BreakingDown
レポート

【BreakingDown】赤田功輝が西谷大成をKOして超RIZIN参戦アピール、溝口COOがみそぎのSATORU戦で判定勝ち、YURAが井原にフェザー級王座判定防衛、細川がNAO下しライト級新王者に、赤沢が把瑠都からダウン奪う判定勝ち。川島が10人ニキKO。大阪が茨城に4勝3敗で勝ち越し。KINGカズがシェンロンからダウン奪う判定勝ち。竹見がよしきまるに判定勝ち

2025/07/13 14:07
BreakingDown 162025年7月13日(日)大阪・おおきにアリーナ舞洲※BreakingDown LIVEでLIVE配信 ▼第31試合 キックルール ライト級(70kg)ワンマッチ×西谷大成[2R KO]〇赤田功輝  赤田はK-1・KrushからMMAに転向、2024年11月のDEEPでMMAデビューし、1R TKO勝ち。大晦日のRIZINで五明宏人を相手に接戦の末にスプリット判定負け。2025年3月のRIZINで魚井フルスイングに判定2-1で惜敗した。  西谷は2023年6月の鈴木博昭戦から2025年5月のRIZIN東京ドーム大会で萩原京平にKO負けまでMMAで4連敗中も、BreakingDownでは7勝1敗と好成績を残している。2025年3月には白川ダーク陸斗との同門対決を制した。  1R、サウスポー構えの赤田は先に左ハイから。西谷はワンツーの連打。ブロッキングの赤田はじりじり詰めて左ストレート。かわした西谷は赤田を突き放すと、赤田は右から左フック。西谷のワンツーをかわした赤田。詰める赤田は左ストレート。西谷はアッパー気味に下からの打撃も混ぜて前に。西谷の右ハイにガード固める赤田はワンツーの左。ケージに詰まる西谷は押し戻す。  2R、先に中央に出て頭を沈めてから左フックで前に出る西谷。さらに左アッパーも空を斬る。右を強振する西谷、赤田は詰めて組んだ西谷にヒザ。ブレーク。  中央で右ジャブを突く赤田。左ローも。左ハイをかすめた赤田。さらに左ストレートで西谷が尻もちをつくも、ノーダウン。  再開。左ハイを突く赤田。さらに左ストレートですぐにダウンを奪うと今度はダウンカウントが数えられる。  カウント1で立ち上がる西谷はケージまで歩いて両手をケージに着けてレフェリーに背中を向けてダウンカウントを待つが、「10」間際に慌てて振り返るも、ファイティングポーズが間に合わず、KO負けとなった。  試合後、赤田は「この後、俺がYouTubeで出すんでぜひ今のうちにチェックしてみてください。すぐ出します」と自身のYouTubeを宣伝。  続けて朝倉未来を向いて「未来さん、同じ日(7月27日)『超RIZIN』出たいです。未来さん、一緒に推薦して事務所行ってくれませんか? お願いします。俺1週間後、何でも誰とでもやるんでお願いします。シェイドゥラエフ、待ってるみたいですね……ごめんなさい。それは冗談なんですけど、皆さん、俺、2週間後マジ出たいです。お願いします。怪我もなんもないんで。いけます」と、さいたまスーパーアリーナ大会参戦を懇願。  朝倉は「まあまあ、俺が決めれるわけじゃないんで。一応、聞いてみます。多分(榊原CEOが)見てると思うんで、社長とかがもしあれだったらオファー来ると思います」と返答。  赤田は、「はい。俺は『平本蓮の赤田功輝』じゃなくて、『赤田功輝』なんで。皆さん覚えてください。今日はありがとうございました」と勝利コメントを語った。 [nextpage] ▼第30試合 キックルール ライトヘビー級ワンマッチ×SATORU[判定1-4]〇溝口勇児 SATORUは高校時代ボクシング部に所属、本業はラッパー。2022年11月からBreakingDownに参戦し、初戦はポーランドの刺客に敗れたがその後は3連勝。2024年12月に溝口に逆転KO負けを喫し、今回はそのリベンジマッチ。 溝口は起業家であり、BreakingDownのCOO。2023年5月からは自ら試合にも出場し、4連勝3連続KO勝ちを誇る。  1R、詰めて右を当てるSATORUに、溝口は左インロー。左三日月蹴りを効かせて前に。ケージ際で回転を上げたSATORUに溝口もパンチで勝負。中央での打ち合いに。判定は4-1で溝口が勝利した。  試合後、溝口は「おい、ヘタレ。小心者の子猫ちゃん。間違えた。飯田さん見てますか。