒し切るつもりでしたが判定で申し訳ないです。途中、ボディへの攻撃が効きました(苦笑)。次は10月に大きなスタジアムでの試合の話があるので頑張ります」と10月末に決定しているルンピニースタジアム出陣をアピールした。
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▼セミファイナル(第10試合)DBSスーパーフェザー級王者決定トーナメント決勝戦 3分3R延長2R ※ヒジあり×武神(峯心会)KO 1R 2分17秒〇ヌアシラー(TeamSRK)※ヌアシラーが第3代王者に就く。
前王者・石月祐作が返上し、空位となっていたDBSスーパーフェザー級王座を決める4名の過酷なヒジありワンデートーナメントの決勝戦。ヌアシラーはテレビマッチ『True 4u』を主戦場にしていた元ランカー。日本では加藤有吾、桂英慈、勇成と対戦経験がある。初戦ではスーパークレイジーKをKO。 対する武神は5戦5勝無敗の18歳。初戦ではダイナマイト柿崎を1RKOするアップセットを起こして決勝戦に進出した。
1R、ヌアシラーは組んでのヒザ蹴り、ヒジを仕掛けるのに対し、武神はパンチを振り回して対抗。うるさい武神をガッチリ首相撲で捕まえたヌアシラーはヒザ蹴りを顔面に叩き込んでKO勝ち。ベルト戴冠に笑顔を見せた。
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▼第9試合 54kg契約 2分3R△伊藤咲花(小比類巻道場三沢支部/DBSスーパーバンタム級王者)ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29×2△エイミー(RIOT GYM)
伊藤は昨年8月のDBSタイトル戦で勝利して以来の試合となり、7戦5勝2敗の戦績を持つ19歳。対するエイミーは今回がプロ2戦目。同門のマリーシンクが伊藤に敗れており、リベンジに燃える。なお、今回の契約体重は伊藤にはいつもより軽く、エイミーにとっては重い契約体重での試合に。
1R、お互いにパンチを打ってはすぐに組み付く展開。2R、左ジャブ、右ストレートの伊藤だが、エイミーは組んでのヒザ蹴りを徹底する。3R、右ミドル、パンチで距離を取りたい伊藤だが、変わらずエイミーは組み付く。最後に伊藤がパンチ連打を見せたが、決定打はなくドローに終わった。
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▼第2試合 DBSスーパーフェザー級王者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R ※ヒジあり×スーパークレイジーK(RIOT GYM)KO 1R 1分50秒〇ヌアシラー(タイ/TeamSRK/元True 4uバンタム級8位)
元True 4uバンタム級8位のヌアシラーに、強烈な右ミドルキックを得意とするオキナワのお祭りファイター、スーパークレイジーKが挑んだ準決勝。
1R、左ミドルを飛ばすスーパークレイジーKはヒジでカットに成功し、ヌアシラーの額は大きくカットし流血が見られる。止められるかと思われたが、ヌアシラーは組んでのヒザ蹴りをクリーンヒットさせ、悶絶KO勝ちした。
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▼第1試合 DBSスーパーフェザー級王者決定トーナメント準決勝戦 3分3R延長1R ※ヒジあり×ダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢)KO 1R 0分52秒〇武神(峯心会)
50戦の大ベテラン柿崎に対し、5戦無敗の新人・武神は当初予定していたKATSUHIKO(KAGAYAKI)がケガで欠場となり代打出場。
1R、パンチを振り回す武神に対し、柿崎は右ロー、ヒジで主導権を握る。劣勢の武神だが、接近戦で大振りの左フックを当てて豪快にKO勝ちした。
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▼第8試合 国際戦78kg契約 2分3R×熊谷和己(DRAGON石巻)KO 1R 1分14秒〇リッキー(アメリカ/小比類巻道場三沢支部)
▼第7試合 ヘビー級 2分3R×仙台志郎(SD46ジム)判定0-3 ※27-30×2、26-30〇加藤祥多郎(MONSTAR GYM)
▼第6試合 66kg契約 2分3R×菊池翔太(DRAGON)判定0-3 ※26-28、28-30、28-29〇青木瑚晟(小比類巻道場三沢支部)
▼第5試合 74kg契約 2分3R〇NAOTAKA(DRAGON)判定3-0 ※三者とも30-27×李華(SD46ジム)
▼第4試合 ヘビー級 3分3R 〇菊地純一(DRAGON)KO 3R 1分53秒×佐藤翔太(SRC)
▼第3試合 54kg契約 2分3R×柿崎 暖(DRAGON湯沢)判定0-3 ※29-30×2、28-29〇篠原翔夢(TeamSRK)
「Aリーグ 64X」
▼30kg級王者決定トーナメント優勝島川琉空(KAGAYAKI)
▼女子30kg級王者決定戦浜崎花蓮(PIRIKA TOP GYM)
▼35kg級王者決定トーナメント優勝浜崎花希(PIRIKA TOP GYM)
▼40kg級王者決定トーナメント優勝佐藤陽琉(DRAGON)
▼45kg級王者決定トーナメント優勝鈴木悠仁(KAGAYAKI)
▼50kg級王者決定トーナメント優勝石川大登(KAGAYAKI)
MVP 丹大亮(DRAGON湯沢)ベストファイト 第37試合 〇金森来蘭(TeamS.R.K)vs×松井遥(DRAGON石巻)特別賞 高野琉雅(KAGAYAKI) 松本佑樹(TEAM FIGHT SENDAI)技能賞 浜崎花希(PIRIKA TOP GYM) 高橋佑貴(DRAGON)