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【RIZIN】朝倉未来「斎藤裕選手がクレベルと戦った時にすごい癖を見抜いていて──」×クレベル・コイケ「2人ともスタイルは変わっている」=7月27日(日)さいたま

2025/07/20 21:07
 2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンで開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の出場選手公開練習が20日(日)、都内にて行われた。  同大会のRIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで対戦するクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が最後に登場。朝倉はサウスポー構えから左ストレート、左ミドル、左テンカオと得意の左の攻撃を披露。  クレベルはグラップリングで引き込みからのスイープ、バックからのトラックポジション、リアネイキドチョーク、三角絞めなどを流れるようにロールした。  その後に行われた質疑応答で、朝倉は「この試合に向けて(クレベルの)全試合を見返して、いろいろな癖を5個くらいかな、見つけたので、全部合わせてやろうかなと思っています。(ここまで)相手の癖に対する反復練習をずっとやってきました。今回も俺が100%勝ちます。楽しみにしていてください」と自信のコメント。  クレベルは、2021年6月以来、約4年ぶりの再戦について「4年前からは2人ともちょっとスタイルは変わっている。2人のレベルは近づいている。(前回より苦戦する?)彼はこの前の最後の試合でMMAがレベルアップしている」と、4年前とは比べられないという。  しかし「それは関係ない。私が勝つだけ。絶対、私が勝ちます。もう1回一本勝ち。それは間違いない」と一本勝ちを宣言した。 [nextpage] やっぱりMMAは上が有利(朝倉)  ともに勝利に自信を見せたクレベルと朝倉。  この公開練習後、朝倉は『【喧嘩祭り拡大版SP】榊原社長に呼び出されました 2025』に出演。あらためてその自信の根拠について語っている。 「心境はもう楽しみですね。いつもとの違いとかはなくて、特に“リベンジ”とかじゃなく“大きな一戦”ってだけでしかないなって感じ」と再戦への気負いはないという朝倉。  クレベルが「レベルアップした」と評した前戦で朝倉は、鈴木千裕を再三テイクダウンし、下からの仕掛けをカット。トップから削って、鈴木を疲弊させて判定勝ちした。  その戦略を対クレベルでも使うのは危険では? という見方には、「全然そう思ってないです」ときっぱり。「やっぱりMMAは上が有利なんで。引き込んできたらタダで終わらせないですよ。もうクレベルが“こうやって三角に入れてる”とか、そういう癖を全部研究してきたんで」と、あらためて「クレベル対策で穴を5つくらい見つけた」発言の真意を説明。  同番組内で「朝倉未来有利」と予想している斎藤裕の発言を聞くと、「斎藤選手がクレベルと戦った時にすごい、まあ斎藤選手はクレベルの癖をそれこそ見抜いていて。寝技の対応とか、勉強になりましたね」と、2023年大晦日に3R ダースチョークでクレベルが一本勝ちした斎藤戦のフィニュシュ前の3Rまでに、斎藤がクレベル攻略方法を見せてくれていたとした。 『榊原社長に呼び出されました』では、自身が既定路線のクレベル戦の勝利後についても問われた朝倉は、「皆さんが(自分と)誰との試合を見たいかじゃないですかね。『平本蓮と見たい』っていうのか。シェイドゥラエフ、ケラモフ……俺はもう盛り上がれば誰でもやりたいし、“誰かから逃げてる”とかないんで」と、ファンが望む相手と戦いたいという。  その前にクリアすべきハードルが、今回のクレベル・コイケとの再戦だ。 「とりあえず今、マジ強いんですよね、俺は。練習しててそれを見せたいです。楽しみですよ」と最後にも「楽しみ」と語った朝倉は、4年の進化をいかに見せつけるか。
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