お前さ、これまだ言い足りねえかんな。本当、でも抑えてやってんだよ。未来君に言われてるから、いろいろ。もう言いたいことあるんだったらいいぞ、俺、ベアナックでもMMAでも。  今日の試合はちょっとしょっぱかったけど、ただお前相手だったらマジで一番怒りモードで行けるからもう覚悟しとけ、マジでお前。まあでも、お前、臆病者の子猫ちゃんだから俺の喧嘩買えねえよな。お前プロだろ。俺素人だぞ。お前見てんじゃねえぞカスっ……て、朝倉兄弟に『言え』って言われました(笑)」とマイク。  続けて、「まず皆さん、今日は本当にですね、メインイベンターの飯田選手対SATORU選手の試合に僕自身の問題で穴を開けてしまったことを本当に申し訳ございませんでした。まあ少しでも穴を埋められたらなと。自分の器が足りてないのは認識してるんですけど。なるべく面白い試合したいと思ったんですけど、最初からバチバチ行くつもりだったんですけど、SATORUの圧と一発に思いっきり、ちょっとイモひいちゃいました。まあでも本当にSATORU選手に関しては、本当に全てのカードを二つ返事でオッケーって言ってくれるような最大の功労者の一人なんですね。まあ、そんな彼とこんな形で戦うことになってしまったのは残念ではあったんですけど、俺が勝ったら、引退をちょっと撤回を検討してくれと。SATORU、考えてみてください」と語った。 [nextpage] ▼第29試合 キックルール フェザー級タイトルマッチ〇YURA[判定5-0]×井原良太郎※YURAがフェザー級王座防衛  YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選び、2023年5月から出場。これまで3勝2敗の戦績を残し、2024年2月には西谷大成にもKO勝ちしている。  プロでは2023年12月からRISEに参戦。2024年10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKOするなどプロ戦績13勝(5KO)無敗の快進撃を続けていたが、2024年大晦日の『雷神番外地』で朝久泰央に初黒星。2025年3月には山口裕人に初回KO勝ち。2024年5月のBreakingDownライト級トーナメント準決勝で山本隆寛に敗れるも、12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。今回は井原の挑戦を受ける形での初防衛戦となる。 井原は、2024年12月のフェザー級1dayトーナメント準決勝でYURAに判定負け後、2025年3月の『BreakingDown 15』で細川一颯に判定勝ち。 両者は『BreakingDown 14』で行われたフェザー級トーナメント準決勝で対戦し、YURAが判定で勝利を収めている。  1R、サウスポー構えの井原。YUARは左から右のストレートで飛び込み。井原は右から左でケージに詰めるが、その打ち終わりにYURAが左でダウンを奪う。立つ井原は詰め直すもゴング。  判定は5-0でダウンを奪ったYURAが勝利。「がっつりKOしに行こうと思ったんですけど、やっぱ井原くん、打たれ強くて倒れなかったです。多分綺麗に入ったと思うんですけど。、井原君、また2回目戦ってくれてありがとうございました。次戦、そうですね。8月2日にRISEが決まってて、それも応援してくれたら嬉しいので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と語った。 [nextpage] ▼第28試合 キックルール ライト級タイトルマッチ〇細川一颯[判定4-0]×NAO※細川が新王者に 細川は、2023年11月『BreakingDown 10』で才賀紀左衛門にKO勝ち後、2024年12月のフェザー級1dayトーナメント1回戦で現RISE参戦中のYURAに判定負け。大晦日『RIZIN DECADE』で宇佐美正パトリックとキックルールで対戦し、2R TKO負け。2025年3月の『BreakingDown15』で、井原良太郎に延長判定負けで2連敗中。 才賀を師に持つNAOは、『BreakingDown 14』でリキとの再戦でKO勝ちで7連勝も、2024年12月のフェザー級1dayトーナメント決勝でYURAに1R KO負け。  1R、NAOのワンツーの前後の出入りに、細川はヒザを突き、ワンツーのから右ロー。