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【K-1】志朗の金子晃大戦アピールに宮田Pが答える「受けて立つ。もしこっちのリングに上がって来る度胸があるなら用意します」11月大会で指名選手と戦って勝ったら王者対決と提案

2025/08/05 19:08
【K-1】志朗の金子晃大戦アピールに宮田Pが答える「受けて立つ。もしこっちのリングに上がって来る度胸があるなら用意します」11月大会で指名選手と戦って勝ったら王者対決と提案

志朗の対戦表明を「受けて立つ」と答えた宮田K-1プロデューサー

 2025年9月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush,180』の対戦カード発表記者会見が、8月5日(火)都内にて行われた。

 その会見にて、8月2日(土)東京・大田区総合体育館で開催された『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』のメインイベントで玖村将史(999)にリベンジを達成し、試合後マイクで「K-1の王者、金子選手とみんな見たいと思うのでぜひK-1vs.RISE世界王者対決やりましょう」とアピールしたRISE世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)について、宮田充K-1プロデューサーが言及した。


【写真】玖村にリベンジを達成し、K-1王者との王者対決をアピールした志朗

 記者からの質問を受けた宮田Pは「その話はスタッフから聞きました。K-1王者の名前が挙がったので、どこかで返すべきかと思っていた」とし、「僕の感覚では伊藤隆代表のコメントがよく分からなくて、可能性があってファンが望んで機が熟せばと、ファンが盛り上がれば可能性があるとのことでしたが、僕の知っている伊藤さんと違うというのがあって。志朗選手が言ったことが言い過ぎだったなら止めて欲しいし、やるんだったら推せばいいじゃないですか。ガチと言ってるなら。僕はそこを聞いてみたい。連絡をとってみようかなと思う」と、RISEの伊藤隆代表に連絡してみたいとする。

「ファンの皆さんにとっていいカードなのか分からないけれど、やるんだったら受けて立つ。一昨年にRISEさんと10試合やったんですよ。あの時にたまたま7勝3敗でK-1が勝ち越したんですが、求めているものが違うと言われてそこで終わってしまった。あの後は何もないし、もういっちょ志朗選手きっかけで勝負したいのなら受けて立つし、そうでないなら撤回して欲しい。そこがどっちなんろうって」と、やるなら受けて立つという。


【写真】9月にタイトルマッチでの再戦が決まっている金子と池田

「どう思いますかと言われれば、受けて立ちますよ。RISEさんとは前も仕事したことあるし、RISEさんのことは当然認めているし、同じようなルールで国内でやってるし、THE MATCHで凌ぎを削ったし。勝負は時の運。あれで選手も張り切ったし、ファンの皆さんも楽しんだし、もう一丁は全然やる気です」と、RISEと再び交わることに抵抗はないとする。

「今回に関しては向こうから名前を出した以上は、これは提案というか、11月のK-1に志朗選手が上がってきたら面白いんじゃないですか。だからこっちで用意しますよ。もしこっちのリングに上がって来る度胸があるなら用意します。それに勝ったら来年の早い時期か分からないけれど、55kgで金子(晃大)くんか池田(幸司)くん(の勝者と)でどうだろう。11月15日に代々木で相手を用意するから、上がって来ればいいじゃないですか。挑戦を受けて立つから。そこで勝ったらトップとどうですかっていうのがK-1の答え。全然やりますね」と、11月15日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX』で志朗の相手を用意するので、それに勝ったらK-1王者との頂上対決でどうだ、と提案。


【写真】2024年3月に行われたK-1とRISEの全面対抗戦。これ以降、両団体の交流は途絶えた

「他団体と絡まなくても回っているので、K-1の選手から他団体とやりたいという声はあまり上がらないですよ。志朗選手は純粋に勝負したいっていうのがあると思うんですよね。
そのこと自体に関しては僕はなんとも思ってない。ただ、ウチの王者の名前を上げられた以上黙っているわけにはいかない。全然やりますよ。ただやるからには、金子vs.池田のタイトルマッチが決まっているわけですから、一個実力を見せてくれよと。11月に勝ったらもう一丁で来年受けて立ちます。特別に単発契約でいいですよ。やってやるよ」


 ということは、話し合いのテーブルに着く用意はあるということか、と問われると「テーブルでもちゃぶ台でもミカン箱でもいい。なんでも着いてやりますよ。僕の知ってる伊藤さんはもっとガーっと来る人だと思っているんですよ。伊藤さん、元気ないんじゃないかなと思って。挑発したら怒るかなと思って言ってみました(笑)」と、あえて挑発的に言ってみたと最後には説明した。

「いいカードはどんどんやっちゃった方がいいかなと思うんですよね。選手が張り切っているうちに、ぱっとやっちゃおうかと。志朗選手と絡むのはK-1の55kgのファイターにはプラスにしかならないので、飛び込んできて欲しいなと思います。逆にウチの選手がRISEさんにも…今回は名前を出したのは向こうですから、受けて立ちますよ。やりましょう。ガチで行きましょうよ」と、K-1王者vs.志朗を実現させたいと語った。

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