自分はKOで格闘技界を盛り上げてきた
1回戦で誰と戦いたいかと聞かれると「対戦は誰でもいいと思っていて。メインは(11月の)ワンデートーナメントになると思うので、誰でもいいって言うか。自分も試合が久々なので、いろいろな選手の映像を見て対策していきたいと思います。ブアカーオに勝ったストーヤン、和島選手をKOしたフェルドンクとか面白い選手が多いし、自分も好きなファイトスタイルとかアツい選手が多いので、その中でもガンガン戦っていってKOして行きたいと思っています」と答える。

優勝する自信は「あります」と断言。「自分は1日3試合のトーナメントをやっているので。多分、歴代ナンバーワンの最速KO記録があるはず(2020年3月のK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで3試合ともKO勝ち、合計タイムは4分22秒だった)なので万全で行きます」とした。
以前K-1に出ていた時と比べてどこが成長しているかとの質問には、「最後の和島選手の試合が終わってから自分の道のりは長くて、濃くて。ボクシングもチャレンジしたし、復帰戦して巌流島で矢地選手とMIXルールやったりとか、RIZINでロクク・ダリと試合したりとか、ブアカーオと試合したりとか。自分的には濃いキャリアを歩んでいて。その中でMMAの練習もレスリング、グラップリング、柔術とかいろいろな格闘技の練習をたくさんやってたので格闘家としてさらにいろいろな武器とバリエーションが増えた木村ミノルになっていると思いますね。今までは純粋なキックボクサーという感じだったんですけれど、今はそれにボクシングも、ある意味MMAのフィジカルとかリズムとか全部組み合わせた新しい自分が見せられると思っていますね」と、ハイブリッドな格闘家になっているという。

3試合最短KO記録を塗り替える自信は、と問われると「1秒でも塗り替えたいですね。そう思ってやっていきます。自分の魅力はKOするってところなので。それで今までK-1でも長くやってきたし、たくさんの人に僕は覚えられたと思っているので。それを存分に発揮するだけですね」と、今回もKOの山を築きたいとした。
そして「トラッシュトークは自分が走りだと思っていますが(笑)、その後から自分は試合内容とかKOで覚えてもらうことを10年以上やってきているので、KOするっていう試合のパフォーマンスにおいてはプライドを持っていて。自分はそれで格闘技界を盛り上げてきたと思っているので。格闘技が低迷している時にもK-1を始め、自分はそこを復活させてきたって自負もある。自分もピンチですけれど、K-1もある意味これからもっともっと盛り上げていかないといけないって時に、自分が出来ることはあるのかなっていう。だからこのトーナメントを爆発させてK-1、そして自分も復活するというのをみんなに示したい」と語った。