後ろ廻し蹴りは空振りも、前蹴りから右にステップしてNAOと右の相打ちから左右ラッシュ。  判定は4-0で細川が勝利。蹴りのみならず、パンチの進化を見せた細川がライト級新王者に輝いた。  試合後、細川は「やったよ。いろいろ言われているBreakingDownですが、みんなの前で僕は戦えて幸せです。ありがとうございます。感謝できる環境ができたんで、一番お世話になってる人に感謝を伝えたいと思います。萩原社長。いつもろくに仕事しなくて、格闘技に集中させていただいてありがとうございます。格闘技もそうなんですけど、僕は萩原社長みたいにかっこいい男になりたくて来ました。格闘技もそうですけど、まだまだいろいろ足りない部分があると思うんで、いい男になれるように、これからもいろいろ教えてください。これからもよろしくお願いします。ここはゴールじゃなくてスタートしてんだと思うんで、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」と語った。 [nextpage] ▼第27試合 キックルール 無差別級ワンマッチ×把瑠都[判定0-5]〇赤沢幸典 キックルールの無差別級で把瑠都と赤沢幸典が対戦。 把瑠都はエストニア出身の元大関でRIZIN3勝1敗、赤沢幸典はMMA6勝6敗。赤沢は2024年5月のDEEPで140kgのベンツに1R TKO勝ちして以来の試合。把瑠都は、2016年大晦日RIZINでミルコ・クロコップに1R KO負け以来の試合となる。  1R、右ボディから入る赤沢にクリンチの把瑠都。ブレークの繰り返し。首相撲ヒザの把瑠都。赤沢はボディ打ちで入るが組まれて動けず。左フックで入る赤沢に右の突きの把瑠都。  何度も同じ入りからクリンチが繰り返されるは、赤沢は左ストレートで入って把瑠都がダウン!  立ち上がり再開。右で飛び込む赤沢もクリンチの把瑠都。ゴング。  判定5-0で赤沢が勝利した。ケージインして対戦を呼び掛けるマックス吉田をダブルレッグテイクダウンした赤沢は、試合後、マイクを握り、「先輩のマックス吉田さんがいるんですけど、まあちょっとなんか興奮しちゃって、ちょっと発情した犬みたいになっちゃってんですけど、まあ相手してやってもいいかなと思うし。まあそれよりもね、今ちょっと日本のヘビー級ちょっとしょっぱいなあと思って。RIZIN見てても派手なやついねえし、ちょっとね、RIZINさんはもっといいヘビー級、俺とかにオファーかけてもらったら嬉しいですけどね。全員残らず潰してやりますから。お願いします」と語った。  解説席の朝倉未来は、「制裁マッチで組んだら把瑠都さんが意外と弱かった。残念です。刃牙の板垣恵介さんと話したときに相撲取りが強いと。BreakingDownでは相撲取りみんな負けてしまっているんで我こそはという相撲の方は出てほしいです」と挑戦を呼び掛けた。 [nextpage] ▼第26試合 MMAルール バンタム級ワンマッチ×秋元優志[判定0-5]〇ジョリー  秋元優志は、RIZINで活躍中の秋元強真の実兄。NexusSPROUTでK-clannの酒寄創輝に判定勝ちするなどアマチュアで経験を積み、2023年12月にDEEPフライ級アマチュアSPルールで琥と対戦。オーソからの左フックを、琥に左フックを合わされて1R KO負けからの再起戦となる。  ジョリーのMMAは、2017年の全日本アマチュア修斗で2回戦敗退後、2018年にGLADIATORで上田祐起、井口翔太にTKO勝ち。BreakingDownキックルールを経て、2024年6月にMMAでYUSHIに1R 左ヒザ蹴りでKO勝ち。2025年3月の『BreakingDown15』では、冨澤大智の左ヒザにKO負けを喫している。  1R、向かい合うと身長差があるジョリー。ともにオーソで詰めてボディロックのジョリーはテイクダウンできず。下から外ヒールのジョリーだが極めきれず。ジョリーの右ローに秋元は左右で詰めると、ジョリーはシングルレッグ。潰す秋元に下からレッスルアップで立ち上がったジョリーが上からパウンド。  2R、左前蹴りのジョリー。秋元の連打にダブルレッグのジョリーは脇を潜りバックへ。前に落とされずに足をかけたジョリーは腕十字も狙うがブレーク。左右から右跳びヒザの秋元だが、ジョリーはシングルレッグテイクダウンで上でゴング。  