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【RIZIN】「フェザー級ファイター全員をビビらせるような試合をする」豪語する元RISE王者・直樹を迎え撃つ芦田崇宏「王者同士の喧嘩見せてやりましょう」

2025/07/09 23:07
【RIZIN】「フェザー級ファイター全員をビビらせるような試合をする」豪語する元RISE王者・直樹を迎え撃つ芦田崇宏「王者同士の喧嘩見せてやりましょう」

直樹(右)はフェイスオフでも挑発、芦田も受けて立った(C)RIZIN FF

 2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)で開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の「追加対戦カード発表記者会見」が7月9日(水)20時より、RIZIN FF公式YouTubeチャンネルにてLIVE配信された。

 新たに発表された3試合は「喧嘩三番勝負」と銘打たれ、RIZIN MMAルール68.0kg契約5分3Rで芦田崇宏(BRAVE)vs.直樹(FIGHTER'S FLOW)が決定。


 元RISEライト級王者で、5月のDEEPでMMAデビューしたばかり(奥山貴大に1分48秒、KO勝ち)の直樹は「普段ニコニコしていい人そうと言われるけれどジョーカーの異名通り、リングの上では全くの別人になるのでよく見て注目しておいて。でね、芦田選手。DEEPの元フェザー級チャンピオン、僕もフェザー級の選手。なによ68kg契約って。情けない。しかも朝倉未来選手とかだったら分かるけれど、この程度の試合で68kg契約(フェザー級は66.0kg)はダサいよ」と、契約体重に不満をもらす。

 芦田は「どうもなにもさ、試合がなくなるよりはマシだろ。俺はその体重で準備してあなたと戦うためにオファー受けたんだよ」と、今さらごちゃごちゃ言うなと言わんばかり。


 これに直樹は「俺も別に68kgでいいってオファーを受けたから、今から変えろってわけじゃないけれど、ファンの皆さんは思っていると思うけれど情けないよ。なんでフェザー級の2人の試合で、この程度のレベルの試合でキャッチウェイトなんだって絶対に言われるよ」と続けるが、芦田は「言わせておけばいいじゃん」と全く相手にしない。

 榊原信行RIZIN CEOが「これは喧嘩祭りの喧嘩三番勝負なので、ウェイトのことはもちろん競技としてはあるけれど、この試合をお互い受けたんだから思いっきりやりあってよ」と仲裁に入ると、直樹は「せめて68kgはオーバーせずに落として来いよ」と忠告。芦田が「それは約束するでしょ。そこを破るようなヤツだったらRIZINには上がれない。せっかく喧嘩って出しているので、僕たち元王者だし、王者同士の喧嘩見せてやりましょう」と答えると、直樹も「バチバチやろうよ」とようやく2人が噛み合った。


 喧嘩祭りの喧嘩三番勝負という位置付けについて、直樹は「僕のイメージで喧嘩のイメージはないけれど、本当の俺を知ってるやつはジョーカーの二面性を知っているから楽しみにしていてよ。ボコボコにしちゃうよ」と、裏の一面を出すという。芦田も「僕もみんな喧嘩ってイメージないと思うけれど、試合になればしっかり喧嘩をしたいと思っています」と受けて立つ構え。

 直樹はRIZIN初参戦でどういう試合を見せたいか、と聞かれると「一方的にボッコボコに殴って終わらせるだけですね。ジョーカーという異名があるので、この試合どうこうじゃなくてフェザー級ファイター全員をビビらせるような試合をしますよ。この試合は別に通過点で、ここから成り上がっていく。まあ、見ててよ。俺の打撃はレベルが違うから」と豪語。

 これに芦田が「そんな簡単には終わらない」と答えると、直樹は「平本蓮のデビュー戦みたいになっちゃうよ。ボコボコにされて、平本蓮成り上がっていったけれど同じになっちゃうよ」と挑発するが、芦田は「キックルールじゃないから」と冷静に言い放った。


【写真】フェイスオフにサングラスは邪魔、と直樹のサングラスを外す芦田

 RIZIN継続参戦を狙っているのかとの質問に、直樹は「もちろん継続参戦させていただけるような試合をしますよ。社長にも、何よりファンの皆さんから直樹vs.誰々を見たい、と。前回DEEPで一戦しただけでも直樹vs.萩原見たい、直樹vs.YA-MAN見たいっていろいろな声があったのでね。この試合が終わったら、もっともっといろいろな幻想が膨らむんじゃないですかね。みんないっぱいコメント残しておいて」と自信満々。

 実は直樹、PRIDEが大好きでPRIDEのメインテーマを入場曲に使っていたほど。同じ時期にRISEで活躍していた那須川天心がRIZINにも参戦している時は、リング上からRIZIN参戦をアピールしていた。

 そのことを聞かれると「俺がPIRDEのテーマを入場曲にしてたって言わないでよ。それ内緒にしてたんだから。叩かれるだろ、お前程度が使うなと言われるだろ」と、触れて欲しくなかった様子。


 それでもようやく辿り着いた夢の舞台に「スタートラインに立った感じですね。今回で終わりって旅行気分で来たわけじゃないから。ここから注目してもらうような、一発で名前と顔を覚えてもらう試合をしますよ」と鼻息も荒い。

 ここまでの直樹からの挑発を、芦田はどう思ったか。それを聞かれると芦田は「いい人感が伝わってきちゃっているので。さっきもマイクを直してあげたりしちゃってるし。凄い無理してるんだって分かる」と、直樹が無理してヒールキャラを演じていると指摘。

 直樹は「ジョーカーって知らない? 二面性があるんだよ。いい人の部分もあるし、喧嘩するとなったら怖いとこ出ちゃうよ」と説明するも、芦田は「はい」のひと言。拍子抜けした直樹は「コイツ大丈夫かよ!」と不安を口にした。

 ここで再び榊原CEOが口を挟み、「リング上で触れあってみると分かるんじゃない。芦田はRIZINで何戦もしているし、直樹がこのMMAの舞台でなり上がって行こうと思ったら、まずはこの芦田を超えられるかどうか。そういう意味では芦田が失うものも多い中で直樹との試合はリスクしかないと思うけれど、選んでいる時点で喧嘩する気はあると思うので思い切りやってください」と言うと、直樹は「押忍、やりましょう!」とやる気を見せていた。

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