▼第3試合 119LBS(53.98kg契約)キックボクシング 3分3R
×モン・ヨッタサイ(ラオス)
TKO 2R 1分14秒 ※レフェリーストップ
〇芝宏二郎(Team526)

KOUJIROこと芝は空手出身で那須川天心に憧れてキックボクシングを始め、ジュニア・アマチュアで実績を重ねて現在は『HOOST CUP』を主戦場にするサウスポー。2022年2月に3戦目でRKSキック フライ級王者となり、5月に5戦目でジャパンカップキックボクシング同級王者となった。

『RISE』では2022年3月に松本天志、12月には那須川龍心に敗れている。2024年11月、ONE FFに初参戦するとジャマーク・クーパーを鮮やかな左ハイキックでKOした。2025年3月のHOOST CUPではKING剛を大差の判定で破り、第3代HOOST CUP日本スーパーフライ級王者となっている。

モンの戦績は22勝4敗。ONEには初出場となる。両者とも19歳。

1R、サウスポー同士。芝は強い左ローを連発していくと、モンはジャブを突きながら前へ出ていく。芝の左カーフが強く決まり、続いてジャブを突き刺す。モンもジャブから左ストレート、左フック。芝も負けじと左ストレート、右アッパーを放つ。

左ストレートからの右ミドル、組み付いてのヒザは芝。右ボディ、右三日月も蹴って右インカーフも。両者ともジャブをよく使う。芝の左カーフに下がるモンへ芝は左ハイを繰り出す。芝の強い攻撃が目立った。

2R、すぐに左右フックで前へ出ていくモンに芝も打ち合って左カーフを蹴る。左カーフを蹴ってワンツー、モンが打ち返してくるとヒザを突き刺す。さらにヒザで畳み込む芝がワンツーからヒザ、ボディからヒザ、左インローからの左ボディでダウンを奪う。

芝は右三日月からワンツー、ロープを背負ったモンにヒザ、そして左ボディとラッシュを仕掛けたところでレフェリーがストップ。芝のTKO勝ちとなった。

「ストライカーでぶちやっちゃるけん。応援してくださりありがとうございます。前の試合より進化しましたよね。」と勝利者インタビューに答えた。これで芝はONE FFで2連続KO勝ち、8連勝(5KO)を飾った。