3R、後ろ蹴りのジョリーに右カーフの秋元。首投げに行くが潰したジョリーが上からパウンド。スタンド。秋元の右にジョリーも右を返して押し込み、ゴング。  判定は5-0で、積極的に組みも混ぜたジョリーが勝利した。 [nextpage] ▼第25試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ×アマリザ[KO]〇啓之輔  アマリザの左右に長い左ヒザを突く啓之輔。左右フックも身体がぶれるアマリザ。啓之輔の右のカウンターでダウン。立ち上がるも、啓之輔のヒザに金網に詰まり、右から左を打ち抜かれてダウンした。  試合後、啓之輔は「飯田、どこにいんだ? 朝倉未来の顔を潰すな。俺とやろうぜ、BreakingDown最高!」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第24試合 キックルール ミドル級ワンマッチ×10人ニキ身勝手の極意兆[KO]〇川島悠汰  いきなりのノーガードの打ち合いで右から左フックでダウンを奪った川島。10人ニキは口から出血。ドクターチェック後、頭から突っ込んだ10人ニキに川島が右を当てて、10人ニキは前のめりにダウン。ゴングが鳴らされた。  試合後、川島は「まいど、俺がMr.BreakingDown川島です。今日は10人ニキの気持ちは見えた。今回18戦目になります。ベルト挑戦したいのでお願いします。どんどん戦いのオファーお願いします。それと、朝倉未来さん、試合応援しています」と語った。 [nextpage] ▼第23試合 キックルール ミドル級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪〇ヒロ三河[判定5-0]×サップ西成  ともにオーソドックス構え。ヒロから前に。左の刺し合い。殴り合いを望むサップに、ヒロは左ハイでダウンを奪う。笑顔で立つヒロになおも左の蹴りのヒロはワンツーの右を当てて前に。そこで打ち返したヒロ。ゴング。  判定5-0でダウンを奪ったヒロが勝利。対抗戦は4勝3敗で大阪が勝利。ヒロは「大阪盛り上がってるな、今日は負けたよ、でも大将は負けてねーからね、また来るよ」と語った。 [nextpage] ▼第22試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪〇貴aka悪魔王子[KO]×瓜田純士  先に左ローの貴は左ミドルを当て左で押し倒すが、立ち上がる瓜田。なおも貴の右にダウンする瓜田だが、ヒザを突いて左右で前に。しかし貴が右のダブルを当てると、瓜田がダウン。貴がKO勝ちした。起き上がった貴は周囲を振り払って貴とハグ。貴は「リスペクト」の声をかけた。 [nextpage] ▼第21試合 キックルール 無差別級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪×マスターキー[KO]〇爆音那智  ステップ踏んでのマスターキーは右で飛び込み。出入り。しかし爆音那智は落ち着いて詰めて右ロー。爆音那智の右の打ち返しに右でKO! 大阪が4連勝。 [nextpage] ▼第20試合 キックルール ミドル級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪×モギ[判定0-5]〇シモミシュラン  空手ベース、サウスポー構えの長身から左の蹴り、ヒザのシモミシュランに、モギは剥がしながら跳び上がるように右で入ろうするが、左ミドルを当てるシモミシュランは、左の打撃でモギをコントロールしてゴング。  判定5-0でシモミシュランが勝利。 [nextpage] ▼第19試合 キックルール ライト級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪×283aka我武者羅[延長R 判定0-5]〇ダイスケ  ダイスケは右の打ち下ろしをヒット。ノーガードの打ち合いも退かず。左右レッシュするダイスケ。右ミドルに我武者羅は右を当てる。本戦判定は4者ドロー。1者オーディエンスはダイスケを支持。  延長R、我武者羅の右にヒザを落としたダイスケ。被弾しながらも前に出るダイスケも最後に右を返して前に。