秋元のマイクでリングに上がった萩原と一触即発に(C)RIZIN FF
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の第12試合RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、赤田功輝(KTT)を1R2分57秒、リアネイキドチョークで仕留めた秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が試合後インタビューに答えた。
これでプロ戦績を9勝1敗とした超新星は、試合後のマイクで「太田はまったく興味ないんで。次、ダウトベック選手が間に合わなければ、未来選手にまとわりつくこのザコを相手にするんで、萩原」と指名。萩原がリングに上がると、「今やっても勝てるぞ。逃げてるんだろう?」とマイク。萩原の言い返しに「早く降りろ」と言い放った。
ああいう人が一番女々しい
「超RIZINってなんか番狂わせ系が多いんで、それが不安要素だったんですけど無事いい形で勝てて安心しました」
――急遽対戦相手が変更という形での試合となったが、赤田選手と戦ってみてどんな印象だった?
「身体も強いし、気持ちも強いし、意外とパンチもノーモーションで思ってたよりコンパクトだったんで。思ったより強かったですね」
――番狂わせがあるって話も出たが、秋元選手自身も会場の雰囲気に飲まれそうになった?
「いや、今回というか、最近はすごい落ち着けてるんで。自分のやることと、相手と自分に集中できてましたね」
「僕は20歳までにチャンピオンになるって、ずっと言ってるんで。それを目指しながらも、大晦日、さっきリング上でやり合ったみたいに本当はダウトベック選手とやりたいんですけど、もしダウトベック選手が間に合わなかったら、萩原選手あたりと盛り上がるんで。弱いですけど相手してあげてもいいかなって感じです」
――対戦相手が直前で変更になったことは試合に集中する面で影響はあった?
「メンタルが落ちたりはしてなかったんですけど、そういうのもあってより油断せず集中できたかなっていう感じですね」

――20歳までにベルトということですけども、今回68kgで戦ってベルトを狙うとしたらバンタムとフェザーどっちを?
「今フェザーでやってるんで…フェザーなのかな、バンタムなのかなって感じですね」
――バンタム級のタイトルマッチは見た?
「1個前だったんで、ちょこちょこって感じでしたね」
――印象に残ったことは?
「井上選手うまいし強いなって感じですね」
「僕は前の前の試合に集中したいタイプなんで。今回は普通に早く自分の番来ないかなって感じで見てました」
――目の前という意味では、リング場で言い争いがあった萩原選手が一番近い?
「未来さんも言ってましたけど、なんか漢気出してる風にしてんのが、俺に女々しいとか言ってたんですけど、ああいう人が一番女々しいんで。ああいう漢気見せてる風な選手はあんまり好きじゃないすね」
「未来さんアップしてたんで、邪魔にならないように。後で未来さんも勝ってゆっくり話せたら嬉しいですね」
――萩原選手とやるってなると、また西谷選手の敵討ちシリーズになる。
「なるかもしれないですね(笑)。でも同じ階級だから、そこは意識してないですけど。そうですね。しょうがないのかな(笑)」

――ダウトベック戦が決まってからの期間で、どういったところが成長したとか伸びてると感じた?
「打撃の細かいところと、組みも結構練習してたので、自分のレベルを上げるってことに集中してやってましたね」
なお、榊原信行RIZIN CEOは秋元のタイトル挑戦について次のように答えている。
「赤田に勝ったから1つまたタイトルに近づくっていうことに、カウントしにくいキャリアの選手だったと思うんですね。赤田に下手打てば一気に、試合の結果によっては勝っても評価を落とす試合ってあったと思いますけど、そういうことはなかったんで、さすが秋本だなという風には思いました。ただ、その中でいきなりタイトルってことにもなかなかならないかなと。フェザーの中ではね。
萩原京平とか、太田忍とはもうやらないって言ってましたけど、あと何戦かそういう意味ではキャリアアップしていく上で凄い顔ブレがフェザーも揃ってるんで、組むべき相手というか、ファンが見たいと思ってもらえる相手はたくさんいると思うので、何試合かそういう試合にマッチアップさせてほしいなとそう思ってます」