判定は終盤で打ち返してクリーンヒットさせたダイスケを5者が支持。ダイスケが勝利で大阪が2連勝を飾った。 [nextpage] ▼第18試合 キックルール フェザー級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪×龍盛[判定0-5]〇リキ  先に詰めた龍盛。リキの詰め返しに組んできた龍盛を投げるリキ。長いリーチで左右の回転はリキ。龍盛は右ミドルも距離が足りない。判定はリキが5-0で勝利。 [nextpage] ▼第17試合 キックルール バンタム級ワンマッチ 喧嘩自慢対抗戦 茨城vs.大阪〇KINGカズ[判定5-0]×シェンロン  空手&ボクシングのKINGカズ。いきなりの左右連打に後退はシェンロン。いったん間合いを置いたKINGカズが左から右ストレートの飛び込み!   左を合わせに行きカウンターでもらってダウンしたシェンロンだが、KINGカズの右ローに右を合わせに前に。ゴング。判定は5-0でダウンを奪ったKINGカズが勝利。茨城が先勝。 [nextpage] ▼第16試合 キックルール フェザー級ワンマッチ JTTvs.BreakingDown対抗戦〇竹見浩史郎[判定3-2]×よしきまる  竹見浩史郎はボクシングベース。DEEPで1勝1敗。25年2月にK-1で大久保琉唯に3R KO負け。よしきまるは空手歴25年以上、2019年極真空手全日本ウエイト制大会準優勝。  1R、竹見のワンツーに、よしきまるは右カーフ、構わずパンチで右から左を突く竹見。しかしよしきまるも右カーフ。竹見は右から左フックをガード上に突く。本戦判定5者ドロー。  よしきまるの右ローにパンチを狙う竹見。右ローのよしきまる、ワンツーの竹見だが、その打ち終わりに右ローを当てたよしきまる。ゴング。  判定は2-2で割れるなか、最後のオーディエンスが竹見を支持。3-2で竹見が接戦を制した。 [nextpage] ▼第15試合 MMAルール ライト級→73kgキャッチウェイト ワンマッチ JTTvs.BreakingDown対抗戦─有馬雄生 ※体重超過[ノーコンテスト]─カンジ  体重超過の有馬雄生。73kg契約の試合に。有馬は柔道歴15年。2019年の高校柔道インターハイ73kg級で優勝。カンジは、BreakingDown10で樋口武大に延長R TKO勝ち。MMAの練習も行っている。  1R、カンジのダブルレッグに立つ有馬。サウスポー構えから左ハイのカンジだが、詰める有馬の組みに、カンジは左ヒジを負傷。試合はノーコンテストとなった。 [nextpage] ▼第14試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ JTTvs.BreakingDown対抗戦×山下源太[判定0-5]〇ほっそん  空手ベースの山下に、元プロボクサーのほっそんの戦い。  1R、いきなり右ハイで飛び込む山下、サウスポー構えのほっそんは、蹴りをかわして右ジャブで詰めるが左が大振りになるほっそん。戦判定はドロー。  延長R、右ミドルの山下に左フックのほっそん。右三日月蹴りの山下に右を当てたほっそん。山下の右ハイをかわして左フックをガード上に叩いてゴング。  判定5-0で40歳のほっそんが勝利し、BreakingDown先勝。 [nextpage] ▼第13試合 キックルール フライ級ワンマッチ×村田将一[KO] ※右フック〇野田 蒼  野田はk-1、Krushで活躍後、RIZIN、RISEで4連敗中。24年大晦日RIZINで篠塚辰樹に1R TKO負け。村田もキック出身。  速い左ハイ。詰める村田は右を当てるが、そこに野田が右をかぶせて村田がダウン! 立ち上がれず。試合が決した。  試合後、野田は「フライ級のベルト作るしかないでしょう、K-1でも誰でも。あと次で冨澤をしばこうと思っているんで」と冨澤を指名した。 [nextpage] ▼第12試合 キックルール バンタム級ワンマッチ×池田晃樹[延長R 判定0-5]〇大野篤貴  空手ベースの両者。オーディションでは初代バンタム級王者の井原良太郎をKOしている池田は空手&ボクシングベース。大野篤貴も空手歴20年。中学生時に極真空手で欧州選手権優勝の実績を持つ。  ワンツーの連打で前に出る池田に、左のインローは大野。しかしローブローに。再開。その左の蹴りに右を突く池田。大野も右を返すと、右の蹴りにも繋ぎ、ともに向かい合ってゴング。本戦判定ドロー×4、1者が大野。  延長R、右で飛び込む池田に、大野は左ミドル。三日月。詰める池田はワンツー、大野の蹴りに右を当てるが、池田の左に大野が左を当て返してダウンを奪う。  ドクターチェック後、前に出る池田に大野は胴廻し回転蹴りでゴング。延長R判定5-0でダウン奪った大野が勝利。試合後、ケージインした井原と対戦の約束をかわした。 [nextpage] ▼第11試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ×生田侑希[判定0-5]〇寿希也  先に右カーフを当てる寿希也。生田も右を振るが、かわして右を当てる寿希也は右ハイ、さらに左ボディ。そこに右ヒザを合わせる生田。  判定は5-0で寿希也が勝利。12月のサップ西成戦に続く判定勝ち。 [nextpage] ▼第10試合 キックルール ミドル級ワンマッチ×アンディ南野[4秒 KO]〇てる  大声援を受けてたっぷり時間をかけて入場のアンディ。てるは左から右。続く右がテンプルをかすめるとアンディの動きが止まり、さらに右を受けてアンディがダウン。  試合後てるは「僕でマジで、BreakingDownが無ければアンディさんに喧嘩売れなかったです。BreakingDownだから向き合えました」とコメント。  マイクを渡されたアンディは「クソなんとも言われへん。あまりに早すぎて礼もお詫びも言えん。でも、このままで終われへん」と語った。 [nextpage] ▼第9試合 キックルール ライト級ワンマッチたつ山本隆寛  ともにオーソドックス構え。たつは左の蹴りから、山本は回転速くストレート・左ボディ、左フックを当てる山本に、ケージ背に被弾したたつも打ち返し。判定は4-0で、元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の山本が勝利。 [nextpage] ▼第8試合 キックルール ライト級ワンマッチ×江田雄一[判定0-5]〇関谷勇次郎  ともにTHE OUTSIDER出身で階級違いの両者。左ミドルの江田、関谷の右ローに詰める。しかしさばく関谷は左ミドル、右フック。江田の右をかわして右ハイ、右フックを当てる。右オーバーハンドを関谷が当ててゴング。  判定5-0で関谷が勝利。 [nextpage] ▼第7試合 キックルール バンタム級ワンマッチ×内藤 裕[判定0-5]〇レオ  内藤を誘ったレオ。内藤の右に右を強振カウンターで狙う。詰める内藤は右。左右の大振りのレオをかわす内藤はスイッチも見せ、オーソから右ストレート! 5者ドロー。延長へ。  延長R、詰める内藤はレオの左をかわして左ミドル。レオの左をかわして詰めるが、内藤のストレート後にレオは右フックでダウンを奪い、さらに右のトリプルで前に出てゴング。  延長判定0-5でレオが地元関西で勝利した。 [nextpage] ▼第6試合 MMAベアナックルルール ライト級ワンマッチ×森[判定0-5]〇外枦保尋斗  ベアナックルファイト。ジャブの外枦保に森がダブルレッグテイクダウン。立つ外枦保はケージを掴む。ダーティボクシングから森がボディロックテイクダウン。  外枦保が上になるもブレーク。森の額が切れてドクターチェック。再開。外枦保の右ハイをかわして組んだ森の投げを小手でトップ奪う外枦保がマウントでパウンドでゴング。判定0-5で外枦保が勝利。 [nextpage] ▼第5試合 キックルール フェザー級ワンマッチ×竜[延長判定1-4]〇sakkki [nextpage] ▼第4試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ〇太陽[KO]×藤井啓輔 太陽が右ハイキックから右フックで藤井をKO。 [nextpage] ▼第3試合 キックルール フライ級ワンマッチ〇ドラゴン[判定5-0]×西島恭平 [nextpage] ▼第2試合 キックルール ライト級ワンマッチ〇富永啓悟[判定5-0]×LARGEHIGH [nextpage] ▼第1試合 キックルール ウェルター級ワンマッチ〇しょーた[判定4-0]×傾奇者
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